500円で写真集が出てくる! アートブック自動販売機は最高

Tokyo Art Book Fair Ginza Editionに行った。
3回も行った。
今日4回目いくかも知んない。

Sony Parkで開催中のアートブックの展示即売会なのだけど、
週末と平日とで趣が異なる。
週末は毎週出展者が入れ替わり、各店、思い想いのアートブックを展示即売している。手作り感のあるZINEなども販売中。

僕が初めて見に行った時は、横山裕一さんが来店されていて
サイン会イベントをやっていたので、2冊ほど購入した。
『アイスランド』と『PLAZA』の2冊。


『PLAZA』は実は表紙違いバージョンというのがあるらしく、
そちらを買うことができた。

これは本人降臨というきっかけがあったから購入に至ったのだけど、
アートブックフェアを見て思うのは、どれもこの購入のきっかけが
難しいなぁ、というもの。

まぁ所詮素人なので目利き的なことができるわけでもなし、
それなりに面白いなぁ、洒落てるなぁ、これ気になるというものは
多いのだけど、じゃあ買うかってなると決め手に欠ける。
それ買うんなら向こうのアレも買うべきだよね、という感じに
なってしまう。気になる、面白そうとアンテナに引っかかるものはあるんだけどそこから先の差別化がいまいちハッキリしてない。
だから、大量に買うか、買わないか、みたいな判断になって、
まぁいいか、となりがち。

それでもなんで3回も通っているかというと、
平日はアートブック自動販売機という企画をやっているから。
お一人様、1日1回だけ500円で参加できる自販機。
受付で専用のコインを買うのだけど、
コインがphotographとかartとかジャンル分けされていて、
そのコインを自販機に入れると、該当ジャンルの
アートブックが1冊出てくる。

これが、超良い。
いっそ何が出てくるかわからないくらい割り切った方が、
心置きなく楽しめる。
そして出てくる本は出展者が提供しているもので、
500円は破格で超お得、というのもある。

初めての自販機は『Gareth McConnell Photoworks』というやつ。

え、こんな立派な写真集出てくるの!?とびっくりした。

それなら次は大人買いしたろ、と思って行ったら、
お一人様1日1回の制限が。そりゃそうだよね。
でもやってみたら、次出たのは
『HILL & ADAMSON PHOTOGRAPHS』という写真集。

かなり昔の人っぽいけど誰?と思って調べたら
写真の黎明期に化学者であるアダムスと共に、
肖像写真撮りまくって写真史に名を残している人らしい。

こういう出会いがワンコインで楽しめるのすごく良い企画だと思う。
普通に売ってたら買わなかっただろうし。
思わぬ出会いが世界を広げる的な感じ。


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