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チェコ旅行、の話

チェコに行こう。

そう思ったのは去年のこと。
コロナ騒ぎもなんとなく落ち着き、渡航制限もなくなった今こそ、チェコに行くチャンスだ。

しかし残念ながら、去年は色々と不都合が重なり旅行は断念。

今年は今から宣言をし、8月のお盆連休を利用してチェコに行く計画を立てている。

まずは大手の旅行代理店を複数渡り歩き、おおよその予算とルート、現地への到着時刻などを把握した。


次に、行きたい場所のピックアップだ。
私が行こうとしているのは、東ボヘミア地方のJaroměřとŽernovだ。
どちらも前世に関わりのある可能性の高い町だ。

大手の旅行代理店では、この二か所には提携したホテルが無いようで、予約が取れないとのこと。

ならばとて、現地で旅行プランや通訳ガイドサービスをしている企業を検索して問い合わせる。
日本人スタッフのいる旅行コンサル会社にメールを送り、おおまかな旅程と、ガイドサービス等の見積もりをしてもらった。


並行して、パルドビッツェ大学の教授とメッセージのやりとりをし、あわよくば現地で対談する機会をもうけてもらう、ための下準備をする。

これを、ここ3日でやった。


……我ながら、見事な動きじゃないかい?

昨年、チェコ行きを思い立った時は、ここまでの行動はできなかった。
行き先も決めていないし、行って何をしたいのかもあやふやだった。

けれど、この一年でチェコでの目的が明確になったし、そのためにどうすれば良いかも見えるようになってきた。

今回の旅の最大の目的は、アレシュの母親の魂に会いに行くことだ。

アレシュの生みの親ではあるけど、親子離れ離れに暮らしていたようだ。

そして、「私はアレシュに母親らしいことをしてあげられなかった」と、母の魂は今でも嘆いているらしい。

だから、会いに行って、母を安心させる。

母の魂は、たぶんŽernovに行けば会える気がする。
ŽernovにはRýzmburk城の跡地があり、そのすぐ近くなホテルもある。
きっとそのホテルに泊まれば、母の魂と夢で会話できるような気がする。

母を訪ねて600年。

このドキュメントを、どこかの出版社で本にしてくれないかしら!

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