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マーケティングするざます、の話

さあ。
出版を夢見る私であります。

出版することが目的ではなく、本が売れて、読者の役に立つことが最終目標です。

そのため、どんな本をどんなふうにしたら売れるのかを、あれこれ考えるごっこをしてみようと思います。


まずは、本のジャンルと読者ターゲットのマーケティングから始めましょう。

私が出版しようとする本のジャンルは、ざっくり言うと「スピリチュアル系」に分類できると思います。

読者ターゲットは「スピリチュアルに興味を持つ女性」です。
おおよそ15歳〜49歳を仮のターゲットとしてみましょう。

日本の人口分布図を見ますと、15歳〜49歳の女性は約2400万人ぐらいでした。

ある調査によると、「スピリチュアルに興味がある女性」は全体の4割だとか。
その数字を信用して、

2400万かける4割=960万人

で合ってますでしょうか。
スピリチュアル系の商材の、潜在的市場はそのくらいと見て良いざましょう。

さて今度は、通販サイトなどの売れ筋ランキングを見て、どういったタイトルの本が上位に来るのか見てみましょう。

・占星術
・星座占い
・アニマル占い
・数秘術
・誕生日占い
・タロット占い
・手相占い
・ルーン占い

上位は、いわゆる「占いのハウツー本」が多い傾向です。

もう少し順位が下がると、

・開運の方法
・前世を知る方法
・運命の人の見つけ方
・自分を知る方法
・お金を引き寄せる方法
・私が◯◯になった方法

など、やはりハウツー本。このラインでは、書籍の目的がはっきりしたものが多く売れているようです。
女性目線で考えると、「私も◯◯になれる」という希望を持たせてくれるようなタイトルに惹かれるのかしら。
女の子は、いくつになっても変身したがる生き物ざます。

それより下位になりますと、

・ツインレイ
・波動
・スターシード
・セルフカウンセリング

などの、よりディープなスピリチュアルワードの本が並ぶようになります。
ここまでくると、購買者も限定されてくるというか、万人受けはしないと思われるタイトルが目立ってきます。

「前世の記憶」などはランクインしておりませんでした。残念!
(2024年4月30日Amazon売り上げランキング参照)

これらの売り上げシェアはどのくらいなんでしょうね?
今回はそこまで調べることはしませんでした。

なぜかというと、「ジャンルで売れるというより、著者の知名度で売れ筋が決まる」と感じたからです。

要は、売れ筋のジャンルのものを、人気のある人物が書けば売れる、という構図です。
例えば「手相」の本が2冊あるとして、どちらも同じようなクオリティの出来栄えだとします。

一方の著者が名もなき占い師なのに対し、もう一方はタレントの秀平さんの著作だとしたら、極論ですが島田さんの方が売れるということです。たぶん。

出版社の会議を通すにしても、「この著者には何万人のフォロワーがついている」というのは強力な武器になるでしょう。

ごっこは、このぐらいにしましょう。
机上でこれ以上考えても、ごっこ以上にはならない気がしてきました。

で、この「売れたい」が強くなりすぎると、迷惑ユーチューバーになったり、あるいは情報商材詐欺やセミナー投資にお金を注いだり、本末転倒なことに繋がるんだろうなぁ、とか考えたところで、今回の記事はおしまい。





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