2020年はどんな年になるのか。

明けましておめでとうございます。昨年の12月は、シーズンが終わったJリーグの推しチーム、川崎フロンターレの移籍情報に一喜一憂(今のところ”憂”の方が多い)していた。

特に、年末に噂が急に出てきた阿部選手の移籍(年明けに正式に発表された)には、愕然とした。とても好きな選手で、フロンターレがこの3年でリーグ2回、ルヴァンカップ1回の優勝を実現できたのも、阿部選手の存在が一つの大きな理由だったことは疑いようがない。とはいえ、サッカー選手の移籍というのは日常的というか、常に流動的に選手は動いていく業界なので仕方ないといえば仕方ない。好きな選手であることは変わらないし。願わくは、新シーズンでフロンターレ戦では活躍しないでいただきたいところだ。そしてリーグ3連覇を逃したフロンターレの今後の移籍、補強状況も気になるところだ。

そして年末年始はどうしてもテレビを見る機会が増えてしまう。子供が冬休みでやることがなく、ず〜っとテレビが付いている。自ずとCMも耳に入ってくるのだが、その中でもiPhoneのCMで流れてくるMadeonの「Dream Dream Dream」にいちいち反応してしまう自分がいた。

この曲は、マデオンの11月にリリースされたニューアルバム「Good Faith」の冒頭を飾るナンバー。このアルバムが、マデオンらしくて個人的にとても好きなアルバムだったので、ついつい曲に反応してしまった。

スマホも毎年進化しているが、どこまで進化していくのか。iPhoneも毎年新しいバージョンが出ているが、今度はどんな進化を遂げるのだろうか。

音楽業界で見ると、日本ではヒゲダンことOfficial髭男dismが大ブレイクを果たし、「Pretender」という大ヒット曲も生まれた。とはいえ、オリコンの年間シングルランキングでTOP5の曲がどれも聞いたことがない、というのは、近い業界にいる身としては色んな意味でヤバいと思った。

海外に目を向けると、年末にはレッチリの元ギタリスト、ジョン・フルシアンテがバンドに復帰するというニュースがあったり、ジャスティン・ビーバーやストロークスも2020年にニューアルバムをリリースすることを発表するなど、楽しそうである。オリンピックの影響でフジロックの時期がずれたり、サマソニではなく「スーパーソニック」という1年限りのイベントになったりと、日本の夏フェスは大変そうだ。個人的にはRage Against The Machineのライブを見てみたい。

そして日本に置ける2020年の最大のトピックスといえば、「オリンピック・パラリンピック」以外にはなかなか挙がってこないだろう。開会式や閉会式に、一体どんな人が登場するのか・・・世界に誇れる日本の人って、どんな人がいるのかあんまりパッと思いつかない。日本(海外でもアジア圏?)で認知度の高いアイドルを起用しても、ドメスティック感は否めないし。その辺りは日本の音楽業界、エンタメ業界がしっかりと見ておかないといけないような気がする。競技もセレモニーも「大成功」と言われる大会になってほしいものだ。アフター・オリンピックで街や国そのものが燃え尽き症候群にならないように、政府含めて日本は踏ん張りどきを迎えるかもしれない

何はともあれ、楽しくてHappyで、充実した1年になってほしいな、と。

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