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3歳の娘が隠れ弱視だった話 7.眼鏡を作りに行こう!(どこで?)

こんにちは。近藤ろいです。

今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。

普通の3歳児健診で発見されました。

今回は、見つかった時~治療が定着するまで のうち、医療につながった以降、治療用メガネづくりのあたりの話題です。


発覚から眼鏡装着開始まで18日間のスピード展開

2回目の診察は、初診から1週間後でした。
土曜日の午前中に夫が対応してくれたのですが、ここでは淡々と処方箋を頂いたくらいでした。

同じ土曜日の午後には眼鏡を作りに行くことにしました。

発覚から3週間で眼鏡装着開始

発覚から治療開始までをまとめると、

水曜日 3歳児健診で要精検
土曜日(発見から3日後) 眼科初診
翌週の土曜日(同、10日後) 眼科再診、診断書発行→そのまま眼鏡屋さんへ[イマココ]
翌々週の金曜日(同、17日後) 眼鏡出来上がり、装着始める
翌々週の土曜日(同、18日後) 眼鏡を受け取った次の日、眼科へ行き眼鏡の確認

というスピード展開でした。

3歳児健診の屈折検査で引っかかったらとにかく急ぐ!

色々調べる中で、視力は6~8歳くらいに固定されると知りました。
この時点で娘は3歳8ヶ月。
あと2年と数ヶ月しかありません。
少しでも早く治療を始めた方がいい、という思いでした。

もっと早く気づいてやれればよかったとか、
やっと気づくことができたからこそ、時間を無駄にしたくない、という思いもあったと思います。

この時、自分は下の子の育児休業中で、上の子の視力の問題がわかった時点で
あと約1年間、仕事を休むことになっていたのですが、
「今わかったのは、このことにきちんと向き合って治療をしていく基盤を作りなさい」という意味なのかなあ、と思いました。

ということで、ちょっばやで治療用眼鏡を作りに行くのだ…どんな眼鏡店で?


どんな眼鏡屋さんで眼鏡を作ればいいのか?

これはかなり迷いました。ネット上の体験記でもあまり情報がなかったからです。
私の場合、何とか通える範囲にあったのは、3店舗。
特色がよく出ていると思うので比較して書くと、

(1)JINS

最寄り駅の近くにあり、最も生活圏内→壊れてもすぐ調整に行けるところにある。
メリット おしゃれ。安価。
所感 少なくとも私の通える所にあった店舗はトマトグラッシーズの取り扱いはなく、JINSオリジナル商品について「処方箋と合うものがあればすぐ作りますよー1」、と親切丁寧に教えてくださいました。
よく壊れる場合などのセカンド眼鏡作成によいと感じました。

(2)個人経営の眼鏡専門店
電車で1時間くらいのところにある専門店。
メリット ホームページを見る限り、眼鏡治療や斜視等について熱い思いと専門性を持ち、独自の眼鏡フレームなどの開発もされている。
所感 主治医に一言「ここはどうですか?」と尋ねてみたところ、「専門性は高いが、時々処方箋通りに作られないこともある…」という口ぶりでした。熱い思いの果てに?

(3)小規模のチェーン店の眼鏡専門店
バスで1時間くらい、電動自転車で30分くらいの大型ショッピングモール内にあるチェーン店。
メリット トマトグラッシーズの取扱いあり。独自の保険あり。

ということで、悩んだ挙句(3)に行くことにしました。
もしも主治医があまり説明してくれない所だったり、専門性に疑問を持っているのなら(2)にしていたと思います。
でも今回は(3)で。

(2)なら、治療の伴奏者として色々コメントや励ましを頂けたのだろうなあと思います。
実際(3)は、2ヶ月に一度くらい調整に行くのですが、淡々とした感じです。

もしも「ううう…この子は治るんでしょうか?」と弱音を吐いたなら、
(2)は「大丈夫だよお母さん!」と様々な利用者さんの事例を挙げて励ましてくれそうだし、
(3)のとこならちょっと困ってしまわれそう。眼鏡の専門店だけど、治療者ではない(装具屋さんに徹する)という線引きがありそう。

だけど私が眼鏡店に求めてるのは精神的支えではないのよねえ。
そういうのは夫や、インターネット上ですれ違う同じ状況の方で満ち足りております。
そして(3)は独自の保険や定期調整の案内など、制度により支えてもらっていると感じます。

ということで(3)の眼鏡専門店で眼鏡を作りに行くことにしました。

(3)に通ってみて良かったのは、

  • 夜21時まで開いているので、保育園帰宅後にフレームをへし折った(!?)時に直しに行けた。

  • 大型ショッピングセンター内にあるので、通った後の本人のお楽しみがある(おもちゃ屋さん物色、フードコート…)。

  • 同じ理由で、親にもお楽しみがある(食材や日用品をついでに買って帰れる、大型のダイソーがある…)

子どもの眼鏡治療の拠り所って、ただ単に専門性が高いだけでなく、いかに子どもや親の日常生活に組み込みやすいかも大事だなあと痛感しました。
ということで、現在でも通っています。