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4歳の片目弱視 4.保育園の友達の反応

こんにちは。近藤ろいです。
今日はいつもの話。

今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。
左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。

このシリーズは、発見→治療開始 の後の話。
娘本人の受け止めや周りの反応の話ができればと思います。

前回は母親(私)の受け止めでした。

今回は保育園での反応について。


保育園のクラスメイトの反応

治療用眼鏡をかけることになった娘。
学年で言うと年少に当たります。

気になるのは子ども同士の反応。
3、4歳らしい無邪気さと残酷さでもって、「わー眼鏡!」「なぜかけるの?」「貸して?」と質問攻めにするかとしれません。

その辺りは娘本人も気にしていたので、「貸してって言われたらどう答える?」など軽くロールプレイしてから登園に臨みました。

それでも心配な私…周りの保護者さんの目も気になる

「うわぁ…あの親動画見せすぎたのかなあ」とか思われるのかなあ。
自分はいいとして、子どもがそう勘違いされるのは気の毒だなあ。

当初、頭の後ろに回す眼鏡バンドのところに「これは治療用眼鏡です」と書いた布タグを着けようかと思ったくらいです。
あとはヘルプマークぶら下げておくとか。



いよいよ当日

担任の先生も配慮してくださり、着用当日と翌日はさりげなく眼鏡で保育に当たって下さりました。

子ども達には事前に担任の先生から「○○ちゃん、眼鏡を掛けることになったの。先生もおうちでは眼鏡なのよ。今度掛けてきてあげる」と予告されていたようです。
保護者である私には「こうしてあげましたよ!」とおっしゃることもなく、自然にご配慮を頂きました。
(子ども本人から聞いて、先生に確認して発覚)


こういう、お人柄の透ける、心から優しく聡明なお仕事を目の当たりにすると、助けてもらっている側としては頭が上がりません。

そんな担任の先生も、気にして下さった子ども達の反応。
お聞きしたところ、初日の結果は…

「全くのスルーでした」

クラスの誰も何も言わず、普通にルーティンをこなしていったそうです。

ぇえええ!? そんなことあるの?!

先生のご配慮が行き届いたからでしょうか。
それとも3、4歳の柔らかい心には「あ、言われていた通りの眼鏡ね、ハイハイ」と受け入れられたのでしょうか。

良い意味で拍子抜けの結果でした。

なお保護者さんもほとんどがスルーでした。
お一人だけ「眼鏡なん?」と気さくに声をかけてくださった方がおられました。
娘と同級生のお子さんをお持ちなのですが、ごきょうだいが近視で眼鏡を掛けることになって…というお話でした。

お友達からの反応。
意外と平和。

次回は「かわいそうおばさんからの反応」です。


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3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、

簡単にできる布アイパッチの型紙を提案したり、

習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。

てはまた〜!