【公務員ワーママ転職記録】私の退職交渉
先週、直属の上司と退職交渉をしてきた。
退職は6月末で時間に余裕はあるけど、
内定もらってやめることは確定しているし、
それなら早めに伝えたほうが職場にとってもやりやすいだろうと思って、
不安な気持ちを抱えつつ、上司にアポをとり、面談にこぎつけた。
先に結果を伝えると、想定していたよりもすんなり上司は納得してくれ、
翌日には上司から人事に伝えてくれた。
他の人の体験談ではこじれた話が多かったので、
正直なところ、面接より緊張していたけど、
全く引き留めに合わなかった。
(私が「いらない子」だった疑惑はあるものの)
普段から上司と良好な関係を築こうとしていたのがよかったかもしれない。
ただ、他の人の参考になると思われるところもあるので、
前置きが長くなってしまったが、今日はそのことについて書こうと思う。
交渉相手
1.首席(課のNO.1)
4/1付けで異動してきた。
過去に一緒に働いた経験アリ。
昔社宅に住んでいたころは、近所だった。
2.次席(課のNO.2)
前年度からの残留組。
何度かいっしょに働いたことがあり、よくフォローしてもらった。
人の好き嫌いがはっきりしているタイプ。
管理職になってから、ややパワハラ気質が目立つようになった。
今回の交渉の不安要素。
不安要素
人事異動でメンバーの半分が入れ替わった中、前年度から残留している私は貴重な戦力(と思っている)
5月半ばから2か月間、育休に入る職員がいる
不妊治療中で休みがちな職員がいる
法改正への対応で、昨年度より業務が増えた
業務目標が本省から設定されており、その達成のため首席・次席がピリピリしている
次席が同僚にパワハラまがいのことをしていたので、明日は我が身と思っている
やったこと
ミートキャリアのセッションで、トレーナーさんと事前に作戦会議をした
どう話を切り出すか事前にシナリオを考えた
首席・次席には、事前にメールでアポを取った
アポの時間は終業15分前
退職理由について「新しい環境で挑戦したいことがある」と伝えた
転職については家族も納得済みで、入社日も決まっていることを伝えた
職場への感謝の気持ちと、期待に応えられなくて申し訳ない気持ちを素直に伝えた
退職まで、残務処理や引継ぎに誠意をもって務めることを約束した
なお、この交渉の時点では、退職願は用意していなかった。
うちの職場のフォーマットがわからなかったし、まずは口頭できちんと説明しようと思っていたので。
こじらせた場合の対策
しつこい引き留めに合うとか、翌日以降村八分にされるとかいう事態になった時のために、次のような対策を一応考えていた。
しつこい引き留めにあったら、終業のチャイムでいったん話を打ち切って後日仕切りなおす
本件が握りつぶされそうになったら、退職願いを用意して人事課に訴える
課内で村八分にされたら、無理矢理年休を消化する
次席の反応がわからず、交渉はかなり不安だったけど、
上のような対策をあらかじめ考えたおかげで、落ち着いて交渉ができた。
不安を解消できないままだったら、自分の言葉でちゃんと伝えられなかったかもしれない。
うまくいった要因
私なりの考察だけど、すんなり認めてもらえた要因としては、次のことがあげられると思う。
決意の固さが伝わった
あえて「家庭の事情」を出さなかった
現職の不満点を言わなかった
1について、「入社日も決まっていて、家族も納得済みなら、説得しても仕方がないなぁ」と上司はコメントしていた。
あと、自分の言葉で退職理由を説明できたのも、決意の固さが伝わったポイントだと思う。
2と3について、転職を意識するようになったのは、今後のキャリアや家庭との両立に対する不満からだったけど、
交渉の場ではそのことにつて、あえてあまり触れなかった。
不満を言うと、「じゃあ、・・・という条件ならどう?」と
相手に交渉の余地を残してしまうので、
「よそでやりたいことがあるんです!」と言い切ってシャットダウンした。
この点は、他の人の体験談が参考になったと思う。
これから
上司との面談後、私の退職の話は、上司から人事課、上層部へ伝えられて、あとは退職に向けて淡々と手続きをこなしていくだけだ。
課のメンバーには、連休明けの私が不在にしているタイミングで、上司から退職のことを伝えてくれることになっている。
個人的に仲良くしていた人には、その前に自分から伝えようと思っているけど、まだ伝えられていない。
面談の時、次席は「新しいところでがんばってね」と言ってくれたけど、
内心どう思っているのかわからない。
わからないけど、私へのあたりが特に強いようには感じないし、
気にせず残りの期間を誠実に勤め上げようと思う。
最後に年休消化について、実は30日くらい残っていて、
全部消化するのは現実的に難しいとしても、
スポットで何日か取って、最後の一週間全部休みにできたら最高だな、と思っている。
もしうまく取れたら、やりたいことリストにあげていたことをやってみたいな。
以上、ここまで読んでくださってありがとうございました。
私の経験が、誰かの参考になったら、うれしいです。
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