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祝福の行進 パナマ独立の祝い方

11月の初旬,パナマでは独立を祝う祝日が続きます.
11月3日がコロンビアからの国としての独立を祝い,その他は地域ごとの独立を祝う日が続きます.今年は11月2日~9日.まさにパナマ流ゴールデンウィークでした.

学校では6~8日の期間は授業がありますが,ほとんどの生徒が地元の独立を祝うために帰省しています(笑)
私が暮らすべラグアス県サンティアゴ市の本番は11月9日.
この日はパナマ全国各地から大勢の人が祝福のために私の町を訪れます.
”この日は来ないといけないよ”と同僚から釘を刺されていました.
*当日その同僚はいませんでした.

11月9日朝7時、外から音楽が聞こえてきます。

●祝福の行進 desfile

警察隊

ベラグアス県の旗を持った子どもの行進

伝統衣装のポジェーラ

マーチングバンド

各地の学校から団体が集まると聞いていましたが,警察や一般の団体(?)も多数見かけました.その団体数133団体.

各団体がバンド、バトン、ダンス、行進などのチームから構成されています.通りをマーチングバンドの音色や全国の伝統衣装が彩ります.パナマの伝統衣装のポジェーラには見とれてしまいます.

●行進の通り

Universidad Laatina de Panamá ラティーナ大学からスタートし,ピンのついた場所まで約2時間ほどかけて歩きます.

私も浴衣を着て同僚の教員や生徒たちと参加しました.
"¡YUKATA!"  "¡Japóne¡" "¡Japan!"たくさんの方々から声をかけて頂きました.
ミッキーは毎日こんな気持ちなのかな.

しかし,この祝福モードは収束する気配を全く感じさせません.

果てしなく続く行進。23時過ぎまで続きました。

●まとめ

行進中この通りはずっと通行めです。
しかし、面白いことに横断のプロフェッショナルの彼らがこの行進を横切る人は全然見当たりませんでした.
彼らにとって独立が、この行進がいかに大切なものであることが伺えました.
現地の祝日とその意味合いを知ること。
それは私が思っている以上に現地の深い理解に繋がっているのかもしれません

日本の祝日のこと,話せるようになっておこう.

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