見出し画像

授業時間35分~80分!?驚きの時間割

私が高校生だった頃,1限50分,休み時間10分でした.
しかし,任地の学校はなんと35分,40分,70分,そして80分と多様です.
どうしてこのようになるのでしょうか.ご紹介します.

ノルマル教員養成学校 La escuela de Normal
玄関や校内に美しい彫刻が見られます.

●曜日によって変わる

私の学校の始業は7時,終わりが12時35分です.
月曜日と水曜日は授業時間が1限35分,その他の曜日は40分です.
月曜日は朝に朝礼があり,水曜日は授業が早めに終わり,浮いた時間で各教科の教員が教科会議を行います.

●休み時間がない

授業間の休み時間がありません.
そのため,生徒はある授業が終わったらすぐに次の授業を受けることになります.移動教室の場合,生徒はすぐに移動しなければいけません.
4コマと5コマの間には15分の中休みがあります.

**

●授業時間70分・80分の仕組み**

休み時間がないため2コマ連続で同じ授業が行われた場合,
月・水曜日では70分,その他の場合では80分となります.

●理科授業

私の場合,理科の実験は70分又は80分の際に行います.
しかし,移動教室,かつ,前の授業が必ずしも時間通りに終わりりません。
そのため授業の展開には苦労しています.実質60分弱がほとんど

一方向的な講義形式の授業では,生徒の集中力が途切れている様子が散見されます.これはつらいですよね.
私も寝てしまうかもしれません.

●対策

私が学校の制度を変えるようなことは考えていません.
大切なことはこの環境に合わせた手立てを考えることだと思っています.
授業を細分化する.
生徒に積極的に活動させる.
時にはアイスブレイクなどのリフレッシュさせる活動の必要性を感じています.

生徒を飽きさせず,授業時間をいかに有意義なものにするか現地教員と考えていきたいと思います.

#青年海外協力隊 #教育 #中南米 #授業

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?