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理科室の住人

配属先には少なからず教材があります。とってもありがたいです。JICAの予算で買ったもの、日本では見たことない教材、生徒たちが制作したリサイクルの作品などです。

しかし、授業で使われているところは見たことはありません。”使い方が分からない”、”使うのが面倒くさい”いろいろな理由があるのかもしれません。

トイストーリーを思い出しました。やって来たばかりのおもちゃはチヤホヤされ、古いおもちゃはだんだん相手にされなくなっていく。

大学の講義のように行われている理科の授業を変えるためには彼らの力は鍵になると考えています。何故ならば、それらは”既存のもの”であるからです。”既存のモノでできることを考える”。習慣は教員として大切な素養だと思っています

理科室のインテリアと化している彼ら(教材)にスポットを当てていこうと思います。教材に悩んでいる人のヒントにもなるかもしれない。

彼らの中にはとても魅力的な造形をしているものもあります。

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理科室のマドンナ 体循環を学ぶモデル 


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