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シティリーグ福山で「ライライジラサン」を使用してみた感想

はじめに

note初投稿メガうなです。先日行われた福山のシティリーグに当日枠で参加してきました。周りの多くの人がnoteを書いてるのを見て面白そうだと思ったのと、せっかくシティリーグに参加したので記念にと思い、使用したデッキの使用感等の記録を軽く書いてみようと思い投稿に至りました。実際に使ってみてよく分かった、デッキタイプの初歩的な特徴や現環境での立ち位置等を文字に起こして自分の中で整理する目的で書きました。以下本文です。

結果と使用デッキ

4月21日の福山シティリーグ、使用デッキはライライジラサンで、3勝3敗で予選落ちという悔しい結果になりました。デッキレシピは画像の通りです。

よくあるレシピを回してみて、少し好みであなぬけのヒモやジラーチ、ククイなどの枚数を変更しました。

あなぬけのヒモ3

あなぬけのヒモは、序盤に後ろの種を狩ったり、準備中のTAGTEAMにアサルトサンダーを撃ちたい機会が多かったので3枚にしてよかったです。

ジラーチ4

よく見るレシピではジラーチが3枚のものもあります。回してみると、タンカはサンダーに使う必要があり、ジラーチにタンカを使う余裕が無く、ジラーチが1枚サイドに落ちてたらかなり動きにくくなると思い4枚にしました。サンダーやタンカを増やすよりジラーチを増やしたほうがスタートできる確率が上がるのでここを増やしました。

ククイ博士2

4枚目以降のエレキパワーがあれば強いと思いククイ博士を2枚採用しました。しかしククイ博士以外のサポートを使えないのが思った以上に使いづらい場面があり打点として活躍することはかなり少なかったのでこの枠は別のドロサポにしたほうがよかったです。

構築が典型的なものに近いため他の細かい採用理由は割愛します。


デッキ選択について

ライライジラサンを使用した理由は、最近衝動買いしたジラーチのスリーブのイメージにぴったり合ったデッキだったのと、テキストが公開された時から「ライチュウ&アローラライチュウGX」の効果かなり好きって話をしてたら、サークルの後輩が数枚プレゼントしてくれたので、それを活躍させられるデッキを使いたいと思ったのが主な選択した理由でした()

…というのは冗談で、このデッキを選択した理由は「カプ・コケコGX」や「あなぬけのヒモ」を駆使する事で、環境に多いと思っていたレシリザ、ギラガブ(ウルネクの無いギラマネロ)、サナニンフ、あたりと十分やりあえて、その上、急増しそうだと思っていたフーパブラッキーに有利なデッキだと思ったからです。実際に決勝トーナメントに進出したデッキを見るとこれらのデッキに加えてゾロアーク系統のデッキが多かったようです。


当日のマッチング

予選のマッチングです。レシリザ、ガブギラ(ギラマネロ)、サナニンフ、フーパブラッキーなど流行りのデッキタイプとは良い試合運びができると思ってましたが、1戦目で想定外な不利なデッキと当たり負けてしまい、勝ち上がるデッキと当たりにくくなったせいか思ったよりマッチングしなくて残念でした。覚えてる範囲で対戦の内容を書きました。

対戦内容

1戦目マタドガス戦は、出さないことには始まらないデッキの狡猾油のジラーチくんがガスやヘドロでバタバタ倒れていって大惨事でした。サンダーがバトル場に残ったままジラーチが倒されるとかなり動きづらいのでそこも辛かったです。最後は種切れ防止のために出さざるを得なかったライライが傷をえぐられて終わりました。マタドガスもエレキパワー1枚では倒せないのでどうやっても勝てないくらいのマッチだったので仕方なかったと思いました。いい洗礼を受けました笑

 2戦目のウルネク戦はイカがたくさん並んでてウルネク要素が見えてなかった(隠されてたのかもしれない)のでガブギラだと思って普通にジラーチを並べたのが負け筋になりました。プラン通りに回ってサイドレース有利だったけどリセットスタンプで止められ、綺麗に滅亡の光でまくられたので惜しかったです。

3試合目は身内戦で、ガブギラでした。相手はギラマネロプランだったのでお札が貼られたギラティナを放置して後ろのイカ達ををグズマとヒモで狩り続けて勝ちました。「ここで身内とあたってしまったかーー」って台詞は2連敗卓じゃないところで言いたかったですね笑


4戦目もガブギラでした。こちらが初手事故り気味でかなりきつかったですが、序盤はイカを倒し、相手がガブギラプランで来てくれたのでリセットスタンプで誤魔化しながらカプサンダーGXをいい感じに決めてそのままの流れで勝てました。途中、ベンチのボードが付いているジラーチがジージーエンドでデリートされ、サンダーがバトル場に残った状態でターンを返されたのがまあまあ面倒でしたが手札がまだあって動けたし、結局そのターンはサイド取られてないので普通に前を倒す方が強かったような気もしました。リセットスタンプで手札を1〜2枚にされたターンにこの動きをされていたらかなりきつかったと思います。

5戦目のピカゼク戦は、こちらの序盤の展開が弱かったのとコケコGXがサイド落ちしててかなり辛かったです(しかし相手の方も序盤フルドライブをしてもカプサンダーケアで控えめにエネを貼っていた)。リセットスタンプで手札減らされたのと序盤の展開の弱さが響いてバリヤードを立てられる余裕が無く、リセットスタンプで相手の手札を減らしながらライライでピカゼクをいい感じにマヒらせるも(アセロラが無ければ動けない、グズマを使われればライライが無傷で番が貰える)スタンプのドローでアセロラを引かれ、解決されて詰んだので投了。

6戦目はルガゾロ。サンダーくんお得意のゾロア狩り無双。二個玉を引けず殴られないターンもあり、そのままテンポを取れる。サイド残り1枚の時にリセットスタンプ使われたけど、グズマさえ引ければ勝てたのでねがいぼし×2でグズマを全力で探して勝ち。そのターンにグズマ引けなかったらまあまあ怪しかった。

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シティリーグの自分の対戦を通して感じたことは

「リセットスタンプは使っても使われても強い」


ということでした。周知の事実ですね。この事については後でまた詳しく書きます。

ジラーチサンダーの特徴

ここからは今回使用したライライジラサン、というよりジラーチサンダーのデッキタイプを実際に構築したり使用してみて思った、このデッキタイプの特徴を書いていきたいと思います。

強い点

良いと思った点は、ジラーチやデンジを駆使してそのターンに使いたいカードを持ってきて器用に動くことができ、相手を詰めていくのが使っていてとても楽しいことです。慣れてくると、適度に品良く上手ぶれることができ、ドヤ顔指数が高く、対戦に勝った時はとても気持ちがいいです。

やはりカプ・コケコGXというカードがかなり強力で、流行りのTAGTEAM相手でもこのカードを上手く使う事ができればかなりいい試合運びができした。また、非GXが相手で、アサルトサンダーで打点が足りない時にも便利です。デッキ名には入っていませんが、

このデッキが一線で戦えるのはカプ・コケコGXのおかげだと言っても過言ではない

と使用してみて感じました。

また、新弾が出て環境が変わるたびに様々な強力なお友達(UBやライライTAG等)を引き連れて、環境に柔軟に対応することができることもデッキタイプとして魅力的です。非GXがメインのデッキなので、環境の流行デッキの「タイプ」によってそれが向かい風になることは少なく、むしろ追い風になることが多いのもジラサンの強みだと思います。

弱い点

一方で悪いと思った点は、ボードが付いたジラーチを継続して上手く用意できなかったり、終盤にリセットスタンプを使われたりするとかなり苦しい動きしかできなくなり弱くなる事だと思いました。特に後者が致命的で、せこせこ集めていたフィニッシュ用のエレキパワーや鉢巻、グズマ等が毎試合当然のように流されていくのは割と絶望的でした。 ボード付きのジラーチが居ればそこから立て直すことはできますが、かなり苦しい展開になりがちです。

ジャッジマンと違い、手札が1〜2枚にされてしまうとねがいぼしを使ったとしてもリーリエなどのドロサポを引かない限り手札のリソースが足りずにまともに動けなくなることも少なくありません。

リセットスタンプとトップで引いたカード、ねがいぼしの機嫌次第では一気に激弱ムーブになり、そのまま押し切られることもざらでした。終盤にリセットスタンプが少なくとも1回は使われて当然な環境なのでジラサンデッキは環境的にかなり向かい風なのがよく分かりました。

しかも、前述したような、例えば、「レシリザが流行っているから草タイプは環境的に厳しいなぁ」といった流行のデッキタイプによる相対的な向かい風ではなく、これからもレギュレーション落ちするか代用カードがでるまではずっとどのデッキにも高い頻度で採用されるであろう新規カードのリセットスタンプが向かい風の要因だというのが本当に致命的だと思いました。


気がついたら長文になってましたが使用感をまとめると、

ジラーチサンダーのデッキは、必要なカードを手札に蓄えて柔軟に立ち回るのが強いデッキだけど、リセットスタンプの登場によって終盤の安定した強い動きが難しくなり、従来のジラサンの強みが激減してる

なぁって感じです。

現環境とリセットスタンプの関係

他にリセットスタンプを使われると極端に厳しくなるデッキとして例えばズガドーン単デッキがあります。これもジラサンと同様に手札をフルに使うデッキであるため、リセットスタンプの登場でかなり衰退しています。逆にリセットスタンプに対応できるデッキを考えると、中〜終盤に強い盤面を完成させ、その盤面で戦えるようなTAGTE AMデッキやカラマネロ系統のデッキ、また、盤面でドローやデッキ圧縮ができるゾロアーク系統のデッキなど、現環境で強いと言われているデッキが挙げられます。こうして考えるとリセットスタンプというカードが環境のキーストーンになっていることが明白ですね。

最後に

ジラサンを今の環境で使用してみたことで、リセットスタンプの刺さり方、特にサポートカードの「N」がレギュレーション落ちした後に登場してきたSMレギュのデッキタイプに対する刺さり方について考えるいいきっかけになりました。

今回のシティリーグでは良い成績を収めることはできませんでしたが、ポケモンカードの環境についてよく考えるいい機会になったと思います。あと、馴染みのある山口勢の方々が上位入賞して盛り上がったり、サークルの新入生も一緒に参加できたりして単純にすごく楽しかったです。次参加する時は楽しむついでに良い成績も収められたらいいなって思ってます。

軽く書くつもりが考えていることをそのまま書いていたら思ったより長くなっていました。 ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。気が向いたらまたこんな感じの記事を書きたいです。

それではまた。




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