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2024年4月25日

一年間通うことになったとあるスクール。

13時に教室に集合。
今日教わった事は
「意識する」
「探す」
この2点が大事だと講師の方が言った。

意識すること、無意識でやってしまっている事。
自身で気づけるように。

そして、与えられた情報に対して
解釈をせず、決めつけない事
絶えず探す事。

難解。でも理解。
納得して授業は解散。


折角の遠出なので教室近場で
最近知ったブーランジェリーという
ジャンルのお店を探すことに。

ブーランジェリー(仏:boulangerie)とは、フランス語パン屋意味する言葉である。パン製造・販売する店舗を指す一方、特にフランス風パン提供する店舗を指すことも多い。フランスではバゲットクロワッサンなどの伝統的なパンが主に製造され地域によっては特色あるパン提供されることもある。なお、「ブランジェリー」と表記されることも多い。

weblio国語辞典

最初に寄った教室に一番近いところは
定休日だった。ざんねん。

ポケモンGOをしながら歩く。
次の店舗では大きいフランスパンのような
パンがあった。ハーフサイズを買う。

大きい

お店の人が気さくに話す人だった。
もうお店を構えて10年以上だという。
人気のベーグルは開店と同時に売り切れてしまうと。
次は早くきますと伝え、お店を後にした。

そのまま駅前へ。
3店舗目はザ・ベーカリーといった感じのお店。
カヌレもある。
ポンデケージョはありますか?と聞いたら
無いとのこと。少しざんねん。
私が今一番好きなパン。

ここではソーセージのパンを買った。

4店舗目、ブーランジェリーではない。
と思う。なかなか素人目にはわからない。
雰囲気が明るくて良かった。
キャラメルとチョコチップとバナナの
複雑な甘いパンを買った。

それら三つをリュックに入れて持ち帰る。

電車に揺られ1時間ほど、
借家の最寄駅に着く。

駅を出て前を通るたびに入りたかった
駅前の居酒屋に行った。

常温の菊正宗を1合と
串3本、焼きそば、鰯の丸干し。
どれもとても美味しい。
鰯の丸干しが一番美味しかった。

店主と常連さんの会話が弾んでいる。
とても暖かくて良い雰囲気のお店。
もっと早く来たら良かった。

会計時に家が近いのですか?と聞かれた。
ずっと来たかった事、ご飯が美味しかった事
明日も休みだから立ち寄った事を言った。

また来てくださいと、
それに対し是非、ご馳走様でしたと言った。
1000べろ、とは行かなかったが
2000円弱べろでとても良かった。

借家に帰着。
最初のフランスパン的な大きなやつは
明日以降食べる。

ソーセージと甘いパンを
レンジのトースターで温める。
温めながら途中の自販機で
ホットコーヒー(¥140)を買おうと思い
財布から550円を手に取る。
温めたパンをレンジの皿ごと外に持ち出す。
ホットコーヒーを買い、借家近くのベンチに座る。

どちらもとても美味しく、コーヒーに合う。
私は一度ハマったものを複数回食べる。
でも最近、それは少し勿体無いと思うので
次は違うパンを買ったり
別のお店を試そうと思う。

でもこの二つはまた食べる。
それくらい美味しい。
買ったお店が大好きになった。

食べながらスマホで漫画を読んでいると
お釣りの410円がポケットから落ちた。

ベンチの隙間をすり抜けたのを
スマホのライトで照らして探す。
あと100円がみつからない。

「あの、なにか探してますか?手伝いますよ」

うお、私あての言葉かと思い顔をあげなから
「ありがとうございます、大したものじゃ
ないんですけど、100円が見つからなくて」

女性は嫌味無くにこりと笑い、
「100円ですね」と言い一緒に探してくれた。

それから30秒くらいで私が見つけた。
それはそう。下に落ちただけなのだから。

「あった、ありました」
「ありました?良かったです」
「すみません、ケチくさい話で」
「いえ全然、良かった」

別れた。また漫画に戻る。

こんな小さなことでも世の中捨てたものじゃ無い。
赤の他人、ゆきずりの人の親切に触れる瞬間は
ふいにやってくる。

ベンチを後にする。
部屋へと歩く中、フランスパン的なやつの
食べ方を考える。

100円玉のくだりは
ドラマのワンシーンみたいだったなと
少しだけ思った。
最近、もう一つドラマみたいだなと思ったことがあり
それはいつかの朝
走り去ろうと発進したゴミ収集車に
走って追いついてゴミ袋を投げ入れた。
これは良くない。もう2度としないよう
必ず早起きしてゴミをしかるべきところに
置こうと決めた。
運転手さんからはお咎めが無かった。
優しい人で助かった。
これもふいにやってきた親切なのかもしれない。
違うかもしれない。


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