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紫式部は辛口

軽井沢には、多くの文学者が訪れ、たくさんの作品を残しています。

室生犀星

芥川龍之介

川端康成

円地文子

井上靖

ほか、たくさん。。。。。。


先日、軽井沢の図書館で行われた(無料)
円地文子さん訳の「源氏物語」の朗読会に参加をしました。
元NHKアナウンサーの青木裕子氏の朗読でした。

円地文子さんは、軽井沢の六本辻に別荘を持っています。
夏は、いつもそこで過ごしていたそうです。


私は、中学生の時に、円地文子さんの現代語訳を読んで
源氏物語の内容を身近に知りました。


NHK大河ドラマ「光る君へ」も毎週楽しみに見ています。
柄本佑さんの藤原道長役が、たいへん魅力的でセクシー
心をウルウルとしている私です。

このドラマでは、軽快で軽妙に現代人に近い感覚で
日本語を話していますが、、、、、。


朗読会当日、、、参加者と共に、源氏物語の原文を朗読していますと
当時の貴族は、ゆったりと言葉を発音していただろうと
想像ができます。


庶民は、農業したり、家事や子育てなど、とても忙しいですが
やんごとなき貴族たちは、時間に追われることがなく
とにかく上品に優美に、言葉を発していたのだと思います。


男どもが集まり、女の品定めを
あ〜でもない、こ〜でもないと、おしゃべりしている様を
紫式部は、「バカじゃね〜の〜」と書いています。

1000年前と現代と、人間の考えることはあまり変わってない
ような感じが、私はしてきます。

それにしても、1000年も前の様子が手にとるように
わかる文章が、残されている日本に驚きます。

そして、なんと、道長が書いた直筆まで残っているという
過去を大切にする日本の文化が素晴らしい。


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