なんで円高になったの?Part4~為替操作国~

★マーケット投稿★
▼なんで円高になったの?Part4

facebookで好評のマーケット投稿、アメブロとnoteでもやってみて反応を比べているのですが、noteでは全然読まれていない雰囲気です。少し悲しいです。どうすれば多くの人の目に留まるのでしょうか。
と悶々と考えているのですが、noteのヒントで
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること
がもっとも大事なことだと書いてあったので、めげずに投稿します!

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Part1、Part2の投稿で円高になった理由は2つと書きました。
1.アメリカが利下げしたから。
2.アメリカと中国の貿易戦争が
さらに激しくなりそうだから。

そして、Part3の投稿のまとめ。
8月1日
トランプさん→「9月1日から、中国に対して第4弾の関税を発動しますわー」と表明。

8月5日
それに対し、中国側は、「対抗措置を講じる」と表明。その一環として、
中国が為替を操作したかも。11年ぶりに、1ドル7元こえちゃったー!

の続きです。(前置き長い)

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◆これに対し、アメリカも黙っちゃいられない!
アメリカは何をしたのか?
早速、翌日8月6日。
アメリカは中国を為替操作国に指定。

為替操作国って何かって?
アメリカ財務省って、為替の政策報告書を提出してるんですね。そしてそれに基づき、「為替相場を不当操作してる!」と、アメリカ議会が認定する国のことです。
為替操作国に認定された国は、アメリカとの間でサシで協議が行われ、
通貨の切り上げを要求されます。
「為替、不当に操作してるよね。おかげで、米ドルが上がっちゃって大変なの。おたくの国の通貨を上げてくれる?つまり、米ドルの価値、下げてよねー」と要求されるのです。

中国を為替操作国に認定したのは、1994年7月。
それ以来です。実に25年ぶり。

ケンカは止まらない。
あーあ、前日米ドルは円に対して、105円→106円に少し戻ったのに、
「アメリカは中国を為替操作国に指定」のニュースでまた105円に下落。

◆ただ、中国にとって、人民元が下がるのは良いんだけど、あまりにも下がりすぎると、それはそれで困る。
なぜなら、
人民元下がりすぎ
=人民元の価値、下がりすぎ
=中国の価値、下がる
=中国、大丈夫かな…
=中国からの資金流出
という流れを招きかねない。

事実、少し前に、同じことがあったんです。

覚えているでしょうか?
2015年のチャイナショック!

あの時も、人民元を切り下げ(=人民元を安く操作して、)
それによって、中国株安の引き金になった側面もあるのです。
中国としても、同じ失敗はしたくない。

トランプさんも、なんで第4弾の発動を表明したかと言うと、進まない交渉に業を煮やし、次回の交渉に向けて中国側の譲歩を引き出すため、と言われている。

でもさ、中国、譲歩するどころか、態度をより硬化しちゃったよね。
さぁ、どうなるか。どきどきの米中関係は続く…
(早速、8月13日、動きがありました!それについては、また別記事に。)

◆8月上旬には、中国共産党の非公式会議があります。でもこれ、日程や参加者は非公表。現指導部に加え、引退した長老も参加している。
ここで、米中協議についても何らかの議論があるでしょうねぇ。
どういう結果が出るのでしょうか。

そして、9月1日に、第4弾は発動されるのでしょうか。
みなさんも、気にしてみてくださいね!

そして、この投稿読んだよ!という素敵な方は、
コメントしてもらえると嬉しいです(*^^*)

次へ続く。


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