いま、金融業界、特に銀行業界では、AML/CFTが話題です。

AML、つまり、アンチマネロン。
マネロンとは、犯罪によって手にいれた収益の出どころや持ち主をわからなくする行為のこと。それをなくそうねってのが、アンチマネロン。

CFTは、テロ資金供与対策のこと。

つまり、犯罪やテロにお金が使われないようにしない仕組みをちゃんとしようね！ってこと。

で、これ、銀行員だと、全部署に関係してくる話になったんですよね。

金融庁からも、「金融機関、ちゃんとしてね！よろしく！」って言われてるので。

国際的にもちゃんとしなきゃね、っていう風潮ですし、
いや実際ちゃんとしなあかん領域ですし。

ってことで、銀行員は、ここに対する基本的な知識を持っていることが必須となったのです。

そこで、たぶんほとんどの銀行員がいま受験すべき資格になっているのがこれ、「AML/CFTスタンダードコース」です。

今から受ける人も多いと思うので、私なりにどのぐらい勉強したかを共有しておきますね！

■その他お伝えしたいこと
・普通にちゃんと勉強したら合格します。
満点で合格したわけではないですが、ギリギリでもないっていう点数で合格。絶妙なラインでした。

・が、なめてたら落ちそうです。
問題集3回～8回転しました。どの問題集を使ったかは、みなさんもうあの1冊しかないよねって感じだと思うので、割愛します。あなたが手元に持っているその問題集、それを最低3回転、間違った問題は合うまでやれば、合格します。

・スキマ時間でOK
通勤時間がある人は、最大活用すれば合格します。

■余談と点数

CIA（公認内部監査人）の試験に合格したのが3/14、そしてこのAML/CFTの問題集を会社か手渡されたのが3/16でした。そう、CIA合格後の、

わずか2日後です。

「この5ヶ月勉強づくしで、やっと解放されたと思ったら…！今度は別の試験…！」って思ったのを覚えています。
いや、問題集くださいって自分で申し込んだんですけどね。でも、問題集を手渡されるタイミングはいつか知らなくて。まさかCIA合格後、すぐとは！

結局、何も勉強しなかったのは、CIA合格後1日のみ。
CIA合格後2日目には、この勉強を始めていました。

とはいえ。
CIA（公認内部監査人）と、AML/CFTスタンダードコースでは、勉強負荷が全然違います。天と地の差。

ネットで勉強時間を検索し、勉強期間は2週間あればいいな、と設定。

この時点で、4月からは新しい部署に行くことが決まっていました。どこの部署かは分からなかったのですが、異動する、ということは決まっていたのです。

新しい部署に行ったら、新しい業務を覚えることに必死で、きっと勉強時間を確保する余裕がなくなるだろうな。精神的にも、時間的にも、体力的にも。

そう思ったので、試験日を4/1（土）に設定しました。

そして、10月から勉強続きの6ヶ月を過ごした自分へのご褒美にと、翌日4/2（日）はヘッドスパを予約。
こうして、「絶対合格する」という環境を作り上げました。
だって、不合格の状態でヘッドスパ行きたくないもん（笑）

勉強期間中に、4歳の子どもと夫が時差にインフルエンザにかかり、勉強どころではなかった日も何日かありましたが、なんとか合格しました。
この期間、めちゃくちゃバタバタだったのですが、それはまた別の記事で書こうと思います。

ということで、AML/CFTスタンダードコースを受験予定のあなたへ。
14日間、13時間勉強すれば、合格します！

ちなみに点数は、