今更ながら、ライターコミュニティのnoteお題企画8月分を書き上げようと思います。

ハッシュタグつけていいのかな…。ちょっとわからないや。

私は大人という定義が曖昧なのですが、20歳を「大人」と仮定するならば、21歳の頃から休むことなく毎日毎日働いていたように思います。

それは自分の夢を叶えるためでもあり、美味しいものを食べたり、自分磨きをするためのお金だったように今思ったりもします。

でも、無理をすれば私の心は弱いのですぐ入院になってしまっていました。

「いつになったら大人になれるんだろう」なんて思ってた時期もあったように思います。

そんな自分の体と心が大嫌いでした。

夏休みのきっかけ

この8年間はライバーとして、毎日体力の限界と精神の限界に常にチャレンジしていたように思います。

自分の体の弱いことを理由に出来ない状況下に身を置くこと。

ストレスの塊と常に向き合い続けなきゃいけないこと。

それは、私にとって大きな壁で、でも自分で自分の首を絞めている行為で。

だから、この8年間の間に２回程入院をしています。

でも、そのうちの１回はお医者さんも呆れるほどのワガママっぷり。
入院してても「配信」がしたい。といっていました。
多分、どこかしら自分で自分に洗脳していたんだと思います。

「配信」をしなければ私は生きていけない。と……

転機

私の転機が訪れたのは昨年の今頃。
何を頑張っても、どう足掻いても、虚しさが続くようになりました。

配信が楽しくない。でも配信をしないと生きていけない。
じゃぁ、この先永遠とライバーを続けるのか……？

自問自答をするようになりました。
でも、何度考えても答えが出ません。

その矢先、初めて外部でディレクションまでして頂いて収録したボイスサンプル。

その当時レッスンで見てくださっていた講師の方に見せたことがありました。

私の中では、今まで作ったどのボイスサンプルより聞きやすいと思ったのでした。

でも、講師の方は「面白くない」の一点張り。
個性がなくてつまらない。
お前は一体何がしたいのかわからない。

多分1時間くらい私のボイスサンプルに対して否定されてたように思います。

いや、今思えばそれは「お前なら、もっといいボイスサンプルが作れるはずだ、勿体ない」と言ってくださっていたんだと思っています。

でも、その当時の私はライバーのことも自問自答している状態で、どうにか必死に声優としてしがみつきたくて。

やっとなけなしのお金で録った大切なボイスサンプルだったわけです。

否定されて、悔しいという気持ちとともに、何が何だか分からなくなってしまったように感じました。

その当時のシーライクスで行われる、コーチングのワークシートを見ても、だいぶ迷いを感じるレベル。

11月。
たまたまライバーの仕事で参加していたお仕事。

その訳の分からない状態で配信なんてしていたからなのかもしれません。

あと数時間したら配信をしなければいけない。
でも、「配信をやりたくない」そう思ったのは、8年間で初めてのことでした。

それと同時に、「消えたい」という衝動に駆られてしまいました。
その当時、彼氏は忙しくしていて家にはおらず、私１人。

1度起きた発作は止まりません。
今まで人生で味わったことのない、苦しさに襲われました。

例えるなら、今まではただただ身体が言うことを聞いてくれないとか、やりたいことが上手に出来ない。

そんなことが大半だったのに、この日は違いました。
先ほど消えたいと書きましたが、同時に「生きたい」と言う気持ちにも駆られるのです。

生きたいのに、消えたい。

この心の中の腐りかかったトマトがぐちゃっぐちゃっと誰かに潰されてるような感覚。
多分、既に腐りかけてたのに私は気付かなかったんだと思います。

そのまま潰されてしまったら私はどうなってしまうのだろう…？
そんな恐怖に襲われました。

その恐怖は夜まで続きます。
お仕事が続いているのに一睡も出来ない日が4日続きました。
このトマトが夜になると襲ってきては、朝まで葛藤します。

衝動で行動に起こしてしまうのとは違う何か、別の感情が夜の時間を支配していて、顔はどんどんやつれていきました。

応援してくださっている人にもそれはわかる程に。

これはまずいと思って、その週にあったカウンセリングで全てをぶちまけました。

「急遽ですけど、先生に診てもらいましょう」

そこからは本当に一瞬だったように思います。

「入院しましょう」

この言葉を聞いた時、今まで以上に安堵したのはこの32年間で初めてだったかもしれません。

私の夏休み

そこからこの9月まで丸っと約1年長い夏休みだったように思います。

気が休まるようになったのは年が明けて1月になった頃。
それまでは、この腐ったトマトをどかしていく作業をしていたように思います。

21歳からほぼ働き漬けできた私。
自分をちゃんと振り返るなんてしてきませんでしたし、出来たこと、頑張ったことを褒めたことすらありませんでした。

なので、約10年分。

ひたすらに褒める作業をしたり、心の模様をprocreatに色で表現したり。

本当に毎日目まぐるしく心と向き合っていたように思います。

1月からの1ヶ月は普通の生活に戻っていく練習の時期だったかな…。

2月は実際に自宅に戻って病院で言われた通りに生活すること。
絶対に配信はしないこと。

これがお医者様とのお約束でした。

その生活の中で、ただ配信をしないと言う当たり前の生活がどれだけ大事なのかを思い知る訳です。

そんな生活を送っていたらシーライクスの休会時期が明けようとしてました。

せっかく復帰するんだし、勉強にもちょっと力入れてみたら、今度こそ変われるかもしれない。

そんな気持ちで3月1日に休会を明けました。

そして、名前もアイコンも心機一転して今のに変わって。
ゆっくりゆっくり勉強することにしました。

気づいたら夏休みが10ヶ月を超えていた

そこからは、今までのnoteを見ていただけるとわかるかと思います。
本当に色んな事がありました。

でも、心残りだったのは配信を本当にパッタリと回数を減らしてしまった事でした。

配信はしていてもせいぜい週に1回にしていたので、もう前のようには出来ないな……って思っていました。

でも、今やったら何か変化があるかもしれない。
そう思って今配信の仕事を今年1度だけと言うルールでやっています。

やってみて気づいたことを折角なので最後に書いて終わろうと思います。

たった5日でこんなに良いことと悪いことに目を向けれました。

多分、私の夏休みはまだまだ続きます。

一体いつまでが夏休みなのかわかりませんが、現時点でトマトの種に芽が生えたくらいなので、熟れるまでゆっくり育てたいなと思います。