チソン
チャ・ドヒョン（主人公）
財閥の跡継ぎの最優先候補。だが、愛人が産んだ子供。子供の頃父親から虐待を受けて多重人格者になった。が、きっかけになった1年間の記憶があり無い。精神科の研修医のオ・リジンとの出会いから、少しずつ真実が明らかになっていく。

 シン・セギ （別人格）
ドヒョンが苦痛を感じた時に出てくる人格。暴力的で自分勝手。見た目はファッションセンスが良い。誰の言うことにも従わないが、リジンの言うことだけは多少聞く。
ドヒョンとリジンは初対面なはずが、シン・セギは「初恋」の相手だと言う。
（名前の由来は新世紀マッチから）

フェリー・パク（別人格）
釣りとお酒が大好きなおじさん。趣味は爆弾作り。いつも陽気で明るい。リジンを火の中から助け出した。リジンの両親はドヒョンの名前をフェリーと思っている。リジンのお父さんのお気に入りで弟分になった。
（名前の由来は船の名前から）

アン・ヨソプ /（別人格）
17歳の男の子。ドヒョンが一度だけ自殺を考えた時に生まれた。いつも死にたがっている。ある日、ビルの上から飛び降りようとした時にリジンが止める。ドヒョンや他の人格が生きようとしていので、自殺する気持ちが薄れていく。
（名前の由来は洗礼名）

アン・ヨナ（別人格）
17歳女子高生。アイドルやイケメンが大好き。わがままで気が強い。本気で相手をするリジンといつも大げんか。友達が作れないドヒョン。ヨナも友達が欲しかったに違いない。リジンの兄リオンが大好きで、見つけたらとりあえず抱きついてキスをしようとする。

ナナ（別人格）
リジンが最後に確認した別人格。7歳の少女。ナナは少女ではなく、持っているクマのぬいぐるみの名前。この少女の正体は？

Mr.X役（別人格）
最終話になって初めて出てきた別人格。皆んなが寝静まっている時に現れた。ヨナが言うにはリジンが笑うと現れるらしい。


ファン・ジョンウム
オ・リジン
精神科の研修医。いつも明るく元気で、患者の事を思う。成績も優秀。脱走患者を背負い投げで黙らせる程度の格闘技術がある。
男女の双子の妹。
ドヒョンとの出会いはアメリカから強制的に戻された時の仁川空港。二子の兄に文句を言う為に病院を抜け出して来た。その出会いにより、ドヒョンはしばらくの間リジンを「患者」と思い込んでいた。
ドヒョンと2度目に会ったとき、シン・セギで、トラブルに巻き込まれた。
ドヒョンと出会ってから、実は自分も幼い頃の記憶を無くしている。地下室と火に恐怖を感じるは記憶を無くしている事に関係がある。ドヒョンとの出会いで、自分も過去の記憶を思い出そうと言う流れになる。

パク・ソジュン
オ・リオン
リジンの双子の兄。巷で大人気の作家「オメガ」。正体は隠している。リジンとはたいへん仲が良い。リジンが悪夢を見た時は、リジンが不安にならないように解釈をして、リジンの心の支えになってきた。アメリカから帰国する時に偶然ドヒョンの隣のシートに居た。実は偶然ではなく、ある事がきっかけで密かにドヒョンを調べていた。

チャ・ギジュン
ドヒョンのまた従兄弟で社長。ドヒョンが第一後継者なを妬んでいる。ふたりの幼馴染で婚約者のチェヨンがドヒョンに気があって、さらに別人格のシン・セギが誘惑した事を知り、恨みが芽生える。

ハン・チェヨン
ドヒョンの幼馴染で初恋の人。ドヒョンの気持ちを知りつつ思わせぶりな態度を取り続け、キジュンと婚約しつつドヒョンをキープしようとした。キジュンと破談になったあと、会長にドヒョンに誘惑された事を暴露しドヒョンの嫁になろうとする。

アン・ネサン
チャ・ジュンピョ
ドヒョンの父親。自分よりも自分の妻が優秀なことにより、自分の父親であり会長が妻ばかりを頼っていた。その妻には忘れられない男がいて、初めから夫婦関係は無かった。
妻は男を追いかけアメリカへ。自分も家を出る。が、父親が迎えに行ったのは自分では無く元妻だった。愛人との間に生まれたのがドヒョンである。ドヒョンには戸籍が無かったので、実家に戻ったら、元妻も昔の男の子との間に生まれた子供を連れていた。
父親の会長と元妻が同乗する車が交通事故にあい、会長の座についた。そして、元妻の子供を虐待しはじめる。

コ・チャンソク
ソク・ホピル
精神科でドヒョンの理解者。リジンの師でもある。権威。

チェ・ウォニョン
アン・グク
アン室長。ドヒョンの秘書的な仕事をしているが、1番の理解者で、友達でもあり父親やヒョンでもある。