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時間をうまく使うコツは?お金や物と比べて考えてみよう

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時間の使い方、みんなが悩んでいる

めぐ
今回は「時間の使い方」についてお伝えしていきます。時間の使い方、なかなか難しいですよね。

マギーさん(以下、敬省略)
難しいですよね。毎日時間が足りないとか、もっと自分の自由時間
が欲しいとか。悩んでいる方は沢山いそうです。

めぐ
マギーさんのように、主婦業をしながらフルタイム働いている方も多いと思います。今日は何かヒントを伺いたいです。

マギー
今回は時間の使い方の中でも『時間とお金と物に関する共通点』をお話しします。
多くの人が「時間管理」は苦手。でも、「お金」「物」の管理は、そこそこできている。なので、今できている「お金」「物」の管理方法の視点から、時間管理の話をしたいと思います。

時間は、目に見えないから管理しにくい

そもそも「時間」という空間の中で「人」「物」そして「お金」が中心に動き、それぞれ繋がりあっています。だから共通点も多いんです。

時間管理で難しい点は、気づいたら何かやろうと思っても、時間切れ。時間が無くなってできなかったというパターンです。

例えばミニマリストには、物を1つ買ったら1つ捨てる「1in1out」の考え方があります。
時間もまさに同じことが言えて、何かをする時間を得るということは何かをする時間を失うということと同じ
なので、例えば
・「睡眠時間」を削って「仕事」をする(睡眠時間を1outし、仕事を1inした)
・「勉強」するはずが「スマホゲーム」をする(勉強を1outし、スマホゲームを1inした)
こんな感じですね。

したがって、まずは何かをしている時、意識的に「この時間はご自分が望んでいる時間なのか。そしてこの時間と引き換えに何かの時間を失っていないのか」と、自分の時間の使い方の”1 in”したとしたら何を”1out”してるのか、その辺りを考えることが、すごく重要だと思っています。

お金の使い方も同じで、何かを1万円で買った場合、その1万円は他の何かには使えなくなる。当たり前ですが。
なので「このお金はここにつかわなればいけない」と思うお金は、確保してきちんと取っておくようにしますよね。
時間も同じで、本当に時間を費やしたいことがあれば、その時間を確保して取っておいて他には使わないようにするのです。

イメージとしては『封筒貯金』。予算別に封筒に分けて「旅行用」「教育費」「プレゼント用」とか。
きちんと「これはこのためのもの」っていう風に意識づけをして区切っておくのが大事だと思うんですね。

お金についても、意識してないと気付いたら「何に使ってたんだっけ」っていうことが起きてしまいます。時間も同じで、なんとなく無限にあると思いがちで、意識していないと気付いたら無くなってしまう。
お金も時間も有限。その都度、意識していくのが非常に大事かなと思っています。

時間は、お金で買えないし、取り戻せない

お金は貯めることができます。溜めておいて後からまとめて使うこともできる。でも、時間はそれができない。日々どんどん流れて消費してしまう。
なので、絶対にこれをやりたいと思ったら、あらかじめ時間をキープするんです。スマホのスケジュールに入れておくとか、手帳に書いておくとか。例えば、日曜の夜は勉強するための1時間確保しておこうとか。
そういう風にきちんと分けておかないと。一分一秒と目に見えないうちに過ぎていってしまうものなので、管理が難しい。

まとめると、時間は目に見えず、意識が向きにくく無関心になりがち。でも取返しがつかないのが時間。お金や物よりも、より計画性が必要なのが時間だと思うんですね。

めぐ
本当にその通り。お金は目に見えて無くなっていくので・・計画性が自然と身につく。その点、時間は難しい。

マギー
タスクとして文字で書かれたり、会社でのスケジュールに書いてあったらできるかもしれないですが。
自分の長期目標を達成しようという時、自分で自分の時間管理をしていくっていうのがとても重要で、難しい。その辺りを意識していくのがいいかなと思っています。

時間管理ができていると、時間に対しおおらかになれる

さらにお伝えしたいことは、自分時間をコントロールできていると、目の前の5分10分の細かなことに、焦らなくなる。これってすごく良いところ。

自分の中でちゃんと時間管理ができるようになっていくと、まず優先順位ができてくるんですね。
1 in 1outで意識的に日々自分でこうスケジュールをする。例えば面白そうな動画を見そうになっても、ぐっとこらえて Kindle で本を読もうとか。
少しづつでも優先順位が自分の中に定着していけば、目の前の5分10分っていうのはそんなに大きな問題ではなくなるんですよね。

例えば、コンビニのレジ待ちの列に並び、なかなか進まないとイライラしてしまう。それって賞味3、4分程度じゃないですか。
自分が「本来やるべきことをやるときにやる」と決めて、それができていれば、それ程度の時間は誤差みたいなもの。そんなに重要ではないのです。
時間の管理ができてくると、時間との向き合い方にも寛容になれる。その結果として、自分自身がコントロールできない身の回りのことに対しても、余裕ができてくる、という風に思います。

めぐ
イライラしてる人すごく多いですよ。マギーさんのような考えを持ちたいですが・・思考を変えるヒントをいただけますか?

自分がコントロールできないことを思考から切り離す

マギー
自分自身がコントロールできない事ってあるじゃないですか。例えば、朝の電車が事故で遅れているとか、何かのトラブルで予定の時間に着かないこともある。
そういう時にその自分自身がそれに怒ったところで何も解決しないんじゃないですか。そういった自分のコントロールできないことはなるべく思考の対象から外すっていうのを私は意識してます。

例えば電車が遅れて、家に帰るのが30分遅くなってしまったとします。もちろん30分損したなぁ、ついてないなとも感じるかも。
とはいえ「自分の時間30分を、本当に効率的に使ってるの?」と振り返ってみる。そうしたら、人を責める前に、自分もムダな30分があったりするじゃないですか。
日頃、自分が時間をうまく使えてないところに、輪をかけて誰かが自分の時間を奪っていこうとしてると、すごく損しているような気になってしまう

実際は24時間の中の30分。それも毎日起きることじゃなく、たまたま偶然起きてしまったこと。だったら気持ちを切り替え、残りの23時間と30分をいかに効率的に使えたかどうか、そっちにフォーカスする方が精神的にも健康的だし、前向きな時間の使い方になると思う。

めぐ
「普段、自分が時間を効率的に使えていない」っていうところがまさにドキッとしました。自分が時間を使えていない罪悪感を持っている所に、誰かのせいで待たされるのがプラスアルファされると、すごくイライラが募ってしまう。まずは「自分」から見直すと良いんですよね。

マギー
そうですね。その方がきっと他の人を責めずに、自分自身の上手な時間の使い方の訓練になっていくのかなという気がします。



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