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【読まれるブログの書き方】言いたい事は一つに絞る。読者の役に立つ情報を書こう!

ブログの文章で気を付けたい点、それは1記事にいくつもの内容を詰め込まないことです。1記事にたった1つの伝えたい内容を丁寧に書くのがコツです。今日は、これを具体的に説明します。

ワンテキスト・ワンテーマの法則

イケダハヤトさんの書籍「武器としての書く技術」にワンテキスト・ワンテーマの法則というルールが書かれていました。

ワンテキスト・ワンテーマの法則とは「1つの記事で伝えたいテーマは1つに絞る」こと。1つの記事の中に沢山の言いたい事があっても結局何が言いたかったの?と伝わりにくくなります。また、書き手にとって2つのテーマを1記事に盛り込んでまとめるのは難しい
だったら2つの記事にしたほうが適度な長さになり、読者にとって読みやすくなります。その方が自分も書きやすいものです。

 どこまでがワンテーマ?という疑問

私はオンラインサロンでブログの文章を指導しており(現在は終了)、ワンテキストワンテーマにするようにお伝えしています。

その際に質問を受けるのですが
「どこまでがワンテーマ?」
「説明しよう細部まで書くと長くなってしまい、結局は2つ以上のテーマを書いてしまう」

といった点を聞かれたので、今日はその答えを説明します。

例えば「過去の趣味のグッズを断捨離する」という話を書くとします。

整理されていない文章の例

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昔、同僚のMちゃんと一緒に近くのベリーダンス教室に通っていました。
ベリーダンスって衣装が超セクシーで、レッスンも楽しかったのです。そもそも、ベリーダンスを知ったきっかけは、アイドルのKちゃんがハマっていると雑誌で読んだから。
お試しレッスンに行って気に入ったので3年ほど習いました。レッスン帰りにMちゃんとカフェでお茶したのも良い思い出。恋バナも楽しかったなあ。

その後、結婚して妊娠したので一度辞めてしまいました。また習おうとずっと思っていて、ヒップスカーフもジルも捨てられなかった。

でも、もう40代だし、セクシー衣装は痛いかな(〃∇〃)

ダンスはジャズダンスでもOKかもしれない。近所にダンススクールができたから、あそこなら車で5分で行けて、うちの実家から歩いても行ける距離。
だから、ベリーの衣装はさっきメルカリに売りました!800円で出品して、1時間で売れたのです!ついでにユニクロの服も買ったんだけど、新品のパーカーがなんと、1200円!みんなメルカリ便利だから、お勧め!※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・と、これだと途中から、メルカリの話題に移っています。でも、こういう記事ってあるんですよね(笑)。2テーマが混ざっています。女性の立ち話ってこんな感じじゃないでしょうか。
これを、読者に幅広く役立つ情報だけピックアップして構成し直してみます。

情報を整理して構成し直した例

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20代のころ、ベリーダンス(中東発祥のセクシーなダンス)を習っていました。結婚・妊娠したため習い事は中断しましたが、いつかまた使うと考えて、衣装一式を捨てられませんでした。

しかし、今は子供が小さいので、自分一人で外出するのは難しいです。また、ベリーダンスはお腹を見せるセクシーな衣装がウリですが、露出の多いスタイルは、アラフォーの自分にはきびしいかもしれません。

もし、今後ダンスを再開するとしたら、娘と一緒に通えることを第一に考えます。近所にジャズダンス教室があるので、そちらに行く可能性が高いです。

考えた末、昔の衣装は手放すことにしました。今回決断できたのは、将来使うかどうかを冷静に考えた結果です。断捨離に必要なのは、自分の未来を想像できる力。そして、”自分の趣味”と”家族”の優先順位。
優先順位が決まっていれば答えも出しやすいですね。

今日の断捨離のポイント
・断捨離に必要なのは、自分の未来を想像できる力。
・優先順位が決まってれば断捨離もスムーズに。家族を優先すると決めたら、自分一人だけ使うものは手放す、と判断しやすい。
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1テーマの範囲は「記事単体で読んだ時に、読者にとって役に立つか」

まずは1テーマで書ききること。次に、断捨離の過程で気づいた事、自分の判断基準などを盛り込み、読んだ人のためになる情報の形に整理してあげましょう。そもそも通ったきっかけは~、とか、友人のMちゃんは~とか、不要な情報は削除しましょう。読者にメリットを与えない部分です。
どこまでが1テーマか?について、私の答えは「読者にとって役に立つかどうか」です。説明しないと意味が通じない部分は書き、逆に読者に不要な説明は削ります。こう書くと難しく感じるかもしれませんが、だれでも日常生活で自然にやっています。相手によってどこまで話すか決めているのです。

例えば友人なら、自分の過去を知っているので、昔の話の細部は省略します。しかし、上司と雑談するとしたら、過去の話も簡単に説明しないと伝わらないので、さらりと説明する。といったように、相手によってどこまで話すか、その範囲を決める判断をその都度しているのです。

また、読者はリピーターだけではありませんので、ブログを初めて読んだ人にも意味が通じるようにしたい。検索から来る読者はこのブログの前提条件を知りません。なので記事単体で読んでも意味が通じるように、足りない情報は書き足し、不要な部分は削除すると良いでしょう。

多くの人に当てはまるように「一般化」しよう

「一般化」とは、こまかくて『自分だけが当てはまる特別なこと』から、『普遍的な法則や概念』に広げること。つまり、うちではこんな例があった、という話をみんなに幅広く当てはまる例に言いかえることです。
例えば、『ベリーダンスをやめ、徒歩5分の場所にある親子で行けるジャズダンスに通う』という例を出しましたが、そのままだと具体的すぎて当てはまる人が少なく、読者に役立つ情報とは言えないでしょう。

例えば、『ダンス』だけではなく『習いごと、余暇の時間の過ごし方』まで広げてみるといいですね。
『子どもが小さいうちは、一人で楽しむ趣味は置いておいて、親子で一緒に過ごす方法を沢山持っておくとよいでしょう。
親子で行けるサークルやイベントに参加する、ママ友と親子で一緒に遊ぶ、家事を一緒にする・・など、工夫できます。
そうやって、自分の趣味のグッズを私は断捨離できました』
・・みたいな結論に持って行くと、多くの人の役に立ちます^^

まとめ

・ブログ記事を書く時の基本は「1記事1テーマ」に絞ること
・1テーマの範囲は「その記事単体で読んだ時に、読者にとって役立つかどうか」
・具体的過ぎる例は役に立たないので、「一般化」して広く当てはまる話にしよう

忙しい中、時間を割いて自分のブログを訪れてくれた読者さまに「読んでよかった!」と思ってほしいものです。今日の記事がヒントになれば幸いです。

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