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【ゆるっとブログを書いている人向け】ChatGPTを使ったブログのリライト方法

ChatGPTを使って、ブログの過去記事をリライトする方法を3つ紹介します。
私は個人ブログを運営しており、ひと記事1000~2000文字程度でSEO対策をしておらず、あまりカッチリしてはいません。
SEO対策なしで、わりと自由に1000~2000文字を書く。そんなスタイルの方には参考になると思います。
では、詳しく紹介していきます。
※今回の作業は、無料で使えるGPT3.5を使用しています。

細かく分けて推敲させる

そもそも、「リライト」とは文章全体をガラッと書き変え、大幅に変更する意味が含まれます。しかしChatGPTにそれをさせると上手くいかないことが多い。なので、読みやすく整える「推敲」の作業をしてもらいます

GTP3.5の場合、最大500文字程度が一度に読み込める量です(日本語の場合)。なので、ブログを見出しごとに細かく分けてコピペし、何回かに分けて推敲します。見出しの無い文章の場合は、500文字以下で一度区切って、コピペして下さい。

文字数のカウントはこちらのサイトでできます。
「文字数カウンター」

その場合のプロンプト(=指示する文章)はこちら。

あなたはプロのWEBライターです。
以下の文章を推敲して下さい。条件は
・文章の長さは変えず、具体例を残してください

・元記事の文体を残して、丁寧語を基本に、読みやす工夫できるところはして下さい

自分のブログに合わせ「丁寧語」→「柔らかい表現」「くだけた口調」など特徴を変えて下さい

この下に、推敲してほしい文書を入れます。

これで推敲してもらい、前後を比較してみましょう。
前後の比較は「difff(デュフフ)」が便利です。

左が修正前、右が修正後です。変更部分がマーカーで表示されます

納得いかなければ、再度推敲をしてもらいましょう。
こうやって、分割して推敲を進めて、最後までやってもらって完成です。

続きを書かせる①~本文を読み込ませる方法

次に、ブログの内容の続きを書いてもらう方法を紹介します。
こちらは、元記事に新しい情報をプラスしたり、新しい視点を付け加えるメリットがあります。ただ、ChatGPTはイマイチな案も出してくるので、複数案を出してもらい、そこから選ぶのがおすすめ。
※コラムなど、自分のその時の感情を書くような記事には不向きです。内容を列挙するノウハウ系記事向けです。

まず、元の文章を読み込ませます。一度に長文を読めないため、分割してコピペします。プロンプト(指示する文章)は

以下に、ブログ記事を3つに分けて貼り付けます。
私の指示があるまで、OKとだけ返してください。

”””
~以下本文~
”””

この後に、数回に分けて貼り付けます。その合間に「OK」とChatGPTは返してくれます。

貼り付けが終わったら、次の指示を出します。

私の指示した、「以下にブログ記事を3つに分けて貼り付けます」の下の部分が一つのブログ記事です。
これについて、続きの文章を500文字で書いていただけますか?
まとめではなく、新たな視点、意見を欲しいです。よろしくお願いします。

このように指示を出すと、続きを書いてくれます。

一度ではうまくいかないと思うので、何度かチャレンジして下さい。
良かった案を採用して、そこから自分の言葉に書き直していきましょう。

続きを書かせる②~タイトルと見出しからアイディアをもらう方法

次に続きを書いてもらう方法をもう一つ紹介します。
「タイトルと見出し」から、記事の続きを考えてもらいます
プロンプトは以下です。


あなたはプロのWEBライターです。以下のブログ記事の構成を考えました。
”””
タイトル 【節約のコツは考え方】気づかないうちに赤字に!私の3つの浪費グセ
見出し1:暖房費を使いすぎていた
見出し2:自己啓発の出費過剰
見出し3:毎日のジュース、高価な化粧品、飲み会など出費過多
見出し4:アンバランスな出費はもったいない
”””
これに続き
見出し5のアイディアを10個考えてもらえますか?

出てきたアイディアはこちら。

そこから、アイディア1について500文字で書いてもらいました。

ここから、自分の例など加えつつ、自然な自分のブログ記事に仕上げていきましょう。

注意点など

・文章が途中で切れたら「続き」と入れて下さい。でも「続き」を挟むと変なところから書き始めたり、混乱するのでなるべく500文字以内で作業が終わるように調整するとスムーズにすすみます。

・GPT3.5は、だいたい文字数500が上限ですが、GPT4は約2000文字まで一度に入力できます。分割作業が減ります。GTP4は日本語の精度が格別に上がっているので、仕事で文章を使う方にはおすすめします。月20ドル(2700円位)します。

・一度で良い結果が得られないことも多々あります。何度もチャットで修正し「一緒に作り上げる」という考え方が良いと思います。

参考にした動画

WB職TVさんの動画に、他にも色々なテクニックが紹介されているので、プロンプトを学びたい方はぜひご覧ください。

【保存版】ChatGPTではこれだけ覚えればOKな最強の定番プロンプト例文集10選


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