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胸痛はじめました。

こんにちは。
病気の発覚をきっかけにnoteはじめました、めぐ(@megumi_ap)です。
自分の記録用と、同じような症状に悩んでる方との情報交換ができればいいなと考えています。最初に言っておきますが、医療知識は親が看護師ってだけの素人です。

最初の胸痛は、2021年4月12日の22時頃。
夕食を終え、自宅リビングのソファーに座ってお茶飲んでた時のこと。何もしてないのに胸の真ん中を誰かに押さえつけられている。そして全力疾走直後のような動悸と苦しさが突如襲ってきた。息遣いも荒くなり悶え苦しみながら、「怖い!ナニコレ!」と頭の中で恐怖ぐるぐる。数分後、スッと痛みがなくなる。あれ?治まったかな?と油断したところに同じ苦しさと激しい動悸がぶり返す。3回くらい動悸が襲ってきたところで、これはずっと続くんだ!耐えれば自然に治まったりしないんだ!と恐怖感はどんどん増していく。タクシーで病院に行こうとするも立ち上がれないし、マンション下まで降りるのはかなり難しい。救急車を呼んで運んでもらうことに。
連れに119コールしてもらっている間も苦しさは続く。ああ、もう、このまま死ぬのかもしれない。心筋梗塞か何かで。母親への連絡大丈夫かな。死ぬ間際にしてはそんなこと考える余裕があったのか私。救急隊が到着してくれた時には苦しさに慣れたのか、ラクになってきた。

救急車の中で横になっている私は早々に車酔いし吐きそうになる。救急隊に色々質問をされるのだが、胸痛無しの(吐き気を除けば)安定ターンでまともに答えていく。車内の雰囲気は、もう急死は無いな的な不思議な安堵感。それにしっかり乗っかる私がいた。

病院に着いた頃にはすっかり落ち着き、車酔いのみ残されている。
もうちょっと早く治まってくれてたら救急呼ばずタクシーか、様子見で翌日の受診ができたかもしれない。そんな後悔の念を抱えながら、救急の先生からの質問攻めにしっかり答えていく。
症状を聞けば、狭心症や心筋梗塞を疑うのだろう。心電図、心エコー、採血、何人もの人がベッドの周りを忙しく動いている。
そして胸部CTの造影剤(が原因か知らんけど)で結局嘔吐したところで、その場にいた全員がひと息ついた。

救急医「うーん、とりあえず、緊急な治療はなさそうだな…」
わたし(…そうですか、ほんとにごめんなさい)
救急医「でも入院で。心電図つけたまま。色々検査もあるのでね」
わたし(…ですよね、そうなりますよね)

入院前手続きに、この時期なりのPCR検査も含まれていた。
胸痛も落ち着き、嘔吐し、スッキリしていた体に鼻のツーンとしたなんとも言えない感触だけが残った。

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