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情報の地と図を「ヒラメキにつなげる」

企業ブランディングの再構築または部分改変と、発信する情報のためのデザイン展開法や広告施策を立案していると、ときどき難しく考え過ぎてしまい、樹海に迷い込んだのかしら?似たような解決策ばかりになってしまい、閃きや答えが見つかりません。。。ということに陥ってしまうこと、ありませんか?
そんなとき、いろんなアイデアや方向づけに応用可能な「情報編集、情報整理の基礎型」が、「地と図を変えてみる」になります。

地と図の関係性

●地とは? 分母
情報をみる視点、背景:コンセプト
基礎部分→ 伝えたい情報の根幹(ベースライン)

●図とは? 分子
コンセプトから立ち上がる構成要素、構成内容:整理された情報
その上にのる要素→ 情報

ベーシックな考え方が、以下の図になります。

地と図の関係を変えてみる「ヒラメキ」

地を何にするか?
視点のベースラインを何処に設定するか?

コンセプト設定段階での地の設定により、図がダイナミックにも微細改変にも動きを変えることが可能となります。

解決策に困ったら、要望を細分化して、シンプルな構造にグルーピングしてから、地となる情報を変えてみると、小さなヒラメキに変えたり、新鮮さに繋げられるかもしれません。

分母となる地を変えてみるための図解は、こんな感じです。

情報工学・編集工学の思考を学ぶ

情報を改変するヒラメキが足りない。。。と悩んでいた時期に、デザインのディレクションを通じてお会いした編集工学研究所の方から、編集工学研究所が20年取り組んでいるISIS編集学校をご紹介いただきました。

以前から、ISIS編集学校の取り組みは知っていましたが、編集者ではないため灯台下暗しのような状態だった私の思考の癖。いまは、その思考の癖と向き合いながら、楽しんで、改めて情報の整理、技法の型に再分類をおこない、学びを深めています。
私には紹介料も入りません。そんなことより、面白い取り組みと発想法になりますので、よろしければ皆さんも是非。

トップ画像は、編集学校でのワークショップのひととき。

ISIS編集学校
世田谷区赤堤2丁目15番3号  編集工学研究所内

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