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私の起業ストーリー ~メイク講師になるまで⑨~

現在「私の起業ストーリー」を
連載中です。
今日は、その第9話です。

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メイクのプロを目指す
インストラクター養成講座の入学試験は、
春の便りが無事に届きました。


インストラクター養成講座は
月に1度の土日2日間だったので、

仕事を終えた後に通っていた
メイクレッスン一般コースのような
「残業で通えないかも?」
という心配からは解放されたけど、

将来、講師としてやっていく技術や理論、
在り方までも求められる
厳しいものでした。

3-1.自分写真(過去・失敗談・ビジョン)

そして、宿題は毎月出題。
メイク技術を上げるために
デッサンの課題が次々と。

絵が苦手な私は
いつも1度で合格できなくて、
再提出の宿題が溜まる一方。

その上、デッサン1枚に数時間はかかるから、
時間のやりくりが大変で
何度も徹夜して描いたほどです。


自分の夢や目標がようやく見つかって
充実していたけど、
身体の休まらない日々を送っていたある日、

朝の通勤ラッシュ時に具合が悪くなり
車内で立っていられないくらいの状態に。

乗り換えの東京駅で少し休もうと
ホームに降りた途端、
倒れてしまいました。

目が覚めたのは駅長室。
しばらく休憩して会社へ出勤したけれど、
自分の仕事場なのに
そこで流れる空気は冷ややかでした。


しばらくして、
会社の所属部署の閉鎖が決まります。

異動か退職、どちらにするか決断を迫られ、
退職して実家へ帰ることにしました。

それは、美容の道だけでやっていく
という意味でもあります。

「メイクの仕事は、地方には無いよ」
という周りの冷たい言葉を振り切ったのは
家庭の事情があったから。

都心に居続けて仕事に恵まれても
家族への後ろめたさがあるなら、
きっと幸せじゃないと思ったのです。


美容を仕事にする厳しさや
起業を考えたことも
言葉さえも知らず、

東京・横浜の生活を3年半で終えて
実家の広島へ帰省したのです。

つづく

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