冷たい雨が降りしきるなか、来日中のフラワーセラピーのスペシャリスト、ロバート・リーブスさんのセミナーに参加してきました。

プロフィールによると、ロバートさんは１７歳のときに自然療法士としてクリニックを開設。天使及び自然界と強いつながりを持ち、ハーブ療法と栄養学をサイキック能力と連動させるという活動を行ったり、オラクルカードや書籍の出版もされている方だそう。生花を使ったフラワーセラピーをするということで、一体どんなことが体験できるのか楽しみです。

開演と同時に会場に現れたロバートさんは、外国の方にしては小柄で、この時期にまさかの半袖シャツという出で立ち。

「いつも天使と相談してセミナーの内容を決めるんですが、当日の朝に変更することもしばしば。今日もそうだったんです。前日に言ってくれれば準備ができるのに…」

と、登場して早々にサイキック感あふれるトークを繰り出します。
昔は妖精を視覚で認識していましたが、今は気配で感じることが多いのだとか…。

この日のテーマは「新しい自分になる〜ニュービギニング・アファメーション〜」。
春分が過ぎ、牡羊座の新月を迎えるこのタイミングにぴったりです。
新たな始まりに向けて恐れを手放し、自信を持って前に進んでいく強さを培う…。そんなメッセージが伝わってきます。

「自己主張すること、自分のニーズを明確にすることは、とても大切です。人から頼まれたことに対して、何でもOKするのではなくて、それが自分の夢ややりたいことから外れていたら『NO』ということも必要。それが、相手のためになることもあるんです」

実際ロバートさんも、テレビやラジオの出演依頼は、自分の信条と合っているか？　でジャッジしているそう。

「そしてそのためには、『自分が行きたい場所』を明らかにすることが必要です。それがわからないと、そのために何をすればいいかもジャッジできません」

自分は今、目指す方向に向かっているか？　自分は今、いたい場所にいるのか？　そして何より、自分は今、楽しんでいるか？

ユーモラスで陽気な語り口で、ロバートさんはそんな問いを私たちに投げかけます。

新しい自分へと向かう前に、まずは今持っているイライラや怒りなどを手放す瞑想をみんなで行います。ロバートさんの誘導に従って目を閉じ、体をリラックス。

「大天使ミカエルと大天使ラジエルもこの会場に来てくれています」
とロバートさん。どうやら天使様も瞑想に参加してくださるようです…！

「皆さんの頭上にミカエルの手が……」

と言われたときに、来ました。
脳がシュイーーーーーン！！！と萎縮するようなあの感覚！
私が持つ唯一のセンサーで（鳥肌を入れると２つ）、強烈なエナジーが動いたときに起こる現象です。

かなり長い間、シュイーーーーン！！と頭が上に引っ張られるようでした。私の中のネガティブな想念を、ミカエルが吸い取ってくれたのでしょうか……。

そのあとも誘導は続いたのですが、夢見心地でまったく覚えておらず、、、合間のトークでロバートさんが「いなり寿司が大好きで、いなり寿司の売店を開きたい」と言っていたのが印象的でした。

そういえばフラワーセラピーなのに、花が出てこないな、という会場の空気を察したのか、「大丈夫。これから使いますよ」とロバートさん。
ご丁寧に、一人一人にスイートピーが一輪配られました。

「花は一輪であっても、パワフルなエナジーを持ちます。スイートピーが持つメッセージは、『自分の夢を実現する』。さぁ、まずは香りを嗅いでみましょう」

なんとも甘く、幸せな香り…。いつまでも嗅ぎ続けてしまうくらい、私の中のなにかがスイートピーを欲しているよう。
ロバートさんの誘導に従い、これからの12か月、自分にポジティブな経験をもたらしてくれるアファメーションを唱えます。
お花に触れることで、その花につながる天使を呼び出し、サポートしてもらうことにもなるのだとか。

「これを繰り返すことで、連続的にエナジーを強化することができるんです」

一通り瞑想し終わったあとは、なんともスッキリ。内側からパワーが補完されたような気がします。
スイートピーはお持ち帰りして、さっそくわが家の祭壇へ。

（後ろの絵は、友人がプレゼントしてくれた天地創造図です）

新たな始まりの季節。
お花の力を借りながら、軽やかに進んでいきたいと思います。