奥本めぐみ

音楽家。8歳わんこ♀と横浜暮らしhttp://megumiokumoto.blog.jp/

何も知らないことは

"だって今からあのワクワクを味わえるんだぞ?
知らないっていうのも一つの特権だよな"

水曜日のシネマ、っていう漫画の中で出てくる台詞。

これから何かを新しく始めようとする人にかけるのに、これほどふさわしい言葉は無い。
作者の方の心根の暖かさがふわりと感じられる、とてもステキな言葉。

そんなことも知らないの?
その年で今更初めてどうすんの?

何かを新しく始めようとする時に、せっかくの熱に冷や

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3歩下がって2歩進む

ゴリ押しなキラキラ人生推し、無闇な日本スゴイ推し、昨今の日本は嘘隠しに必死。物理的人口がみるみる減り、いる人間の半分は高齢者、この先の未来が右肩上がりに発展していくわけはない。栄枯盛衰は物事の理。そして衰退していくことは何も悪いことではない。のに、いつまでも輝かしく右肩上がりにずっと発展していくかのような、それだけが希望であるかのような。

3歩進んで2歩下がると歌われた時代の日本の未来は煌々とき

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孤独の闇

マリファナくらいで辞めときゃいいのにお薬というのはそうもいかないらしい。葉っぱから塊、いずれケミカル。天然ものを吸っている程度ならまだ引き返せる。でも合成ものを打ったら終わりだ。業界の人間には、薬は欲して手を伸ばせばその経験者にすぐ当る。しかし自分が望まなければ向こうからわざわざ勧めては来ないのも薬。相手だって自分がやっているということを知られてはまずい相手に明かしたくはない。業界には長く居るが薬

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嘘と春

人は自分に嘘をつく
そして、嘘は、てらてらと光る

だってこの仕事好きだし
だって人の役に立ちたいし
だって喜んでもらいたいし

前向きワードの光沢は、本心を隠すのにちょうど良い塩梅。

本当にやりたいことだけでは暮らしは成立しない。
でも、本当にやりたいことを嘘で蓋していないか。

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自分でも気付いていない光の蓋が、ふとしたキッカケで外れた時、偽光の下の土に身を潜めていた本心がぽんと芽を出

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生き場所に死ね

久しぶりにセッションライブの面白さと楽しさを思い出した昨夜のギター愛川聡さんとのDUOライブ。一音でその人の歴史が見える。何を考えて弾いてきたか、その楽器で何を思って語ってきたのか。

安定の正社員技術者生活に28で見切りをつけ20年余り。ずっと舞台で生きてきたというか、思い返せば幼少の頃からピアノに吹奏楽、いつも自分はステージに立つ側だった。

どなたかのnoteで金を出して文化を買う側でなく自

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