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赤ちゃん連れカリフォルニアディズニーのススメ

先日7月の祝日を利用して、カリフォルニア・アナハイムにあるディズニー・リゾートに行ってきました。

前にもどこかに書いたことがあるかもしれませんが、私の人生の目標は、仕事で成功することでもなく、お金持ちになることでもなく、「旦那さんと子供の3人でカリフォルニアのディズニーランドに行くこと」でした。ですので今回は一生に一度、この夢を叶えるために、旦那さんが計画に乗ってくれたものです。ありがとう。

赤ちゃん連れでディズニーだなんて、最初は無理だろうと思いました。だがしかし、人生何があるかわからない。このチャンスを逃すといついけるかわからないのです。実際に行ってみて、思ったよりも楽しめたので、赤ちゃん連れディズニー・リゾートの遊び方を纏めておきたいと思います。

カリフォルニア ディズニー・リゾートへの行き方

私達は現在サンフランシスコ市内に住んでいます。一般的にはサンフランシスコ空港からロサンゼルス空港行きの飛行機で行くか、直接車で乗り込む方も多いと思います。

私達は今回祝日ということもあり、安いチケットが取れなかったので、San Jose ⇔Santa Anaのチケットを取りました。実はSanta Ana空港というのは国内線専用の空港になりますが、ロサンゼルス空港よりもアナハイムに近い距離にあり、Uberで行っても20分くらいで到着します。規模も小さいのでセキュリティチェックに時間がかかることもなく、移動時間も1時間程度だったので、ストレスフリーな旅が出来ました。(実は今回利用したアラスカ航空で事件が発生したのですが、このことは改めて書きたいと思います)

また今回の旅程について、11ヶ月の息子の活動時間に合わせて早朝と深夜の便は避けました。従って行きの移動に1日、帰りの移動に1日を費やしています。カリフォルニア ディズニー・リゾートはDisneyland ParkとDisney California Adventure Parkの2つのテーマパークがあり、それぞれ1日遊びました。ですので、大体合計で4日は必要だと思います。

ホテルについて

赤ちゃん連れの旅でホテル選びは重要です。特に離乳食を準備する必要があるので、電子レンジは必須だなと感じました。また比較的長期間の旅行になるのでコインランドリーを設置しているホテルを選ぶと、何かあったときにも安心だと思います。ホテルの場所について、可能な限り徒歩圏内で行けるところがお勧めです。パークは大体朝7時または8時から、深夜12時まで営業しています。アナハイムは朝方は曇って涼しいですが、昼間は暑すぎるし、どのアトラクションも激混みです。そして夜はパレードや花火などのショーが目白押しなので見逃せません。赤ちゃん連れはもちろん最初から最後までパークに滞在することはできないため、途中でお昼寝休憩を兼ねてホテルに戻ったほうが良いと思うのです。最も近いディズニー公式ホテルに宿泊できればそれに越したことはないと思いますが、私達はCourtyard by Marriott Theme Park Entranceというホテルを選びました。パークまでは徒歩で大体10分位です。施設内には大型滑り台があるプールがあり、ベッドも合計4台付いていました。(そんなに使わないけどね…)ベビーベッドも無料で設置してもらえました。清掃状態も良く、息子をカーペットの上で遊ばせられたので、子連れには最高だと思います。

食事について

赤ちゃんの食事、特に離乳食については準備が本当に大変でした。ミルクは合計6回分、レトルトの離乳食も6回分、その他バナナとアボカドとお菓子をスーツケースに積み込み、現地のPanera Breadというパン屋でサンドイッチ用食パンを買いました。またミネラルウォーターはホテルで買えますが、1本4ドルで高い…。ちなみにパークの中には生活雑貨を買えるようなお店はありません。

一方、パーク内にはBaby Centreが設置されています。どうやらHaggiesがスポンサーになっているようなので、離乳食やオムツが買えたり、子供のお食事やオムツ替えも出来るようになっています。イメージとしては日本の百貨店にある赤ちゃん休憩室のような感じです。これがとってもありがたい!

Disney California Adventure Park内のBaby Centre ★ギラデリの近く

とってもきれいで使いやすいです。ここに来ると安心する!

Disneyland Park内のBaby Centre ★プラザ・インの近く

Disney California Advenure Parkと比較すると少し施設が古そうですが、内装がとってもラブリーでした。

チケットについて

カリフォルニアのディズニー・リゾートは11ヶ月の子供は無料で入場できます。大人のチケットは種類がいくつかあるのですが、私達は節約をするため、Expediaを通じて2デーパスを購入しました。ちなみにMax Passを付けると園内でプロのカメラマンが写真を撮影してくれて、アプリで見られます。大体のフォトスポットにこのカメラマンが待機しているので、撮ってもらえるととても助かります。

それと前述のアプリについてはDisneylandが提供していて、リアルタイムのアトラクション待ち時間、食事場所やトイレの場所などが地図で確認できます。Max Passを購入すると、アトラクションまで出向いてファストパスを発券してもらわなくとも、アプリ内で発券できて便利です。レストランの予約もできます。

アトラクションについて

今回乗ったアトラクションのうち、11ヶ月の息子の反応について纏めました。

1. Disneyland Park

Plaza Inn:実際にはアトラクションではなく、レストランです。キャラクターグリーティングがあるということで、予約をして朝食を摂りました。まずレストランに入るとミニーちゃんが待機していて、一緒に写真撮影してくれます。(これは有料で、自分のカメラで撮影はできません)料理はビュッフェ形式で、食事をしている最中に各キャラクターが登場して写真撮影をさせてくれます。行ったことないですけど、日本のシェフ・ミッキーみたいな感じでしょうか?息子はくまのプーさんには興味津津でしたが、チップとデール、フック船長などには大泣きしてました。もう少しお兄さん・お姉さんになるとサイン帳とサインペンを持参して、各キャラクターのサインを集めていました。

イッツ・ア・スモールワールド:日本でもお馴染みのアトラクションですが、カリフォルニアのほうが本場なので設備が古かったです。息子は「なんだこりゃあ?」という感じで終始目を開いて集中していました。多分楽しかったと思います。

ジャングルクルーズ:10分位並んだ後、乗れました。ところが船に乗った途端爆睡でした。

ディズニーランド・レイルロード:園内を回っている鉄道です。待ち時間もなく、多分一周20−30分くらい乗車できます。休憩がてら乗りましたが、意外と大人しくしてくれました。

ロジャーラビットのカートゥーンスピン:ファストパスを利用して乗りました。小さな子供は大人二人が挟んで真ん中に載せます。抱っこ紐はNGだそうです。結構急回転が多く激しめだったので、息子は終わってから急に泣き出してしまいました

セイリングシップ・コロンバス:お腹が空いていてタイミングが悪かったのか、乗船中ずっと泣いてました。

バズ・ライトイヤー・アストロ・ブラスターズ:日本のディズニーランドにもあるトイ・ストーリーのアトラクションです。暗闇の中でたくさんのネオンが光っていて、子供の目にはあんまり良くなさそうです。「あの光っているのはなんだろう…」ていう感じでキョトンとしながら見てました。

ディズニーランド・モノレール:日本のディズニーリゾートラインのようなアトラクションを想像していましたが、結構スピードが出てました。車内が紫色に光るので、大人しく眺めていました。夜に乗ったので少し眠そうでした。

2. Disney California Adventure Park

モンスターズ・インク・マイク&サリートゥーザレスキュー:抱っこ紐に載せたままカートに乗れました。息子は大人しくしてくれました。

フローズン(アナと雪の女王):60分位のミュージカルなので、たまに泣いてましたが、途中暗闇の中でミルクをあげたりしながらなんとか凌ぎました。

ディズニー・ジュニア・ダンスパーティー:地べたに座って鑑賞するのですが、大きな子どもたちはステージ近くまで行って、踊って楽しそうでした。うちの息子も音楽に合わせてノリノリで楽しめたようです。

ピクサー・パルアラウンド・スゥインギング:宣伝ではお馴染みの観覧車ですが、2種類のパターンがあり、円の外側を回る普通の観覧車と、円の中側を揺れながら回る観覧車があります。どちらかひとつを乗車前に選ばないといけません。私達は何を間違ったのか、揺れる観覧車に乗りましたが、子供はそんなにびっくりしていなかったかな。(むしろ私のほうがギャーギャー言ってました。)

アリエルのアンダーシーアドベンチャー:これもカートに乗って体験するタイプです。そこまで激しくないので、普通に楽しんでました。

ファストパスとシングルライダー、スイッチライドについて

ご存知かと思いますが、ディズニー・リゾートは、ほとんどのアトラクションに身長制限があります。今回息子と一緒に体験したアトラクションは身長制限がないものばかりです。一方で、旦那さんに息子を見てもらっている間、一人で乗ったアトラクションもたくさんあります。これらはファストパスやシングルライダーの制度を利用して乗りました。例えばカーズランドにあるラジエーター・スプリングス・レイサーズはファストパスを取り、時間になったら私と旦那さんと交代でアトラクションに乗りました。ところが行ってみるとシングルライダー専用の乗り場もあります。ファストパスとシングルライダーとどちらが早く乗れるか、係員に聞いたところ、シングルライダーのほうが早く乗れると言われました。ですので、ファストパスを放棄し、シングルライダーで試しに乗ったところ、待ち時間ゼロ分で乗れました。(通常2時間程度待ちます)シングルライダー制度を設けているアトラクションは限られるようなので、一度確認してから、どのファストパスを取るのか計画してから行くと楽しいかもしれませんね。

また私自身が体験した訳ではありませんが、スイッチライドというサービスがあるようです。スイッチライドとか、スイッチライダーとかスワップライドと呼んでいます。これは14歳以下の子供と共に来園し、身長制限があって一緒に乗れない親が、交替で子供の面倒を見ているうちにアトラクションに乗車するというものです。アトラクション付近にいるスタッフに声をかけてリクエストすると、交替乗車させてくれます。これもスイッチライドできるアトラクションが限られているようです。公式HPにスイッチライドできるアトラクションの一覧があります。くわしくはこちら。私達の場合、シングルライダーができるアトラクションに絞って、アトラクションの外で交替で息子と待っていたので、スイッチライドを利用するまでもありませんでした。

ベビーカーと抱っこ紐について

ベビーカーについては大きさについて制限があります。公式HPによると79cmX132cm以上の大きさだと入場できないそうです。詳しくはこちらを参考にしました。正直パーク内は広いので、抱っこ紐だけだと疲れます。ベビーカーを持って来るに越したことはありません。ただし、アトラクション内は原則ベビーカーに載せたまま乗車することはできないため、アトラクションの近隣に駐車する必要があります。アトラクションによっては抱っこ紐を付けたほうがいいものがあるので、両方持ってくるのが良いと思います。万が一ベビーカーを持ってこない場合は、パークに入場する前に借りることができます。

持ち物について

最後に持ち物について。ベビーカー、抱っこ紐の他に思いつくものをあげてみます。

離乳食、おやつ

容器とスプーン、フォーク→一応Baby Care Centreにもプラスチックカップとスプーンがあります。が、スプーンは大きいサイズになります。

水筒、水、粉ミルク

上着、着替え

保冷剤(昼間は暑くなるので、できれば持っていったほうがいいです)

オムツ、おしりふき

お手拭き

日焼け止め(できればSPF+50がおすすめです)

軽いブランケット

帽子

以上、実際にカリフォルニアのディズニー・リゾートに行ってみての感想でした。

また余談になりますが、2つのパーク以外に、イクスピアリみたいに無料で入れるディズニーエリアがあります。ダウンタウン・ディズニーといって、ディズニーに関連するホテルやレストランやショップがあって楽しいです。パークに行く前後はこちらに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

正直どちらのパークが楽しかったのか、もしひとつだけを選ぶとするならば、Disney California Adventure Parkでしょうか。。。こちらはどちらかというと大人向けで、絶叫系アトラクションが多いと言われています。ただスタッフの質、設備の新しさ、混雑度を考えると、Disney California Adventure Parkのほうが満足度が高かったです。私が個人的に一番感動したのはFrozenというミュージカルです。本場ハリウッド仕込みの演者さんたちの演技と歌が素晴らしかったです。

話が纏まらなくなってきたので、この辺で終わりにします。今後カリフォルニア・ディズニーリゾートに行く方の参考になれば嬉しいです。