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急激な少子化の本当の理由ってなんだろ?

 
先日「こども家庭庁」というところに行ってきました。
 
なぜか?
 
日本は本当に「子どもに厳しい国なのか?」ということを
「こども家庭庁」という
 
「国としての新しいチャレンジの現場」を見学させていただき、岸田総理が陣頭指揮を取られている「異次元の少子化対策」を具体的に動かして行かれる方々に、子育て中のママ達が何に困っていて、なぜ子どもが増えないのか?の根本的な原因のすり合わせがしてみたい。
 
そして・・・
 
「こども」の3文字を入れているぐらいなので
日本の子ども達の未来に対する考え方や、姿勢が見える場所なのかな?という単純な理由。
 
願わくば日本に生まれた子ども達全員が「赤ちゃん先生」という当NPOのソーシャル事業を体験できる方法がないのか?この提言も兼ね、神戸市の議員さんにお願いして今回の訪問が実現しました。



「子どもに厳しい国で子どもが増えるはずがない」



これは以前、境治さんというジャーナリストのかたが書いた本のタイトルです。
当時、東京の地下鉄でラッシュ時にベビーカーのママさんが、「混んでる時に乗ってくるな!」と舌打ちされたことを書いたコラムが10万以上のいいねが着いたのに驚いて、書籍化となったのです。
 
堺さんは、うちのNPOの赤ちゃん先生も取材して紹介してくださいました。日本はいつから「赤ちゃんに厳しい国」になったのか?そしてこの流れはいつまで続くのか?大人は一体何ができるのか?社会は一体何をしなければならないないのか?
 そんなことをお話しできればと霞ヶ関ビルを訪れました。
 
こども家庭庁は、最近できたばかり!慣れない東京のメトロから降りても案内板に「こども家庭庁」の文字はなく、30分前に着いたのに結局待ち合わせの場所にはギリギリの到着でした。
 

政治へのトラウマ


正直、若い頃は政治には全く興味がなかった。もっと言えば私の生まれた奄美大島という場所では、過去に「やすとく戦争」と呼ばれる島民を二分するような激しい選挙戦が繰り広げられたことがありました。
 
今では信じられないような話ですが、菓子折りの下にお札が敷いてあったとか、選挙の挨拶回りで握手をした際に1万円札を渡されたとか、誰の応援をしているのか?によりそれまで仲の良かったお隣同士が険悪なムードになったりと、当時小学生だった私は「選挙とは大人同士の仲が悪くなるもの」という印象しかなかったのです。
 
そんなトラウマもあり、永田町とか霞ヶ関とかいう場所はなんだか恐ろしくて、なるべく近づきたくない場所でもあったのです。

こどもは未来だという考え方


そんな私が、今回なぜ「こども家庭庁」に出向こうと思ったのか?
それは「急激な出生数の減少」ということに「マジでやばい!」と思っているからなのです。
経済でも何でも、「ゆるやかな変化」は進化の要因となり必要なことだと思うのですが、
 
「時代の変化に制度が追いついていない」というのはある意味とても危険なのだそう。
その原因となっているのがいったい何なのか?ということを、国はどんなふうに考えて、どんな対策をやろうとしているのか?
ここを知りたかったのと、そこに対してうちのNPOが、そして、私自身が今後どのような取り組みができるのか?その指針となればと考えたのです。
 
「子どもは未来だ!」とよく言われますが、その「日本の未来」であるこどもの数が急激に減っているということが、日本の未来に大きな暗雲となる気がしているのです。

「知ってる、できる、やってる」の成功法則


オンデーズの田中社長さん「破天荒フェニックス」が本になる前のブログの頃から読ませてもらってて、本当に破天荒だけど、着実に成功につなげている方だなと、尊敬しています。その田中社長は「成功するのは簡単だ!」と言います。それは「知ってる→できる→やってる」これをやればいいだけ!なのだそうです。
 
オンデーズの新入社員研修ではいつもこの法則のお話をするのだそう。
東京駅でエスカレーターに乗っている人たちの写真を見せて
「知ってる」本当は階段を使う方が健康にはいい
「できる」今すぐ階段に変えてみる
「やってる」エスカレーターやエレベーターは使わない。
この三つをやることで、健康になるし、ダイエットもできる。
というもの・・・。
 
わざわざジムに行ったり、高いお金を使ってダイエットしたりしなくてもいいのです。
 
この話を聞いて、「確かに!色々なことに当てはまる!」と思ったのです。
 

こども家庭庁の成功法則



なんともおこがましい話ではありますが、こども家庭庁の方々にお会いして皆さん、本気で「日本の少子化を何とかしなければ!」とさまざまな取り組みを企画されていましたが・・・担当の方々とお話ししていて思ったのは。
 
国の政策を国民が「知らない」→知ればすぐに使えそうな事案が沢山!
表面的な言語からだけでは「できない」→子育てママにしか出来ない事沢山!
だから国民や現場の担当も「やってない」のだと思いました。→まずはやってみる!違ったら変えればいいだけ。

シンプルなことなら誰でもできる!
まずは私自身がこの法則に則り、身近なことから変えていこう!と思った次第です。

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