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幸せを作る保育園

保育園立ち上げが楽しすぎる毎日です。

12年前に「赤ちゃん先生プロジェクト」を立ち上げた時も楽しくてワクワクな毎日だった。

赤ちゃん先生を立ち上げた時は、理事会から猛反対!なにしろ当時は、厚労省からの委託事業で毎年5000万近い予算が降りていたし、社会起業家(社会の課題をビジネスで解決するイノベーター育成)を養成するという、素晴らしい理想を掲げ、月に100時間のクラスを、神戸、大阪、京都で運営していたのだから。

理事会からは
「厚労省の事業もやりつつ、新規事業を立ち上げれば良いじゃないか!」との意見が大多数だった。

正直な話、社会起業家養成と言っても、ハローワークから紹介されて、半年間のクラスに参加してくる生徒さんの多くは、社会起業家になりたいわけではなく、就職先が見つかるまでの居場所になっていた。

社会の課題を解決する!

と言った理念とは程遠い、授業風景。(いや!生徒のせいにするのは違う!リスペクトしてもらえないこちら側の問題だったのだ!)

そんな時に伝える側である私自身が、教科書に選定していた本の中で出会ったカナダの「ルーツオブエンパシー」に、すっかり魅了されたのです。

チェンジメーカー

というタイトルの本の最初のページにあったルーツオブエンパシーは、カナダの幼稚園の先生だった、メアリーゴードンさんが始めたプロジェクト。

当時メアリーが働いていた幼稚園は、治安が悪く、預かっている園児のオムツ替えをしている際に、赤ちゃんのおしりに根性焼き(タバコを押し付けたあと)があったり、と、日常的に親の虐待やネグレクトがある様な地域だったのです。なので、子ども達は落ち着きがなく、メアリーはなんとかしたい!と、考えていたのです。

そんなある日、教え子だった女性が生後間もない赤ちゃんを連れて園を訪れます。

すると、あれほど落ち着きのない園児達が、赤ちゃんを取り囲んで、「可愛いね」「ちっちゃいね」「泣いた!笑った!」と、どの子も前のめりで、そして、静かに、優しく、赤ちゃんと触れ合っていたのです。

赤ちゃんの持つチカラ

そこからカナダ以外の国にも広がったルーツオブエンパシー。
この記事に「これこそが日本でやらなければならないプロジェクトだ!」と、コーフンして、理事会に提案!反対されながらも強引に押し切り、初年度から2,800万を売り上げる事業になったのです。


背水の陣

今思えば、厚労省の事業を誰かに任せて、新規事業を立ち上げる手もあったなー!と、思うのですが、私は、自分を追い込むことでチカラが出る性分!

今回は流石に赤ちゃん先生事業とゲストハウス運営事業は仕組み化で回ってくれてるので、イエナプラン事業の一環としての保育園立ち上げとなりました。

目の前の子どもが笑ってるか?

子ども達の好奇心を引き出し
「なんだろ?」「知りたい!」な毎日を過ごす場所にするべく、
園庭や、園舎そのものが刺激的で、癒やされて、安心安全な場所になるように、今日も工事関係者さん達と、あーでもない!こーでもない!と、試行錯誤の日々!子ども達の笑い声が、園庭を走り回る姿がカラーで見えて来る!そんな日々です。

プレオープンまで残り35日!

ママが知らないと子どもが損する
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