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海外ノマドの仕事術。驚きの仕事環境をご紹介します

2021年12月からブラジルで3ヶ月のワーケーションをたことをきっかけに、2022年春にインドネシア、2022夏にヨーロッパ5カ国+モロッコで旅をしながら仕事をするライフスタイルをしました。

今年の夏のワーケーションでは、3ヶ月半のうち2週間をポルトガルのリスボンで、他の国のノマドと生活を共にするリトリート(以下こちらの記事ではわかりやすく「ノマド合宿」と呼びます)に参加しました。

今回は自分の経験に加えて、そこのノマド合宿で会ったメンバーの様子も合わせてお伝えします。

海外ノマドをしながら働く時に大事だと思っているのが下記の3つです。

  • 時差を計算して動く

  • 短時間で超集中する

  • いつでもミーティングできる準備をする

時差を計算して動く

私は日本マーケットを担当するマーケターなので、日本の方と打ち合わせをすることがあったり、本社のあるオーストラリア、上司のいるフィリピンなど、アジア圏がメインのタイムゾーンとなります。
そのため、ヨーロッパにいるときは基本的に朝6時から7時の間に起き、リアルタイムでチャットできる時間を少なくとも2時間は作るようにしていました。

朝の流れ

朝ごはんを食べる前に起きてそのままPCを抱えてパジャマのジャージ姿でリビングへ。メールチェック、Slackチェックを一通り終えてからご飯を食べながら作業。
打ち合わせが入る時も大体早朝なので、リビングの外のベランダで行なっていました。(リビングにはカーテンで仕切られただけの空間で寝ているメンバーもいたため)

このリビングの外にベランダがあります。左奥がカーテンで仕切られただけのベットエリア。

さすがに朝6時だと外が真っ暗だったので、そんな時はトイレでzoom背景を使ってミーティングに参加していました。

インスタストーリーより

本社のみんなが定時になった後の時間、残りの午前中はスライド作りや分析、施策のプランニングなど自分の作業を黙々と進めます。

時差ありで働く時はGoogleカレンダーが便利

多くの国の時間を追加することができます

リアルタイムの時間に加えて、ミーティングをセッティングする際に、相手にとって何時になるかが瞬時にわかります。

短時間で超集中

海外にいる=旅をしている。なので、観光をしたり、街歩きしたり、買い物したりするため基本的に大忙しです。
曜日限定で朝しか行われていない青空マーケット、ノマドたちが集まる夜のmeet upイベント、季節限定のお祭りなど誘惑がたくさん。さらに旅をし続けている時は次の移動先までの移動手段や宿泊の予約など、進行中の旅行と仕事と観光をしながら次の旅行のプランニングも立てなければいけません笑

人によっては、写真をガッツリとるフォトシューティングをしたり、SNS用の動画を撮って編集したりしている人もいました。

さらに、ノマド「生活」なので、普段の日常生活で行うようなこともします。私はダンスが趣味なのでスクールにレッスンを受けに行ったりサルサに行ってみたり。男性陣はジムに行って筋トレやロッククライミングをしている人もいました。

海外ノマドでゆっくり過ごしている人もいると思いますが、私や私が知り合う人たちは好奇心の塊のような人ばっかりなので、1日の中で仕事の時間以外もアクティブに活動しています。
そのため、仕事する時は短時間で集中して完了させることがかなり重要になってきます。

仕事も旅行のプランニングもどんどん判断して決めていかないといけないので、情報収集能力決断力がグンと伸びそうです。
今回出会ったとあるノマドいわく、「The life is short, No time to waste(人生は短いので、無駄にしている時間はない)」と言い切っていました。

効率の良いエンジニアは、一週間の仕事が15時間で終わるから、週の頭に終わらせて完了メールを数日に分けて送る、と言っていました。賢い…!

いつでもミーティングできる準備をする。いつでもどこでもミーティング

こちらはアメリカの某大手IT企業に勤めるマリッサが面白かったので最初に紹介します。
彼女はプロジェクトマネージャーで、冒頭に一言挨拶するだけで良いミーティングなどはどこでもミーティングを始めます。
wifiがない時は、アメリカのグローバルで使えるSIMカードのスマホからネットをデザリングします。私も大事な打ち合わせの時に使わせてもらいましたが、かなり安定してました。

移動中のタクシー

スマホとヘッドフォンでミーティング中

驚いたのは、ノマド合宿最終日。泊まっていたアパートメントからチェックアウトして、空港に向かっているタクシーの中でいきなりイヤフォンをつけて「Good morning, Good evening everyone」と打ち合わせを始めました。

空港のファストフード店脇の狭い通路

空港について、スーツケースを預けた後すぐに次の打ち合わせがあるというので、私ともう一人を置いて、マリッサだけ先に手続きを済ませどこかへ消えていきました。
私たちもスーツケースを預けた後に、彼女がいるという付近のファストフード店あたりで探すと、お店脇の暗い狭い通路で打ち合わせをしてました。

移動中のバスの中

朝7:30ですが暗いです

元々予定していた日程からずれてしまい、スペイン南部のセビーリャからバレンシアの夜行バスに乗っている時間にミーティングが入ってしまい、仕方なくスマホのネット(Vodafone EspanaのSim カードです)をデザリングして参加しました。
ネットが不安定なことを理由に、画面はオフで参加させてもらいました。

ビール片手に踊っていたらと思ったら...

アメリカ大陸組の皆さんはヨーロッパの午後〜夜が仕事タイムなのですが、夜リビングで音楽かけながらビール片手に愉快に踊ってるカナダ人のエンジニアが、ふと気づいたらいきなりパソコンに向かって話し始めていたので友達との電話かと思ったら仕事の打ち合わせが始まってました笑
今さっきまで飲んで思いっきり踊ってたのに…。ちなみにその彼はカリフォルニアで2つの正社員の仕事を掛け持ちするフルスタックエンジニアというバリバリの仕事人です。

私自身も海外ノマドたちの働き方を間近で見るのが初めてだったので驚くことも多かったのですが、いかがだったでしょうか?

ノマド生活の様子をあげてるTwitter、旅写真がメインのインスタも更新しています。
海外ノマドや海外生活に興味がありましたら覗いてみてください。

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