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ブラジルワーケーションでの生活について家や治安についてお話しします

12月頭から3月頭までの3ヶ月間、ブラジルに住んできました。

こちらの記事では実際の現地の生活について、家のこと、食べ物、交通手段、治安についてご紹介したいと思います。

ブラジルでどんなところに住むの?

基本的には民泊サービスのAirbnbを使って滞在しました。
1ヶ月以上同じ場所に滞在すると40%、50%ほどの割引になるので長期滞在におすすめのサービスです。
予約希望をしてからホストに承認されると部屋を借りられるようになります。鍵の受け渡し方法などもホストとやりとりして決めるのでその辺りはホテルより面倒です。
キッチン有り物件も多いので自炊したい人はホテルよりおすすめです。

最初に滞在したサンパウロでは知り合いがいたのでそこにお邪魔し、ブラジルのイロハも教えてもらいました。

次の都市、マナウスではアパートのような建物に複数の人が住む建物で、一部屋貸切(キッチン・シャワー付き)の物件に泊まりました。敷地内の入り口と庭だけ共有で、玄関はそれぞれ別です。
1泊1500円ほどでホストの評価が高いところにしたのですが、安いだけあってシャワーはお湯が出ない、キッチンは窓がなくて電気をつけないと日中でも暗く長期滞在位は厳しいかな、という感じでした。
ただホストは「スーパーホスト」と評価されているだけあり、返信も早くスムーズでよかったです。ここは1週間半の滞在と短かったので大丈夫でしたが、1ヶ月だったら発狂してたかもしれません。笑

最後に2ヶ月滞在したリオデジャネイロでは、最初の1ヶ月はコパカバーナにあるマンションの一部屋の予約で、キッチンとリビングをホストのおばちゃんと共有するシェアタイプ、その後、フラメンゴエリアの貸切の家に滞在しました。
フラメンゴの家は仕事ができる机に加えてソファもあったのでパソコン作業で体勢を変えたい時にソファで作業するなど移動できたのがかなりよかったです。贅沢を言えば洗濯機がなかったのであったらより完璧でした。ランドリーまで大量の服を歩いて運び、洗うのと乾燥に2時間ほどかかるのでそれが少し大変でした。

今回複数のAirbnbに滞在した経験から、次にワーケーション先として物件を選ぶときに優先する項目は下記かなと思っています。
上の方が優先項目です。

・インターネットがある、できたら強い
・貸切物件
・机と長時間作業できそうな椅子がある(木の椅子とか腰が危険)
・ヨガマットを敷けるスペースがある
・ソファがある
・洗濯機がある
・広めのキッチンがある

優先順位は低いけどあったら嬉しいと思うのが、

・バスタブがある
・ゲストを部屋に呼んでもOK(ちょっと友達呼んで寿司パーティとかしたい)

Airbnbは日本でも友人同士で大きなロッジを借りて楽しんだりするのにもおすすめです。

食べ物と物価の話

私はできるだけ自炊をしつつも現地の料理も食べたかったのと出かけ先でそのまま食べたいことも多く、1日の中で1食ほどは外食になってました。

サンパウロやリオデジャネイロで外食をするとランチだと日本の方が安くて美味しい選択肢がたくさんあると思います。
ちょっとしっかりしたレストランで食べると食事+ドリンクですぐに2000円とかいきます。「ポルキロ」レストランという、ビュッフェ形式で自分で好きなおかずをとり重さで値段を決めるタイプの店でも、私が少なめの量をとっても500円とかだったのであまり安くなかったです。

代わりに果物、野菜が安いです。スイカが大きい一切れで100円ほどで甘くて美味しかったので1ヶ月で3回ほど買いました。他にもマンゴーやバナナなどもリピートしてました。

自炊ですが、リオデジャネイロで最初に滞在した、ホストとシェアしていた家では、基本的に料理NGで簡単なものしか作れませんでした。
Airbnbアプリ内の下の方の「もっと見る」ボタンをクリックをしないと表示されないところにしか書いていなく、キッチンマークがあったので予約してから気づいて後悔しました。
ホストによると、大体どのゲストも外で食べるよ。料理する人なんて今までいなかったと言われました。なので外国人は長期滞在でも外食する人が多いようです。

ブラジル国内での交通手段

現地での移動はUberを活用しまくりでした。
15分の移動であれば200円、30分でも600〜700円と格安でかつ安全な移動手段です。
ただ、昼間の移動で目的地がメトロの駅から近い場合は、メトロも使っていました。私が時期は夏のバケーションシーズンで、特にビーチエリアは交通渋滞も多いのでUberよりメトロの方が早い時もあります。

メトロは、セントロ(旧市街)とビーチエリアを繋いでいるので大抵の重要な観光地をカバーしていて、一回の乗車が一律100円程度。安い!

オーダーメイドのサンバシューズを買いに郊外の30分以上車でかかる田舎に行った際もUberを使い、片道1000円かからないほどだったと思います。Uberがなければかなり行くのが困難なので本当にありがたい時代になったなと感じます。

治安は大丈夫?

ブラジルに来る前に危険な目にあった記事などを読んで、渡航を決めた後に不安になってました。
サンパウロにいる友人からは「リオデジャネイロは危険だけど場所をちゃんと選べばまぁ大丈夫」と言われていたのですが、不安になり人生で初めて衣類の下につけるウェストポーチを買いました。
今まで30カ国以上旅行してきましたが、初めてです。

実際にブラジルに滞在し、サンパウロ、マナウス、リオデジャネイロと危険3大都市(サルバドールも危険と聞きます)代表のような場所に住みましたが、実際には想像していたよりは普通に過ごせました。

もちろん外では下記のような基本は守ってました。

・常に荷物は自分の身体の前
・スマホを見るときは立ち止まって建物を背にする(いじってると後ろからバッと盗まれるらしい)
・夜人気のないところは歩かない
・貧困エリアには行かない
・お酒を飲んだ時はすぐUber

普通に生活している人がいるんだからそりゃどこでもかしこも危険エリアではないよな・・と一人で納得しました。

しかし、現地で知り合ったノマド仲間の一人がナイフを持った人にビーチエリアで襲われたり、ファベーラ(貧困街)ツアーではマシンガンを持った人を間近で見たり、一歩間違えると悪夢のようなことになることは想像できました。

ファベーラ(貧困街)に関しては、ツアーでは比較的安全な入り口エリアのみを訪れましたが、コパカバーナビーチやショッピングモールを歩いていそうなオシャレをした綺麗な子も普通に生活していて、意外でした。

サンパウロにいたときは常に友人の誰かが付き添ってくれて、一人で歩いた場所と言えば、有名なイビラプエラ公園の公園内の散策くらいしか歩かず、特にセントロ(旧市街)では友人のいかつい彼氏にも来てもらい常に守られてました。サンパウロ旧市街のカテドラルの前はホームレスが大量にいて、確かに心地よい思いはしなかったです。

リオデジャネイロでは、子供たちが飴やガムなどを買ってとせがんできたり、スーパーマーケットの中で赤ん坊を抱いた男性にミルクを買ってくれと言われたり(これが一番びっくりだった。施設内だったので)物乞いや物売りは日常的にいる光景でした。

初めての海外旅行には正面切っておすすめするのは難しい国かもしれませんが、広大な国土を持つブラジルには、壮大なアマゾンなどの自然や歴史的な都市などあらゆるものがあり、ぜひ一度行ってみていただきたい国です。

特にリオデジャネイロはハマってしまう人も多く、新世界7不思議のキリスト像、世界有数のビーチ、ハイキングができる山々、ボサノヴァやサンバなどのライブミュージックに溢れた魅力的な都市です。もちろんカーニバルで有名なサンバも!本場で生のダンサーを見たら心が熱くなりました。

世界をまわっているノマドで最終的にここに長く住むことを決めた人や、予定より滞在を1ヶ月、2ヶ月とついつい伸ばしてしまう人もたくさんいたブラジルのリオデジャネイロ、私もお気に入りの都市になりました♪

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