そもそも、スリッポンてどんな靴なの？？

よく聞く【スリッポン】
スリッポンてなに？？という、ここから説明していきます。
スリッポン→詳しく言うと【スリップオン】です。
スリップオン。
ヒモやベルト靴ではなく、調整なしでスルッと足が入れられる靴の事ですね。

スルッと足が入れられる靴、これがスリッポンです。

スリッポン型のスニーカーなんて、馴染み深いものかもしれませんね。

履いてる方が多い気がします。

あとは、学生靴です。ローファーと呼ばれますね。

【ローファー】→なまけ者という意味でしょうかね。

靴紐を結ばなくても、そのままスルッと足が入れられるから【なまけもの】

なかなかすごいですよね。名前の由来が。

玄関でとってもラクに履ける。ササっと出かけられる。それがスリッポンの利点。じゃぁ欠点は？？

簡単に履けますよね～。

しかも、サイズが大きいほど、スルンとラクに足が入ります。
当然ですけどね。

この簡単に履けるシューズというのが利点かと思いきや、欠点になってしまう事も多いんです。

スリッポンはその形から、どうしても足入れをするときに無理やり履こうとしてしまいます。

これはみなさん、無意識だと思います。

そしてここに強く負荷がかかります。

ここですね。

【お気に入りのスリッポンだったのに、ここが裂けちゃった！】という方もいると思います。

あと、かかとにも大きなダメージが。

この２ヶ所、すごく傷んでしまうんですね。

靴ベラを使っていれば、このダメージは少なく済みます。

靴ベラは簡単に履くための道具ではなく、靴を長持ちさせるための道具なんですよ～！

簡単に履けるという事は、サイズが大きすぎるかもしれない。足長が合っていても、足囲や高さが合っていないかもしれない。実はスリッポン選びは難易度が高いのです。

簡単に履けるから人気がありますが、実はけっこう難しいんです。スリッポンて。

この写真ですね。

これは、スリッポンあるあるです。本当に多い。

逆に言うとですね、この【甲の高さをきっちり合わせられるスリッポンを探せ！】という感じですね。

ひも靴であれば、ここはギューッと締めて合わせることができます。

でもスリッポンはそれが出来ない。

もっと言うと、この甲の高さがきついと勘違いしてしまい、もっと甲の高さのゆとりのあるものを選んでしまう方が多いです。

写真にも記しましたが、甲の高さがスカスカの方が多いのです。

お店で試履きのときに【甲が引っかかるから足がするっと入らない、つっかえる、靴ベラがあれば何とか入る】というのが目安です。

●甲が引っかかる感じがする
●ちょっとギューッと力を入れて足を入れる
●かかとを踏まないように気を遣う
●甲が上からキュッと押させるように締まっている(痛みのない程度で)
●靴ベラが無いと足が入らない

こんな感じです。プラスして、足長が合っているのが大前提です。

つま先に10mm程度の余裕があり、歩いても踵が付いてくる。

（足の特徴から言うと、甲が低い・甲が薄いという足型の人はスリッポンを合わせるのが難しいと思います。）

甲に余裕がある物を選んでしまうと、かかとが脱げます。これは間違いないと思います。

↑↑この隙間を埋めて、足が前へ滑らなくなり、かかとが脱げ無くなればOK！！がんばって！！
甲に貼るパッドも市販されています。

こういったものをうまく活用してみてください！
結構しっかりと、靴の中で足が安定してきます。

購入時の選び方・妥協しない事がとっても大事ですよ～！きっと慣れるかな？なんて思わないほうがいいです。

スリッポンに限らずの話になりますが、靴選びに関しては【妥協は禁物】です！

いままで何度、靴選びに失敗してきたか。。。（私もですよもちろん）。。。

みーーんな同じようにおっしゃいます。

私も何度も靴選びは間違えてきました。

パンプスにしろ、ローファーにしろ、スニーカーにしても、お店で見ているとみんな大好きになってしまう！！

完全に【痛い！】と思えば買う事は無いと思いますが、ちょっとした違和感くらいなら買ってしまう。

【まーーなんとかなるでしょ！！】

【そのうち履きなれるでしょ！！】

こんな風に思って買う事も多いのではないですか？？？

しかし、靴の場合はそうはいかなくて。

本当に【いつのまにか慣れちゃいました】なんて、滅多にないのではないでしょうか？？

玄関に置きっぱなしにしている靴、ありませんか？？？

靴のお悩み相談、受け付けています！！