こんにちは。巡です。

【靴が笑う】という表現をご存じでしょうか？？

この写真、青線の部分が歪んでいます。

靴のこのような状態を『笑う』と表現します。

紳士靴のような深い靴を履くことが多い方は、気が付きにくいかもしれません。

パンプスでの笑いはわかりやすく、このようにフチがゆがむ事がよくあります。

この写真の方からのご相談で

"これはネットで購入した靴で、足に合っていると感じているが、一応フィッテングを見てほしい"

と写真をいただきました

あ､この靴笑ってるじゃん･･･愛嬌ある靴と思いきや笑いながら私のことを試してるな、この子･･･

と私は笑えませんでした(苦笑)

靴が笑うのは良くないのか？

靴が笑うには、原因があります。

これは個人差・個体差がありますのでハッキリ言えることはありませんが、指の付け根の位置が靴の底と合っていないのでしょう。

(足裏のアーチが靴とあっていない)

これは珍しい事ではなくパンプスではあるあるです。

靴が笑うのは、

足裏のアーチ・靴のカーブが合っていない
体重のかかる位置が合わない
深さが合っていない
アーチが落ちている(扁平足や内股など)

などなど理由はさまざまでしょう。

しかし、どんな理由であれ靴の笑いは痛くないのでやっかいです。

痛みのようなわかりやすい自覚症状があれば

"靴が合わないな"と買わずに済むのですが

痛くないしデザイン可愛いから買う･･･という判断になりがちです。

笑う靴はそもそも足と合っていないですし、履き続けると歪みがひどくなり靴と足のシルエットも台無し。

靴が笑うと、見た目も台無し

靴と足が合うというのは、履き心地が良いのはもちろんのこと、

シルエットがとてもキレイです！

これはデザインの好みやヒールの高い低いのキレイではなく

どんな靴でも言えます。

脚をキレイに見せてくれる
足をキレイに歩かせてくれる
足をかっこよく見せてくれる
靴をキレイに長持ちさせてくれる

靴と足が合うのは、見た目的にもとてもキレイです！

そして、歩きやすい！

この、"靴が笑う"に気づいてない方はパンプスを履く時に気をつけてみてください！