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どんなに辛くても目の前にある事にがむしゃらに向き合う事の大切さ


生きているとドラマの様なセンセーショナルな悲しい出来事や怒りを通り越し、感情さえ凍り付いて何も感じなくなる瞬間を経験する事があります

昨日までは、何の変哲もない平凡な毎日だったのに
そこに何かの歪みが突然割り込んできて
全てを壊してしまうハリケーンの様に

被害の大きさは尋常ではなく
どんなに努力をしても決してもとには戻らない

あんなに退屈だった平凡な毎日が、
恋しく少し前の過去に戻りたいと
切に思うような事は、意外と世の中には
沢山あるかもしれません

京都アニメーションの事件も、
池袋で高齢者の車に命を奪われた方も

事件の前日まで、本当に普通に生活をし
きっとコンビニなどで好きな物を買ったり
普通の生活をされていたと想像します

そんな平凡な日常を奪う事など誰にも出来ないはずなのに、
たった一つのボタンのかけ違いから
埋められない溝を作ってしまい、
全く関係が無い人まで巻き込んでしまう

突然の事故に巻き込まれた当事者は、
生きる事さえ許されず、そしてそのご家族は
当たり前に目の前にいた愛する人がいなくなった悲しさと
一生、向き合って生きていかなければならず
何をしても心が癒えることはなく、
ただ過ぎていく時間の感覚さえ分からない

この受け止められない感情は、怒る事や悲しむ感覚さえも
麻痺させてしまう、まるでマイナス30度くらいの場所へ
突然連れて行かれ、何も感じない感覚に近いのかもしれません

しかし、日常が戻り、生活に温度感を感じ始めると
冷凍されていた感情は、生き物の様に少しずつ溢れ出し、
ようやく涙として感情の解放が出来るようになります

いくら理不尽な事を理不尽だと頭で思ったところで何かが変わる訳でもなく、行き場のない感情は、相手を恨み、仕返ししたいと思う人もいるかもしれません

でも、その一番つらい時に本当にしなければいけない事は、恨む事ではないのです


恨んだり仕返しをしてしまうと、その原因をもたらした物と
同じ波動になってしまい、一生そこから抜け出せなくなってしまいます

だから、そんな時は、

ただひたすらに自分の中心に戻り、
目の前にある事にがむしゃらに向き合う事


何も計算せず、ただただ目の前に起こる事に真摯に向き合い
丁寧にこなしていく

それしか、できる事はありません

誰かが犯した罪は、必ず犯した者の所にブーメランの様に
戻っていきます

被害を受けた者が何もしなくても必ず元の持ち主の場所に
戻っていくのが自然の法則なのです

楽しいばかりの人生は在り得ません
辛い場面に沢山出逢う事もるかもしれません

そんな時、もし、感情のコントロールが出来なくなったら
がむしゃらに目の前に起きる事に真摯に向き合う

すると、必ず流れが変わっていくと思います

戦うより、自分の中心に戻って、軸をまっすぐする為に

目の前の事にがむしゃらに向き合う事

その選択が明日のワタシを作っていくはずだから

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