12 テクノロジーで可能になったこと

もしかしたら、エシカルファッションの文脈でテクノロジー?と疑問に思う方もいるかもしれません。実際めぐるファッションラボの受講者の中には「テクノロジーは伝統的な手仕事を奪うから悪だと思っていたけれど、見方が変わった」という方が何人かいました。確かに、イギリス産業革命の時代に新たなテクノロジーである機械機織り機が登場したときも、それまでの手織りの仕事が失われることを恐れた職人が機織り機を破壊する「ラッダイト運動」なるものがあったらしいですが、時間が経ってみれば布地の生産性が爆発的に上がったために価格は安くなり、広く一般に普及したことで手織り以外の繊維に関する職や産業がどんどん発展しました。新しい技術に適応していく熱量はいりますが、機械化が必ずしも仕事を奪うとは言い切れません。

エシカルファッションには大きく分けて「過去にヒントを得るエシカル」と、「新しく生まれたテクノロジーを使って未来から取ってくるエシカル」があると考えています。私は両方アリだとおもいます。この章はその後者、未来から取ってくる方のエシカルのお話です。

この続きをみるには

この続き:2,469文字/画像2枚
この記事が含まれているマガジンを購入する

INHEELSと鎌田安里紗が2016-2018年にかけて開催したエシカルファッション勉強会「めぐるファッションラボ」のまとめです。

または、記事単体で購入する

12 テクノロジーで可能になったこと

Yuka INHEELS

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

2

Yuka INHEELS

めぐるファッションラボ

INHEELSと鎌田安里紗が2016-2018年にかけて開催したエシカルファッション勉強会「めぐるファッションラボ」のまとめです。

コメント2件

ありがとうございました。確かに、自分の服への見方を「ん?」と思わずに入られない内容ですね。個人的に取引している方の服を持っていますし、people treeさんの服にしようとしていました。無印もオーガニックコットン使っていますよね。一着購入しました。オーガニックだけがいいではない事、理解しました。
現段階でできる事。それは、『今手元にある服を大切に着る事=エシカル』そこを改めて教えていただきました。あれもこれもほしいというのは、視点が自分軸ではないからだったなと、最近自分を俯瞰したりします。(35歳)自分軸で様々な決断をしていこうと決めると、周りに左右されなくなり、自分の大切にしたいアイテムに視点が向くようになりました。 今後も、様々なことを考えながら一生「服」を纏っていく身として、考えていきたいです。
ありがとうございました。
お返事が遅れ申し訳ありません。そうですね、何が正解ということがないので、結局は軸を自分に持ってくると、次の行動に繋げることができると思います。(ということを、めぐるファッションラボの受講生の方から私も学びました。)何にせよ一生お世話になる服、一度深く考えてみるのもいいですよね。ご感想どうもありがとうございました!岡田(INHEELS)
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。