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マネジメントを失敗しました

今日はメンバー1人に仕事を全て任せ、一日中外出していた。
どうしても人員的に、そのような配置になってしまった。

何かしら、分からないことがあったら、電話やメールが来るかと思っていた。
だが、一度も電話はならず、メールボックスも反応無かった。


大丈夫か?


事務所にいそいそと戻ると、不安とは裏腹に、仕事を1人任されたメンバーは、ものすごい覇気を出して仕事に取り組んでいた。
蒸気が身体から出ているように、マジで気合いが半端なかった。
目つきも鷹が獲物を獲る時並みに、鋭かった。

仕事自体は、トラブルも多少あったが、それらも含めて上手く解決してくれた。
超助かった。ありがとう😭


めでたし、めでたし〜


とはいかないのが悲しい、マネージャーの宿命だ。


その後、その人は体調を崩し、お休みをしてしまった。




これをどう考えるか?


そもそもなぜその人は、覇気を出していたのか?


正直に言うと、その人の普段の仕事振りは、少し不安があった。
だから私は、外出中に何も連絡が無かったことに、逆に不安だった。


しかし結果は、普段自分から積極的にやらない苦手な仕事も、能動的に行動し、なんと成果を出したのだ!

この行動は、良い意味で予想外だった。


だが、マネージャーとしては、相手への理解不足、という結果だった。


一因に、その人を信頼し切れずに、仕事の割り振りを絞り、挑戦の機会を少なくしていたということがある。


これは反省した。



苦手なことにもチャレンジして、困難を乗り越え、成果を出すという体験を、マネージャーとしてサポートしなかった、ということだ。
相手起点という目線が無かったのが、いけなかった。


また、そのようはネガティブな感情が相手に伝わった可能性もある。

「自分は信頼されていないんだ。」

そう思っていたかもしれない。
そりゃ、モチベーション下がるよな。

体調を崩してしまったということにも着目する必要がある。
孤立無縁という北風方式で、ケイパビリティ開発を強制したところで、長期的な雇用の継続にはならないということだ。
健康を損ねたら元も子もない。


じゃあ、どうするべきなのだろうか?


理想は、安心安全で、のびのびとケイパビリティ開発に勤しんでくれれば一番だと思っている。

チャレンジもするけど、末長く働ける。そんな職場にしたい。

今回の場合は、日常的に苦手なことにもチャレンジをサポートをすることだ。ケイパビリティ開発の機会を提供することだ。
次に、ストレッチな状況が発生した場合、休ませる配慮をする必要がある。


私は、手堅いチームを育てたい。常にコンスタンスに成果を出し続けるチームにしたい。
そのような方向性は、じっくりゆっくり考えるべきか。


仕事というのはきっと、苦行であり、人生修行であるが、未来へ希望が詰まっている。
だから働く。

一つ一つ、自分のできることをやっていこうと、思う今日この頃です。


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