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沖縄で理想の自分を想像する③

さあ、やっと2日目に入った。
二度寝をしたとて最終的に目が覚めたのは6時半ごろ。
7時前だったように記憶する。
みんながそれぞれ起きていたり、寝ていたり。

私はお腹が空いたので、朝ごはんを食べた。
朝ごはんはそれぞれなので、みんな各々準備して食べる。
私は毎朝欠かせないコーヒーを持ち込んだ。
宿にはラッキーなことにコーヒーミルなど道具が揃っていたから、
沖縄で豆を買って飲めば良かったと後悔した。
コーヒーを飲み、前日に買ったブルーベリーとバナナをヨーグルトで食べる。
気分はまるで南国のサーフガール。

天気が良かったので、その後朝の一服をしに1人で浜辺へ。
潮が満ちていて、晩に見た浜辺とは全く違う表情だった。
また1人でゆらりゆらりと朝の空気を体いっぱいに入れて
幸せな気分でみんなの元へ戻る。

その後、ぱっつんくんとみんなで再度浜辺で遊ぶことにした。
砂まみれになったり、海藻食べてみたり、
公園で遊んでみたり、足を海につけながらみんなで遊んだ。
携帯もその辺にほったらかして、目の前にあるその景色と瞬間を全力で味わった。

そんなこんなでお腹が空く。
すっかりおやつの時間になった。
車を走らせアサイーボールを食べにいく。
これまたアメリカ人の先客がたくさんいたので、
本物を確信した私だったが、本当に美味しかった。
甘くて冷たいものが私は大好き。グアバネクターと一緒に食した。

その後しょっぱいものを食べたくなった私たちは
道の駅までドライブ。
海岸線を走るルートだったので、窓を開けながら波風を全力で浴びた。
車窓から見える景色がずっと青かった。
私はずっと海の青、空の青が大好き。
天気によって色をかえる不安定なところも含めて、
自分の心を映しているようで好き。

そんな青をずっと眺めながら道の駅に到着。
観光客もそこそこいる中で、各々欲しいものを物色。
私はもずく天、紅生姜天など、揚げ物を数個買って、
とってもいい香りがしたので、思わずさらに揚げ物を買うべく
サーターアンダギーのお店に吸い込まれていった。
そこに並んでいたのは黄金ボール。
かりふわの食感に一同大感動。忘れられない思い出の味になった。

お腹がいっぱいになったところでその日に沖縄に到着するメンバーを迎えにいくチームと夕暮れを見にいくチームに別れる。
夕暮れを見にいくことにした私は、
またパンダくんが運転する車に乗り込み、読谷を目指す。
読谷にある残波岬という場所が良さそうということで、
ナビをそこにセットして車を走らせる。
また潮風を浴びながら髪の毛をパサッパサにさせて向かった。
公園に到着し、喉が渇いたからふと目に入ったカフェに駆け込みラテを飲む。
当たり。沖縄で飲んだどんなラテよりも美味しかった。

ぱっつんくんの体力が有り余っていたので、
1時間くらいみんなで走り回って夕暮れを待つ。
そろそろのタイミングになったので海岸に降りて、
みんなで夕陽を真正面から浴びながらぼーっと眺めた。

同じようなことを前の日にアメリカンビレッジでしたのだが、
その時の感情とまた異なった。
夕陽を眺めて黄昏るその時間を日常にしたいという感情がどんどん湧いてきて、自分の理想のライフスタイルを明確に描いた時間だった。

大好きな仲間と浜辺に座って時間を過ごす。
生活の余白をどこまで味わえるかが私にとっての人生の価値なのかもしれない。

ここまで書いて1,300文字。
また2日の夜ご飯に辿り着けなかった。
もう少し続く。

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