見出し画像

2023年のわたしとシェアハウス

2024年が明けてしばらく経った。
今更だけど2023年を振り返る。
2023年を振り返ると特に前半は正直ほぼ記憶がない。
毎日生きるのに精一杯だった。
横浜で2023年を迎え、大半の時間を元彼の家と職場で過ごし、
実家には週2度ほど帰り、仕事で頭の中がいっぱいだった。

そんな中で春を迎えたが、そんな矢先に待っていたのが大阪異動。
全然乗り気じゃなかった。
確かに裁量権が増えたりするのは楽しみだったが、
友人が一人もいなかったこと、当時の彼氏と離れ離れになること、
そして兎にも角にも仕事で頼れる人が誰もいなくなったのが一番の不安だった。

そんなこんなで初夏を迎え、大阪に引っ越したわけだが、
そこで人生を変える大きな決断をした。
前述にもあるが、シェアハウスに入居したのだった。
当時のわたしはどうやら相当寂しがり屋だったようで(今もそうだけど)
仕事から帰ってきて話す人がいないということに
相当のストレスを感じていたから、そんなわたしにはピッタリだった。
確かにシェアハウスに住んでいると日々様々なことがあるが、
刺激を求めていたわたしにはちょうどよかった。

ちなみに当時のわたしの食生活はひどいものだった。
調味料なんてものは持ってなかったし、
外食かスーパーで野菜やフルーツを買ってきてサラダにする海外セレブもびっくりな食費の掛け方だった。
今振り返って考えると、そこにしかストレス発散ができなかったのだと思う。

ハウスに引っ越して2週間程度で1年間で一番の落ち込み時期を迎える。
職場の人間関係が全くうまくいかず、一人で抱え込み、悩んだ。
退職も考え、上司に深夜に泣きながら電話したのもこの時期。
なんでわたしがこんなに抱えないといけないのか、
全く自分本位な考えではあったが、その時は本当に辛かった。
そこで学んだのは、自分の心と体は自分で面倒見ないと誰も守ってはくれないということ。

自分の心と仕事が落ち着いたタイミングが夏だった。
この頃から休みの日は休みという切り替えにして、
リフレッシュするということを覚えた。
ほぼ週一で一緒に遊んでくれた、さりいちゃんありがとう。
この時期から自炊を少しずつ始め、スーパーに通い始めた。
それでもまだまだレベルとしてはめっちゃ低い。

秋を迎え、大阪の生活もリズムが掴めてきた。
この頃に入居したメンバーたちが、秋から冬にかけての楽しみをたくさん作ってくれた。
note書くが楽しいって思えたのもこの時期。
意外と読んでくれている人がいるのがわかり、文章好きが集まっていることもわかったから。
自炊熱も一気に上がった。
スナック平林が始まったのもこの時期。
うまいって食べてくれる人がいるって最高。
若干調子に乗りながら、定期的にまだ続けている。

そして冬に差し掛かろうというところで当時付き合っていた彼氏と別れた。
今振り返ればこの時期に別れてよかったとも思う。
思い残すことはないし、元彼以上に
わたしのことを大切にしてくれる人に囲まれいてることがわかったし、
鎖から解き放たれたように好きなことにのめり込むことができるようになった。
本を読み始めたり、noteを書き続けたり、
誰の目線も気にせずに洋服を見に行ったり、自分が作りたいと思う料理を作れるようになった。

冬は料理に没頭した。毎日自炊して、たくさんの人に食べてもらった。
食べてくれる人の顔を想像しながら手を動かす楽しみを知った。
音楽をディグるようにもなった。
今まで自分が好きだったものを掘り起こして聞いてみたり、
人が聞いてるものを探して聞いてみたり。
すっかり、イヤホンがわたしの親友だ。

年末年始もシェアハウスで過ごし、生まれて初めて年越しを友人と迎えた。
友人というか家族というか。超よかった。
初日の出も車を運転してくれたぺいぺいがいて、みんなで見にいけた。
みんなと同じものを見ながら綺麗って言っているその時間が
わたしは本当に好きだった。

そんなこんなで2024年もシェアハウスで元気に過ごしている。

年始早々に大型二輪をとるという目標も立てたし、
ほしいバイクも見つかった。
何よりも今は何にも縛られずに
自分で自分の道を開拓している気がして楽しい。
そして、日々わたしの周りには愉快で優しくて愛に溢れている人がいるから幸せ。

2023年私に出会ってくれた全ての人に感謝。
特にシェアハウスの住民たちに私の生活と心は支えられている。
彼らがいなければ今の私は当然いない。
2024年も変わらずよろしく。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?