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伝説の4WAYタッグ

2024年3月13日 我闘雲舞新木場大会
Road to KORAKUEN ~Sakura Days~

【王者】
BestBros   駿河メイ バリヤンアッキ
【挑戦者】
帯広食堂総本店 帯広さやか 藤田ミノル
カンフーパンダ 米山香織 趙雲子龍
君はあの日のニンジャチョークを覚えているか?そして僕らはアラ100になった 桐原季子 勝村周一朗

上記4チームで、アジアドリーム4WAYタッグ選手権試合が行われます。

これを書いているのは前日の夜
纏まる訳がない気持ちが、ようやくちょびっと表せるまでになったからだ。
通常のタイトルマッチ前ではない心境になるのは、4WAYであること。更には対戦相手に所属メンバーが2人いる事だと思う。

帯広さやか 桐原季子(通称おとき)

何故所属メンバーに、心を踊らされているのか?
答えは単純、タイトル戦では戦ってこなかったから。
(正確に言えば、一度おときさんとはパンデミック中のチョコプロでアジアドリームタッグ選手権試合を行っている。)

ただ少なくともリング、我闘雲舞では闘った事はない。桐原季子デビュー戦の相手を務めた5年前以来。帯広さんに関しても5年前、沙也加のデビュー戦(帯広さやか&紺乃美鶴&沙也加vsさくらえみ&水森由菜&駿河メイ)ぶりの再会になる。

タイトルマッチは重い
身体、心、そして日々の集大成であるからだ。
ごく稀に棚からぼたもち式にチャンスが転がってくる事もあるけれど、それもぼたもちキャッチができる距離まで進んでいる自身がいるからの事。

関係が濃いほど、相手の日々を知っているから
心がキュッとなる


帯広さんとメイ

多分メイビーアンビシャス(初期販売していた日記)にも出していない記録

東京進出の日
緊張感

入寮する事を知り、帯広さんはお部屋やお風呂をピカピカにして下さってました。

寮生活時代、エビスコから帰宅後「どん兵衛食べよ〜」とメイの分まで買って来てくださるのが嬉しくって。一緒にずずずーーっ。ガタンっ。ぁああ。一口目で床に全て溢してしまい、結局1つを半分こ。

日付不明の日記 


上京してホームシックになった後、京都に帰らなかったのは帯広さんが一緒にいて下さったから。
シャカシャカ帯広さんは今でも思い出し笑い出来ます(笑)

約6年我闘雲舞で過ごさせて頂き、気がつけばさくらさんの下は帯広さん、そしてメイのキャリア順になりました。いきなり空いて下の子が居ることは、先輩として決して楽な事では無いと思います。だけど帯広さんは優しかった。弱音を吐かない時こそ側に居て下さった。同じリングだけどいつも別々。いってらっしゃい、お疲れ様と控え室でハグするのが我闘雲舞での帯広さんとメイの日常になりました。これは気づけばでは無くって、帯広さんの優しさだと思っています。ハグを返せるようになったの嬉しかったな。

明日は相手

帯広さんを丸々と支えてしまう藤田さんも、本当に恐ろしい方です。

帯広さんの今までを無駄にしたく無いから
覚悟して挑みます



おときさんとメイ

母親や師匠を除くと、1番尊敬している人といえます。大きく言えば、おときさんの様に生きたいです。

野心家、努力家、腰が低い、あまりにも積極的

この辺りはガトムのお客さんもご存知でしょう。大会後は物販や後片付けなどで、物凄くバタバタしている中でも、おときさんがフィードバックを聞きにこなかった日は無いです。

実は過去に別の団体に所属していた経歴があり、我闘雲舞は二つめ。だけど、おときさんは我闘雲舞で1から勉強し、再デビューする事を選んだ。少し先に進んでいるはずなのに、周りの練習生と同じ姿勢で練習に参加していた。
デビュー戦の相手は私で、おときさんはそれはそれは緊張していた。それだけ強い想いで我闘雲舞に来てくれたんだなと、メイもデビュー戦の相手を務めることは初めてだったので、それなりに緊張していたから、良く覚えている。

おときとメイは我闘雲舞でいうと、最年長と最年少。いつも弄り倒してきたり、何故かメイの変な写真たくさん持っているけど、根本は1番しっかりしている。私生活では寧ろメイの方がお世話になっており、面倒を見てくれている。"ガトム登山部"を設立し、色んな所へ連れて行ってくれる部長。因みにケーブルカーを使おうとすると、怒られます(笑)

そんなおときさんが夢を伝えてくれた時があった。
タイで試合がしたい
我闘雲舞で後楽園に行きたい

この辺りから自分もスイッチが入って、我闘雲舞後楽園の夢を発言し出したと思う。タイ一緒に行きましょうと誘って、タイ遠征が決定した。始めは試合するか未定で、行くだけ行ってみる形。だけど神様の意地悪でメイはコロナにかかってしまい、日本待機。その為おときさんは急遽、SET UPレスラーの”マッチャ”とのシングルマッチが決まった。

夢を叶え続けている。

そして本日
初のメインイベント タイトルマッチ
勝村さんとの物語り

もう、覚悟は十分に伝わっている
今までで1番強いおときと、十分すぎる環境条件で戦える事が楽しみ。今日が5年間プロレスを続けて来た一つの集大成になるのは間違いない。



こうした時間を過ごすと
日に日に自分自身強くなってると感じる。

後輩が増え、海外に行くさくらさんの代わりになったり、ベルトを持ったり、団体やたまに日本を代表して他団体や海外へ行ったり。自身のコンディションや行き先を考える事が、団体の調子や行き先に繋がる事を知り、気がつけば自分以外の事を考える時間が増えた。その分弱さも知った。自身の為なら偽って逃げる事も簡単だけれども、規模や団体の為となると偽りは出来ない。

弱さを知るきっかけになったのはアッキの存在が大きい。メイが知る限りアッキが弱音を吐いたところを見た事も聞いた事もない。「大変な事があっても、それを困難とは言えない。結局後から楽しくなるから。」とアッキは先日中学校で行った講演会の中で言った。それには先生方も大きく頷いて、賛同していた。気持ちを吐ける事で前を向き直せて強くなれるけれど、その全てを受け止めているアッキはどうしてるんだろう。弱音を吐いても良いんだよ、と伝えた時、いつか頼るからよろしくね。と言われた。まだその日は来ていない。本当に身体の芯からアッキは挑戦者で強い。

そんなアッキに出会ったり、環境が変わっても、相変わらず1人が好きな事には変わり無いけれど。ソロプレイヤー派だった過去の自分からすると、誰かの為に頑張れるなんて奇跡的。
弱くてもいいけど強くなりたい
後輩、我闘雲舞、そしてパートナーのアッキを支える為に。

守るものがある強さ
守るものがない強さ

メイは、あった方が強くなれてる気がする。
守りたいもの達を象徴してくれてるのが、紫色のアジアドリームタッグベルト。だからまだまだこれからです。

帯広食堂総本店 帯広さやか 藤田ミノル
カンフーパンダ 米山香織 趙雲子龍
君はあの日のニンジャチョークを覚えているか?そして僕らはアラ100になった 桐原季子 勝村周一朗

挑み続けるアジアドリームタッグ王者なのには、理由があるんです。
“Right there” BestBros ここにあり

#伝説の4WAY 開幕じゃ


※カンフーパンダの全てに気をつけます。

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