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色付き座席表作成(条件付き書式の相対参照) ※全文無料

以前紹介しました 座席表 をより見やすくしてみましょう。
女子生徒に網掛けをしてみます。

そのために、数式を使用して、書式設定するセルを決定を使います。
これにより条件付き書式の相対参照ができるようになります。
条件付き書式を使っていると、別のセルの値に合わせて書式を変えたいということがあります。
やり方を知らないとなかなかうまくできませんので、しっかりと見ていきたいと思います。

1.レイアウトを作る

座席表 に1行ずつ加えます。
Ctrlを押しながら行を選択することで、複数の行を一気に選択できます。
右クリックから「挿入」(行の追加)を行います。

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2.男女を表示する

挿入した行に男女を表示します。
G20のセルに
=VLOOKUP(G19,名列!$A:$C,3,FALSE)
と打ち込みます。
※ VLOOKUPの使い方は 座席表 をご覧ください。

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関数をコピペして完了です。

3.女に色を付ける

では、女子生徒に色をつけましょう。
正しく動作していることを確かめやすいように、女子生徒の名前のセルで条件付き書式を設定します。
G15のセルを選択し、条件付き書式>新しいルールを選択します。

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数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、数式の欄に
=G14="女"
と入力します。
が2つあることに違和感を感じるかもしれませんが、このまま入力します。
これで、G14のセルが「女」のときG15のセル(今選択しているセル)に書式を設定することができます。

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書式をクリックして、塗りつぶしを選択、色を設定します。

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無事に色が付きました。

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番号にも同じ要領で色をつけて、番号・性別・氏名を選択し、Ctlr+Cでコピー。
右クリック
またはAltE→S→Tで書式貼り付けで全体に書式のコピーをします。

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最後に性別の行を選択し、非表示にすれば完成です。

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いかがでしたでしょうか。
数式を使用して、書式設定するセルを決定」は書き方が少し独特なので最初は戸惑うかもしれません。
使えるようになると、自動でいろいろなものに色を付けることができます。
自動化することで漏れ・抜けなく作業でき、事務作業の軽減にもなりますので、ぜひマスターしてください。

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