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ルパンの古書店 in 岡崎

こんにちは、アマギシメイカです。

久しぶりの投稿になりました。
知らない間にアフリカに行って帰ってきてしまいました。
本当に、帰ってきてしまった。

空港に着いた時も、実家に帰ってきたときも、
隔離が明けて乗る、久しぶりの電車の中でも、

「うわ〜日本だ。帰ってきちゃったんだなぁ。」

と、まだまだ心は外国気分。
少しの安心と、それよりも多い寂しさが渦巻く心の中は
まだまだ整理がつきません。

そんな気分のまま久しぶりに帰ってきた京都で見つけたのが
なんとも怪しいこの古書店。

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コンクリートも、建物も、本屋に並べられている本も、人も。
みんな退屈そうに見えている中で、
そこにある本たちは、自分の意思でそこにいてるようにも
全てをきらめてそこにいるようにも見えました。

見たことのないコトバの山々を見て回っていると、
ダンブルドアくらい髭の長い店主さんが


「少し座って行きなさい。

ちょっとおしゃべりしましょうよ。

取って食べたりしないから。」


と。
ダンブルドアくらい髭の長い店主さんのあだ名は、ルパン。
ルパンと、ルパンの友だちの600年生きてるタケダさんと話していたら2時間も経っていました。

実は誰も人の話を聞いていなくて、自分の話をしたいだけなのだけなのも、
わたしの知らない話をたくさん聞かせてくれるのも、
私の話に、

「それは、難しい問題ですね。

私の経験から言えることは何もありませんね。

自分で決めるしかありません。

でも一つ言えるのは、後悔というものは、後からやってくるものなので

自分の楽しさが、自分の正しさなります。

ひとは愚かな生き物ですね。」



と、なんのアドバイスにもんらない、一番のアドバイスをくれるのも。

少し笑えて、心地が良かったです。



また、行きたいな。


というわけで、
ルパンと600年生きたタケダさんに
「おじさんにもわかるように教えてね」と言われてしまったので、
【渡西阿備忘録】なるものをはじめてみようと思います。

(※題名はまだ考え中。「阿」と書いて「アフリカ」の意味だそうで
「西阿」と書いて「西アフリカ」のつもり。)



最後に、ルパンによると

「ヒトは神から自由になった。
そして、ヒトは宇宙の孤児になった。」

と、昔の誰かが、言ったそう。

ニーチェより後の人だって言っていたと思うんだけど。
誰の言葉だろう。次回までの宿題です。


あ、あと、適当に選んだコトバで適当に話をまとめようとすると
ルパンも600年生きてるのタケダさんも「そうじゃないんだよなぁ〜」
と、しっくりくる言葉を選び直してくれました。


ナツをもっとアカルくするエネルギーになります!