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【選定試験】洗浄工程インジケータの特長や選び方、使い方をご紹介します。

ウォッシャーディスインフェクター(WD)を使用した洗浄工程が正しく行われたかをモニタリングする、洗浄工程インジケータ。

今回は、SALWAYの洗浄工程インジケータの特長や選び方、使い方をご紹介します。


1. SALWAYの洗浄工程インジケータの特長

1-1. 5種から最適なインジケータを「選択」する

WDを使用した機械洗浄による洗浄力は、機械作用・温度・化学作用・時間の掛け合わせであるため、WDや使用する洗剤などにより異なります。

機械洗浄では、プロペラの回転不良や洗剤供給チューブの詰まり等の不具合により、洗浄力が低下することが起こり得ます。適切に洗浄できていない可能性のある器材は、次の工程に進めてはいけません。

インジケータの使用する目的は、洗浄工程に何らかの不具合が発生し洗浄力が低下した時に、それを確実に検知することです。そのためには、それぞれが本来持つ洗浄力に最も近いインジケータを選択し、日常のモニタリングを実施する必要があります。

SALWAYの洗浄工程インジケータは、WDやプログラムに合ったインジケータを5種から「選択」することができます。


1-2. 予備洗浄では落ちない

インジケータは、洗剤チューブの詰まりなどの洗剤関連の不具合も検知しなくてはなりません。洗剤が使用されない予備洗浄で落ちてしまうインジケータでは、洗剤関連の不具合を見抜くことはできません。

SALWAYの洗浄工程インジケータは、洗剤が使用されない予備洗浄では色落ちしないため、洗剤関連の不具合もモニタリングすることができます。

プログラム開始
予備洗浄中
予備洗浄後


1-3. 裏面シールで記録紙へ簡単に貼り付け

SALWAYのインジケータは、裏面がシールになっており、簡単に記録紙に貼り付けることができます。洗浄終了後にインジケータを記録する際に、テープや糊を使用する必要がありません。


2. 適切なインジケータの選び方

本章では、どのように5種から最適なインジケータを選択するのかを、実際に行った検証試験の結果をもとに解説していきます。

2-1. Step1:5色の色落ちが外から見えるように設置する

5色のインジケータをインジケータホルダーにセットし、外から色落ちが見えるようにバスケットに設置します。これは、洗浄工程のどの段階でどの色が落ちたかを、洗浄工程中に外から確認するためです。


2-2. Step2:プログラムを開始してインジケータの色落ちを確認する

インジケータを設置後、プログラムを開始します。洗浄工程のどの段階で、何色が落ちたかを記録してください。三脚などを使って、動画で撮影するのが便利です。

ここでは、実際の検証結果の一部をご紹介します。

①プログラム開始
②洗剤投入後、最初に緑色が完全に色落ち
③続いて、青色が完全に色落ち
④その後、黄色と紫色が色落ちし始める
⑤黄色と紫色は落ち切らないままプログラム終了


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