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台湾の超豪華アーティスト10組が上野に集結! 国内最大級の台湾カルチャーフェスティバル『TAIWAN PLUS 2023』で台湾音楽を味わう!

日本最大級の台湾カルチャーフェス『TAIWAN PLUS(以下、『台湾プラス』)』が2023年9月16日(土)・17日(日)、東京・上野恩賜公園にて開催!
 
4回目となる『台湾プラス』は、中華文化総会(会長:蔡英文総統)が2018年に発足した「台日友好プロジェクト」の一環で開催される国内最大規模のリアル台湾文化イベント。
今年は「台日一緒に」をテーマに、10組の豪華アーティストによる音楽ライブ、100以上の文創ブランドの物販マーケットが大集結。同時に「誠品生活日本橋」での日台文化体験マーケットやハンドクラフト体験、台湾グルメが味わえるシェアダイニングなど、遠方からでも足を運ぶ価値のある台湾イベントが目白押し!
 
主演・出店予定の「10組の豪華アーティスト」「台湾各地のお土産セレクト&文創ブランド」を一挙紹介します!

2023年『台湾プラス』(画像提供:TAIWANPLUS)

▌音楽ステージのタイムテーブル

 
9/16(土)
開会式(※メディアとVIPのみ)
AMIS旮亙楽団(アミス カケン楽団)
宇宙人(Cosmos People)

一般公開ステージ
13:00~13:40 旺福(ワンフー)
14:20~15:00 aDAN薛詒丹(シェ・イーダン)
15:40~16:20 拍謝少年(Sorry Youth)
17:00~17:40 許富凱(シュー・フーカイ)
 
9/17(日)
13:00~13:40 海豚刑警(イルカポリス)
14:20~15:00 黃子軒(ZiXUAN HUANG)
15:40~16:20 Kivi+曾妮+真愛(Kivi+Dremedreman+Makav)
17:00~18:00 滅火器(Fire EX.)
 

▌10組の豪華アーティスト紹介

你以為 Official Music Video (日本語字幕付き)

宇宙人 (Cosmos People)

金曲奨(Golden Melody Awards) 最優秀バンド賞受賞!
コロナ前は日本各地でも単独ライブを開催、日本語の曲も複数発表し、YouTubeでは日本語の歌詞付きのMVが見られるなど、台湾好きの間ではバツグンの知名度を誇る3人組バンド。
一度聴いたら思わず一緒に口ずさんで踊り出したくなるキャッチーでポップな曲調、爽やかで耳に心地よい音楽が魅力で多くの人を虜にします。

2019年のツアー「Play with me another ten years」では、台湾のみならず日本をはじめアジア各国で瞬く間にチケットが完売となり、2020年に初の台北アリーナ公演も開催。2022年にはバンドデビュー10年間の集大成となる待望の5thアルバム「理想狀態The Moment」をリリース。コロナ禍で日本を想う歌詞も登場し、台湾ロスの人々の心を揺さぶり癒してくれました。
まさに音楽で日台をつなぐ唯一無二のロックバンド。2019年の『台湾プラス』にも登場し、今回4年ぶりに駆けつけてくれることが急きょ決まったそう。今回は開会式での演奏のため一般公開されないのが残念ではありますが、彼らの歌声で開幕する『台湾プラス』は、かなりアツいイベントになる予感しかありません!

『AMIS亙樂團 (アミス カケン楽団)』(画像提供:TAIWANPLUS)

AMIS亙樂團 (アミス カケン楽団)

1999年に結成され、伝統的な歌謡と打楽器をベースに、独自の歌声と音色で人々を魅了する打楽器バンド。
台湾原住民・阿美族(アミ族)が結婚式で使用する伝統的な楽器「旮亙(Kakeng/竹鐘)」を使い、音楽を通して喜びを表現します。
アミ族の伝統文化を守りつつ、新たな演奏スタイルを創造しながら、若者たちの文化養成にも取り組み、現在では50人以上のメンバーが部落の伝統を受け継いでいます。
開会式では楽団の持つテーマと本イベントのテーマである「台日一緒に」を音楽でどのように表現するのでしょうか。
迫力ある音楽はもちろん、伝統的な楽器とその音色、楽団が身にまとう優美な伝統衣装を生で見れば、台湾原住民の文化をより身近に感じることができるはずです。
こちらも今回は開会式での演奏のため一般公開はされませんが、この機会をキッカケに日本でも彼らの楽曲と台湾原住民文化が広まっていくことを願います。
 

『旺福(ワンフー)』(画像提供:TAIWANPLUS)

旺福(ワンフー)

1998年に結成、日本をはじめアジア各国や北米でもライブを行う、台湾を代表する男女4人組のポップバンド。
アップテンポの曲や思わず揺れてしまうほんわかしたポップな曲が多く、どこかレトロな懐かしさもあり耳に心地よい音楽を奏でます。
2008年には日本盤ベストアルバム「The Wonderful World of Wonfu」を発売。「エブリデイ・ワウ・ワウ(天天天天)」ほか3曲の日本語の曲も収録し、日本でもじわじわとファンが増えています。台湾語で歌った「莎喲娜拉Sayonara」のサビには日本語の「さよなら」が使われていたりと、キャッチーで思わず口ずさんでしまう楽しい曲も多いので、ぜひ一度聞いてみてほしいです!
 

『aDAN薛詒丹(シェ・イーダン)』(画像提供:TAIWANPLUS)

aDAN薛詒丹(シェ・イーダン)

台湾を拠点に活動するシンガーソングライター&ジャズ・ヴォーカリスト。
R&B、ジャズ、流行音楽を融合した都会的でスタイリッシュなサウンドが魅力! 2019年に1st EP「Too Quiet」をリリースし、収録曲「Sugar-coated」は第11回 ゴールデン・インディーズ・ミュージック・アワードの最優秀R&Bソングにノミネート。2022年に初のオリジナル・アルバム「Flashback」をリリースし、多くのファンを魅了しています。

記者会見会で美しい歌声を披露(画像提供:TAIWANPLUS)

『台湾プラス』記者会見会でその美しい歌声を披露し、会場が温かい空気に包まれました。完璧な日本語で挨拶まで披露した、笑顔のチャーミングな彼女の人気は日本でもさらに高まること間違いなし。
彼女の楽曲の創作テーマは、多くが「立派な大人になる」という目標を追い求める中で現実との葛藤や人間関係の苦悩を乗り越えることを表現しています。その歌詞は洗練されつつも大胆で、意味を知るとその率直な言葉から勇気とインスピレーションをもらうはずです。
 

『拍謝少年(Sorry Youth)』(画像提供:TAIWANPLUS)

拍謝少年(Sorry Youth)

台湾語を駆使するオルタナロックバンド。
若者が夢を求めて奮闘する姿や、美しい台湾の海や山の風景を描くことを表現した楽曲の数々。恋と友情、夢と現実が容赦なくぶつかり合いながら、パワフルにつき進む人生そのものを体現した歌は、その力のこもった歌声を聴くだけで胸にグッと刺さるものがあります。彼らの曲は、日本のアニメ「スラムダンク」から“決して諦めない精神”など、多大なるインスピレーションを受けて生まれているそうです。ノイズからサイケデリック、アコースティック、ロックまで、さまざまなスタイルを駆使し、愛情、人生、未来に向けて心の底に蓄積し交錯する感情と思いを、心揺さぶり歌いあげる迫力ある姿に注目!

『許富凱(シュー・フーカイ)』(画像提供:TAIWANPLUS)

許富凱(シュー・フーカイ)

歌唱力抜群! 西城秀樹の「YOUNG MAN」 、山口百恵の「さよならの向う側」の曲もカバーするなど、日本歌謡も完璧に歌い上げるその圧巻の歌唱力が魅力。
台湾のタレント発掘番組「明日之星Super Star」で一躍有名になり、アルバム「拾歌」で2021年第32回金曲奨 (GMA)の最優秀台湾語男性歌手賞を受賞。力強くも柔らかい、しっかりと響く低音と突き抜けるような高音で楽曲を繊細かつ現代風に表現できるまさに唯一無二のアーティスト。 2016年、高雄ドームの単独公演では史上最短・最速デビューの記録を樹立し、2021年には台北ドームで「拾歌」単独公演を開催するなど圧倒的な人気を誇ります!
 

『海豚刑警(イルカポリス)』(画像提供:TAIWANPLUS)

海豚刑警(イルカポリス)

今、台湾のインディーズシーンで最も勢いがあるオルタナポップバンド。
型にはまらない自由な楽曲と破天荒なノリで人気上昇中。
2017年に台北を拠点に結成。バンド名は日本のアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のドルフィン刑事(正義感が強く熱血漢でありながら繊細な心を持ち、弱点をさらけ出している人物)をモチーフとしているのだそう。
ボーカル&ギターの伍悅 (ウー・ユェ)、共同ボーカル&ギターの雙馬 (シュウアン・マー) 、ベースの鐘奕安 (チョン・イーアン)、ドラムの郭逸萱 (グウォ・イーシュエン) 4人の個性あふれるモンスターたちの異彩を放つ音楽に虜になってしまう人が続出することでしょう。

『黃子軒(ZiXUAN HUANG)』(画像提供:TAIWANPLUS)

黃子軒(ZiXUAN HUANG)

「客家音楽界の担い手」とも言われる台湾・新竹出身の新客家音楽を代表するバンド。
2013年から2020年にかけて、客家語×台湾語の作曲をベースに、民謡、ロック、西洋と東洋の楽器をミックスしたアルバム「回家三部曲」や客家語童謡をリリースし、これまでに金曲奨 (GMA) に4度ノミネートされ、ベスト客家語アルバム賞を2度、台湾金音奨 (GIMA)を 受賞。
また、台湾オリジナルポップミュージック大奨やAAA (アジアン・アカデミ ー・クリエイティブ・アワード) アジア映画芸術賞にもノミネートされているという超大物アーティスト。この10年間は、台湾全土の駅で台湾鉄道の山線巡回ライブツアーを慣行。台湾の山線鉄道から日本の関西まで展開し、世界で初めて京都の嵐電で演奏したバンドでもあります。
 

『Kivi+曾妮+真愛』(画像提供:TAIWANPLUS)

Kivi+曾妮+真愛(Kivi+Dremedreman+Makav)

若手原住民アーティストの強力サポーター!
台湾原住民歌手ABAOが創設した音楽カルチャーブランド「Nanguaq那屋瓦」 (パイワン語で「美しい」という意味)より3名が来日。
パイワン族のKiviと曾妮(Dremedreman)、ブヌン族の真愛(Makav)が迫力ある美しい歌声を披露します。
台湾原住民のポップミュージックの普及と、 新しいフォークソングライターの可能性を広げる活動に注目です!

『滅火器(Fire EX.)』(画像提供:TAIWANPLUS)

滅火器(Fire EX.)

大注目アーティスト! 台湾パンクシーンの先駆者。
 昨年に続き、今年も大トリを務めるのはバツグンの知名度を誇るロックバンド「滅火器(Fire EX.)」!!
高雄出身の彼らは、高校時代の同級生グループ。メインボーカルの楊大正(Sam)、ギターの鄭宇辰(ORio)、ベースの陳敬元(JC)の3人にドラムの柯光(KG)が加わって2000年に結成。
 
パンクロックをベースとして、「晚安台灣」「海上的人」「十二月的妳」など、台湾や台湾人のライフスタイルを取り巻く環境を反映した歌詞とメロディーで多くの台湾人の心に響かせてきました。
「台湾人のための、台湾のバンド」とも称され、結成から20年を超え今や台湾を代表するロックバンドとして君臨しています。2023年にリリースされたアルバム「家和萬事典」のほか、多数のアルバムやシングルをリリース。
彼らの声を生で、しかも無料で聴くことができるこんなにもまたとない機会は、他にありません……!!
すでにファンだ! という方はもちろん、まだ聞いたことがないと言う方も、ぜひ彼らの歌を聴き、台湾音楽の虜になってください。
 


どうでしょう。「10組の豪華アーティスト」の紹介だけでもこのボリューム。
2日間、“無料”でここまで豪華な台湾を代表するアーティストの音楽が聴けるのは世界中どこを回っても『台湾プラス』だけです!

出演者発表を受け、「今年はかなりアツい10組が揃った!」「なにがなんでも行きたい!」とSNSでは喜びの声が飛び交っています。
まさに台湾音楽を愛する方にとっては朗報中の朗報、ですが、まだ台湾の音楽をよく知らない方にこそ、ぜひこのチャンスを逃してほしくないと思っています。正直これは、高い飛行機代、新幹線代を払ってでも県外から見に来る価値のあるイベントになりそうです。
 
次回は、「台湾各地のお土産セレクト&文創ブランド」を紹介します。
台湾の最新アイテムや日本初上陸のモノまで、こちらも見逃せません!!

『TAIWANPLUS 台湾プラス』記者会見会の様子(画像提供:TAIWANPLUS)

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記事執筆: 加賀ま波 (Maha)
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