駐妻生活中に出会った困ったさん

マウンティングとかは日本でも遭遇するトラブルだと思いますが、駐妻生活中ならではの人間関係とかトラブルもありました。


困ったさん①こちらの人間関係を広めようとしてくれる人

海外生活では日本人同士という縁でつながることが増えます。
時々その中に良く言うと「リーダーシップがある」「お世話好き」
悪く言うと「おせっかい」な人がいることも。
私が遭遇したのはお茶会やBBQを主催して、知らない人同士を知り合い同士にしてくれようとする人でした。
「何かと心細い海外生活だから、日本人の知り合いはいた方が良いでしょう」
その気持ちはとても嬉しいです。気にかけてくれるところが嬉しい。

ただ、その後招待した人が上手く友達作れなかったときに
「せっかく私が招待したのに!」ってプンプン(オブラート)してなかったら、最高に素敵だったと思います。


人脈作らせようとしてくれるのはありがたいですが
(そもそも頼んでませんけど)
人と人には相性もありますし
(大人ですから本当に友達作りたかったら自分で動きますよ大丈夫です)
そこまでの期待はしないでほしいな~と思います。

そんなユニークな人にも出会っちゃう。
それが帯同生活。

困ったさん②人と会う予定を被らせる人

駐在生活はたいてい1~5年間とスパンが短く、駐在先で出会った人が先に本帰国したり別の都市に引越したりすること(スライド)もしばしばです。
そこそこ仲良くなった人が、帰国後や引越後に旅行として自分が住む街に来てくれることも複数回ありました。

そんな時に出た困ったさん。
旅行の予定を詰めすぎて、全然知らない人同士を一緒に会わせようとする人。

当時、私の住んでた街に困ったさん(Aさんとします)の知り合いBさんも住んでいたそうです。私にとってBさんは全く知らない人です。

ある時Aさんが旅行で街に来ることになりました。
「久しぶりに私にもBさんにも会いたいれど、自由時間が少ない」
         ↓
「一緒に会えばどっちにも会える!」
という考えに至ったようです。

いや、やめてください。

旅行で時間が無いなら会う相手をまとめるんじゃなくて
会うこと自体諦めて頂いて結構ですよ。

っていうか、Aさんと私、AさんとBさんでしか通じない話や思い出話もあるだろうし、Bさんと私同席したら気使って話せないこととか、どちらかが沈黙するしかない場面ありそうで嫌じゃないですか?

困ったさん③送別会に送別される人を全然知らない人を連れてくる人

前述①の変化球です。
住んでいた街から引っ越すことになり、交流があった方々が送別会を開いてくれることになったのですが、当日行ってみてびっくり。
知らない人がいっぱいいる。

これをお読みの方、何がなんだかわからないかもしれませんが
私もこれが何の現象だったのか今でもわかりません(笑)

もしかしたら、私の送別会がついでだったのかもしれません。
主催者さんが連れてきた友達の友達や渡米したばかりの方が多くいて、
お友達作りの交流パーティみたいになっていました。

正直がっくりきましたが
そこで帰るほど当時は肝が据わっていなかったし
「どうせここでこの人たちとは縁が切れるだろうから」と用意されたものを死んだ目で飲み食いした思い出です。

友達作りのためにきた初対面の人と
「はじめまして」「はじめまして」
「こちらに住んでどのくらいですか?」
「〇年です。あと数日で引っ越します」
「あっ…」
という感じで気まずくなるのがつらかったです。

主催の方々とはそのまま引越でご縁が切れたので、本当はどのような意図であんな会になったのかは不明です。


こんな感じで駐在妻生活中に嫌だったことを思い返してみました。

知らない人と知り合い混ぜた会にすると
会話が共通の知り合いを中心にしたハブ空港みたいになりそうで私は嫌なんですけど、そうじゃない人もいるんだなと…。

どちらにメインで会いたいのかわからんけど(多分私じゃ無い方の可能性が高い)どっちにも失礼だとか思わないのかなぁ。
駐妻になるまで、こういう発想の人に現実では出会わなかったから
大人になっても人間関係の勉強させられてる感がありました。

もしかしたら、私の性格が悪くて、純粋に嫌われていただけかもしれません。
私も当時は若かったので周囲の人に不快な思いをさせたり
その結果周りも嫌な人だらけだったということもあったかもしれません。

ただ、これらの経験を通して
自分が本当に大切にしたい人間関係は何か
どうやって大切にするか
時には誘いを断ること
を考えることができたので

やっぱり駐妻生活(辛いこともあったけど)無駄じゃなかったな

というのが終わらせてみての感想でした。

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