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オンラインの「ドラゴンクエスト」がもたらしたもの

バージョン5.2が始まって。2週間が経過しました。皆様のアストルティアでの冒険は如何でしょうか。


さて先日、少し思う所あり以下のようなご提案を提案広場に投稿致しました。(多くのご反響を頂きました事、心より御礼申し上げます)


提案

https://hiroba.dqx.jp/sc/forum/prethread/429529/

こちらのご提案で一番に述べたかったこと。それは

「1人でも遊びやすくなるような環境の選択肢を増やして欲しい」

コレでした。


少しだけ思う所を以下に記してみたいと思います。





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MMORPGだけどドラゴンクエスト

MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)とは、「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」のことである。オンラインゲームの一種でコンピューターRPGをモチーフとしたものを指す。

DQ10はMMORPGです。良い点も悪い点も含めてMMORPGとしてDQ10の世界は作られています。それは8年も経過した今も多くのプレイヤーを魅了し、そして受け入れられています。

ただ最近。特にバージョン4から5に至るまでのストーリーをプレイして感じるのは「やっぱりDQ10はドラゴンクエストのナンバリングタイトルの一つである」という事です。


エテーネ村から始まった私達の旅路は、アストルティア5大陸、レンダーシア、ナドラガンド、過去と未来の世界、そして魔界と舞台を変えていき。ドラゴンクエストの象徴たる「勇者」の「盟友」としての冒険として紡がれてきました。

8年間の歴史の中で張り巡らされた伏線で「あの時見たアレが、今ここで登場するの!?」といった驚きに直面することも少なくはありませんでしたよね。まるで穴に落ちた先がアレフガルドであった時の驚きのように。





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オンラインのドラゴンクエストがもたらしたもの


「ドラゴンクエストは好きだけど、オンラインゲームはちょっと…」

この声は今でも少なくはありません。

例えば #ドラゴンクエストの日 のハッシュタグを眺めてみるだけでも。そんな声を目の当たりにする事があります。

ただ、これはもう今論じても仕方ない事です。

ただそれによって遊ばれること無く、この8年間積み上げられ続けてきたバージョン1~5までの秀逸なシナリオがナンバリングの谷間に埋もれてしまうのも凄く勿体ないとも思うところです。



DQ10はMMOであるが故に、長いスパンの開発となっています。


「終わらないドラゴンクエスト」


「少なくとも10年はサービスを続けたい」


開発の皆様がそう言われてはや8年が過ぎ。月日が積み上げられ、今振り返ってみると。その時間がもたらしたもの。それは


膨大な量の伏線の張り巡らされた、最高品質の「ドラゴンクエスト」の物語



これだったと思うのです。




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1人でも遊べるドラゴンクエストX

DQ10は数年かけてバランスを整えて、ゲームバランス的には一人でも物語を進められる土壌が出来上がってきています。

だからこそ、より一層「ひとりであそべる」とっつきやすさがユーザーに提供出来ても良いのでは?と思ったのが冒頭のご提案でした。

(※あくまで落とし所としてのご提案です。ベストはオフラインのスピンアウト作品でしょうけど、それにはとても多大な負担とリスクも伴いますよね)


ドラゴンクエストXは立派なナンバリングタイトル。過去作に負けず劣らずの品質を提供している「ドラゴンクエスト」。

より多くの人に、このドラゴンクエストXを遊んで頂けるようになれば。同じドラクエファンとしてそれはとても嬉しいことですよね。




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「ドラゴンクエストにはオンラインは似合わない」と言われた2012年。あれから月日を重ねて。そしてオンラインのドラゴンクエストがもたらしたものは。「ドラクエらしさ」が溢れるストーリーでした


オンラインのドラゴンクエストは、間違いなくドラゴンクエストのナンバリングの一つであると、私は思います。



「ドラゴンクエストはⅢが一番おもしろかった!」

「いやⅣでしょう!」

「Ⅴの結婚は最高だった!」



今でもこう語り継がれるドラゴンクエスト。



願わくば数年後、数十年後。同じように。



「ドラゴンクエストXも凄く楽しかった!」



より多くの人がそう語らってくれて。

そしてそんな日をフレンドと一緒に楽しく笑い合いながら語り合える日が来ると。それはもうとても嬉しいものですね。

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