見出し画像

アロマテラピーと動物

私が資格を取得した協会では「アロマテラピー」の定義を”植物精油を用いた健康管理法および療法”としています。

人間に有効だからといって、動物にも使えるというわけではありません。
特に猫は、体内に取り込まれた精油成分を肝臓で分解することができず、最悪の場合死に至るケースもあり非常に注意しなければなりません。

うちには犬2匹と猫10匹がいますから、ディフューザーでアロマを使用することはしません。もし、お家でディフューザーを使ってアロマを拡散している人は今すぐやめましょう。

猫にくらべ犬は体内で精油を分解する酵素をもっていますが、あまり精油を好みません。体調によっても好みが変わるようです。

以前、犬が体をやたら掻いて、ワンワン騒ぐのでお風呂に入れたのですが、そのあとも鳴いて何かを訴えてきたことがありました。
「まだ痒い!」と訴えているようでした。

深夜でしたし、これは何とかしなければと思い、ラベンダーアングスティフォリアの精油をティッシュに落とし、犬の鼻の近くで振ってみますと、クンクン嗅いでティッシュを舐めようとします。

「ああ、これは今必要な精油なんだな」と思い、自分の手に数的落として掌になじませ、犬の体全体を撫でてみました。
するとついてた虫が落ちたのか?香りに癒されたのか?は不明ですが、大人しく寝てくれたことがありました。

かと思うと、別の日に同じようにラベンダーを嗅がせると、鼻にしわを寄せて歯を見せて逃げることもあります。不思議です。

猫の体調不良に精油は使えませんので、バッチフラワーレメディやハーブチンキで対応しています。

精油だけでなく、香水など匂いの強いもの、空気や家具を除菌するアイテムなど、動物にとっては有害なものも多いです。

大切なペットのためにも普段使用しているアイテムが有害なものでないか、一度確認してみましょう。

あ、匂いがきつくても、あなたの靴下なら無害ですよ(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?