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僕の私のコミックマーケット96一般参加日記(前編)

始めましての方は始めまして。道楽です。

普段はtwitterで同人イラストや脊髄反射なツイートをちまちま投下しているのだけど、後日改めて自身のツイートを見直したい際に非常に不便だなと思うことが最近増えてきた。

そこで、思いついたことや日常で起こったことをアウトプットし、後に見返す場所が欲しいと思い、今回noteのアカウントを作成することにした。

…僕という人間を昔から知ってる人なら、もしかしたら「あれ?君数年前にも同じような目的でブログ作ってなかった?」と思う人がいるかもしれない。正解である。​

告知用ブログとかいっておきながら、二年近く更新していない。

思いつきで始めたはいいのだが、僕が飽きっぽいこともあって、一度ネタが尽きてしまうと以降更新が止まってしまった。次の僕は上手くやる、と思う。

まあ幸いネタはあるので、それが尽きるまでは続けていくつもりだ。お付き合いいただければ幸いである。


さてそんな前置きから始まったこの記事だが、まだまだ前置きは続く。

まず、コミックマーケット96に参加した皆様。本当にお疲れさまでした。

今回は2020年に開催されるオリンピックとの兼ね合いで普段利用している東館が利用できず、西館と新規で建造された南館、青海展示棟で8月9日~12日の計四日間での開催となった。

参加者全員にとって全く予想が出来ない中開催された夏コミだったが、3日目の混乱以外は概ね問題なく終わったようで、コミックマーケット運営の方々は本当にお疲れさまでした。

僕のサークルこと「Do-LUCK」は3日目にジャンル:アイドルマスターで参加した。

出す予定の新刊を落とした結果、前から出してみたかったアイドルの絵柄のトークンカードを頒布した。これに関しては近日中にboothなりなんなりで頒布開始しようと思うので、少々お待ちいただきたい。

また、新刊については落としてしまい、本当に申し訳ございませんでした。この本自体は僕のデジモンアドベンチャーtriに対する歪んだ感情への禊でもあるので、いつか必ず出します。


さて、そんなこんなで3日目自分のサークル参加が無事終了、厳しい日差しや熱による消耗、「50冊くらい余裕っしょ」と調子扱いて既刊をリュックに詰めた結果、肩が爆発しそうになるなどして限界寸前となった身体を引き摺り家に帰った僕は、とあることで迷っていた。

それは「コミケ4日目に一般参加するかどうか」である。

今までのコミケでは、アイドルマスターというジャンルは最終3日目に配置されていた。そしてこの3日目には「男性向け」のジャンルも一緒に配置されていた。

だが、前述した4日間開催に変更された際、男性向けジャンルがアイドルマスタージャンルとは別の、4日目に配置されることになり、サークル参加のついでに男性向けジャンルの島を見て回ることが出来なくなった。これは僕にとって由々しき事態であった。

コミケに詳しくない方には、こう言われても何が由々しき事態なのかイマイチわからないと思うので簡単に説明するが、男性向けとは「様々なジャンルのエロやら面白い本やら色々なものがごった煮となっているジャンル」である。

ただその島をぶらつくだけでも、思いもよらなかったジャンルの同人誌に巡りあえることもある為、個人的にはこのジャンルこそがコミケの醍醐味だと思っている。

年に2回しかないコミケ、この男性向けジャンルをぶらり回らずに終わるのはとても勿体ない。勿体無いのだが、体力的に厳しいであろう状態で、サークル参加よりも体力を消耗する一般参加。しかも今回は夏コミである。下手をすれば熱中症で倒れてもおかしくはない。

ああどうするべきだろうか。

結局、体力はいつでも回復するけど、今回逃したら二度とC96四日目はないんだよ!!ということで4日目に一般参加することにした。欲しい本もあったしね。

また今回のコミケでは個人的な目標があったから、というのもある。

それは、「コスプレイヤーさんに写真を撮らせてもらう」ことである。

なんじゃそりゃと思う人もいるかもしれないので順を追って説明するが、僕はコミケ含めた同人イベントに参加して6年ほど経つ。経つのだが実は一回もコスプレイヤーさんに写真をお願いしたことがない。

コスプレに興味がないわけではない。むしろ会場内を歩くコスプレイヤーさんを見かけると、テンションが上がるくらいには興味がある。それこそ何度か写真撮ってみたいなー、撮らせてもらえんかなーと思うほどにはだ。

それでも撮らなかったのは、コスプレイヤーさんに写真を撮らせていただくということが、とても敷居が高いものという意識が僕の中にあったからだ。

声をかけるのすらおこがましいとか、なんか完成された輪に入りづらいとか、回りが持っているのは本格的な一眼なのに、自分が持っているのはIPhoneしかないとか、そんなもので撮影したらコスプレイヤーさんは不満だったりしないかとか。

それとサークル参加していると、会場をうろつく時間はせいぜい1,2時間ほどだ。その間にあの広い展示場内をブラついて、好みの頒布物を見つけて購入してとなると、それだけであっという間に時間はなくなってしまう。そんな中、コスプレイヤーさんを探して声をかけて写真を撮るなど果たして出来るのだろうかという諦めに似た気持ちがあった。

とまあこんな感じで、自分がコスプレイヤーさんを撮影するなんて到底出来ないのでは、と思って避けていたところがあった。

ただ、コミケに何年も参加しているとわかってくるものもある。前述の撮影に感じている敷居の高さは完全に自分の偏見だったし、時間の問題についてもコスプレ撮影するぞと事前に意識しておけば、その時間は全然捻出出来たりもするのだ。一般参加なら尚のことだろう。

つまり今回のコミケ四日目、一般参加することでコスプレイヤーさんを撮影するという目標を達成するには絶好の機会ではないかと考えていた僕は、意気揚々と朝日輝く東京ビッグサイトへと足を踏み入れたのである。

というわけで非常に長い前置きであったが、ここからこの記事のタイトルでもある「僕の私のコミックマーケット96一般参加日記」の始まりである。

(後編に続く)

(後編の予定が中編になりました)

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