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【デジカ】エテスカ猿回し【デッキ紹介】

お久しぶりです。道楽です。

8月25日にEXブースター第5弾、アニマルコロシアムが発売しました。
デジモンカードのEXブースターといえば、マイナーなデジモンを多く収録、且つ販売直後の性能は控えめ…クラスに一人はいる「あの子地味だけど俺は好きだよ」と捻くれた男子に勝手に評価されるタイプの女子、みたいなカード収録が正直多かった印象ですが、3年目になると話は違います。
今までにない性能かつ面白いカードが多く、プレビュー期間中はワクワクしたユーザーも多いのではないでしょうか。

そんな中、今回僕が注目したのはこの「メタルエテモン」を有するエテモンデッキです。

突然降ってきた化け物

エテモンデッキは2月発売のBT13弾から半年以上、なぜかずっと追加収録が行われており、後続の弾になるほど強力なカードを貰ってきたデッキです。

元々はチューモンの進化元効果によって粘り強く場に残り、BT13キングエテモンでそれらを全て除去が困難なブロッカーにすることで強さを発揮するデッキだったのですが、横に展開するための手段に乏しく、レベル4以下のステータスが貧弱なこともあって、盤面を作る前に轢き殺される事が多いデッキでした。

そういった弱点を克服するカードがEX5で一気に追加されたのです。
そりゃ組むしかないよね。

進化時も進化元もかなり強力な一枚。コスト3以下のデジモンカードってなんやねん

デジモンとウンチは切って離せぬ関係でもありますしね。
ちなみに僕は体調が悪いとケツが切れます。

以下がデッキレシピになります。

デッキレシピ

ギチギチカップでチームメイトにお任せして2位をとった山

デッキの簡単な紹介

非常に強力なコントロール能力を持つEX5メタルエテモンを軸に戦う構築です。
攻撃誘導、セキュリティ回復、スカモンに変える、横展開にDPマイナスなど相手ターンに発揮する効果を使うことができるため、デジモンカードらしからぬ動きで盤面を掻き回せるのが特徴のデッキです。
相手の動きにあわせて、動くデッキのため、メモリーブーストやチューモンなど前に投げられるカードは多めに採用しています。

進化元効果で消滅耐性をもっているため、シンプルに殴ってくる赤ハイといったデッキに対しては有利が取れます。

なんと進化元効果にターン1の記述がない

またBT13キングエテモンが全体にバウンス態勢を付与するため、青に対しても強く出られます。ジェリーモンデッキで何戦か練習したんですが、キングエテモンを置かれるとどうやっても勝てませんでした。

青だけじゃなく緑に対しても有効

そうして盤面が膠着したところにヘブンズジャッジメントをぶち込んで盤面のマウントをとってやれば多分大体勝てます。

逆にメタルエテモンが軸ということはそこを止められた際にはデッキパワーが大きく下がるため、退化には弱いです。
また下のデジモンのDPも低いため、マイナス除去も苦手です。
退化もDPマイナスも自分の色の特徴なんですが、そこに弱いというのは面白いですね。

カードの採用理由

ここからは説明した方が良いであろうカードの採用理由について書いていきます。

レベル3の枚数について

採用基準は登場時効果>進化元効果で決めています。新チューモンは墓地肥やしと横展開を同時に行う非常に強力なカード且つ進化元も強力のため最優先で4枚です。

スカモン大王がHITすると出ます

次に強力な登場時効果持ちは、盾にスカモンを含むカードを埋められるBT14チューモンですが、こいつは黄色単色であることが無視できないデメリットのため2枚に抑えています。

BT13チューモンは登場時効果を使うことはそれほどないとは思いますが、進化元が強力且つ貴重な黒の0コスト進化なので3枚に。

メモリメタのチューモンはなんだかんだで出せば止まるデッキも多いので2枚採用しています。

ターゲットモンの評価

レベル4に関しては話せることといえば、新カードのターゲットモンについて。

エテモンでもスカモンでもあるカード

他デッキの基準で考えると微妙なカードですが、エテスカデッキでは非常に小回りの効く重要なカードです。
まず、レベル4でDP3000あること。
スカモン族のDPは最大でもプラチナスカモンのDP2000しかなく、レベル3と相打ち、あるいは負けてしまうことが多い貧弱さでした。
それなのにターゲットモンはなんとDP3000。
これで大概のレベル3を上から取る事ができるようになりました。

そしてブロッカーであること。
今までのエテスカデッキは盤面を準備するのに時間がかかる割に、ブロッカーの枚数が少ないという歪なデッキだったわけですが、足りなかったパーツをターゲットモンが埋めてくれました。
また、新チューモンから進化することで相手ターンに消滅→新チューモン登場から横展開へ繋ぐ動きができるようになりました。
自身の消滅時効果で手札に戻ってくるため、ブロッカーを再展開して時間を稼ぐことも可能です。

エテスカデッキが器用に立ち回る繋ぎの役割を果たすのが、このターゲットモンの仕事となります。

BT14エテモンの評価

次は完全体ですが、多分BT14エテモンの枚数が2枚なのは少なくない?と思っている方も多いのではないでしょうか。

強いことを書いてはいるけど…

確かにメタルエテモンで埋めて一番強いカードなんですが、実際に使ってみると、
トラッシュにスカモンが3枚必要。
手札にレベル6エテモンが必要。
進化してもそれほど強くない。

と序盤に多く引いてもイマイチな性能のカードでした。
それなら新チューモンで出せて、アタッカー兼除去札でもあるスカモン大王に枚数を寄せた方が強いと思い、今回の枚数比となっています。

デッキを回す際に気を付けること

さてここからはデッキを回す際のプレイングの話です。

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