見出し画像

RCカー 1/12レーシングについて

RCカー、おそらく現在一番人口が多いのは、タミヤの製品でレースをする方々だと思うが、自分が好むのは以前からnoteで書いている、電動RCカーで一番歴史が旧い、1/12レーシングカーである。
1982年から世界選手権も行われており、現在も続いている。
全日本選手権も日本の団体(JMRCA)で行われており、電動カテゴリーで最も歴史が旧い。

自分はこのクラスが一番好きだ。
理由をあげるとすれば、
・一番旧くから行われており、なじみがあること
・車体のサイズが小さくもなく・大きくもなく丁度いいこと。
・部品点数が他のカテゴリより少なく組み立て・メンテナンスが楽なこと
・なんと言っても意のままにスパッと動く、シャープなコーナリング特性が癖になること

小学校高学年からやっているので、実に40年以上になるのだが、途中他の趣味に傾倒したり、結婚などのイベントで休止したりしているので、ずっと続けているわけではない。

現在このカテゴリがユーザー減少の危機に立たされている。
まず、このクラスのクルマを一番最初に作った、アメリカのメーカーである「ASSOCIATED」社が1/12カテゴリから撤退をしてしまったこと。
そして、走行速度が速すぎて、初心者がとっつきにくいこと。そして、通常実車のレースが行われているいわゆる「箱車」ではない、LMP("Le Mans" Prototype)と呼ばれるサーキット走行に特化した、非常に低いボディシェルを使用しており、これに好き嫌いが分かれる等が挙げられる。

ASSOCIATED は撤退してしまったが、それに比べてヨーロッパのメーカーは逆に頑張って、新製品を毎年のように出している。
先日紹介した英国の「Schumacher」、スロバキアの「XRAY」、リトアニアの「AWESOMATIX」。アジアのメーカーも頑張っている。香港の「ROCHE」。そして日本のメーカー、自分も所有している「MOROTECH」、中京の「Team Bomber」、「川田模型」。現在は復刻版を主に出している「京商」。

このカテゴリ、昔は屋外アスファルトのコースでレースが行われていたが、外国に習って室内で路面はカーペット、そして日本では、1984年の新宿NSビルで全日本選手権が行われ、それ以降その風潮が続き、主に室内カーペットでコース経営・レースが行われることが殆どとなった。
屋外ならまだしも、カーペット敷き、しかも屋根付きの屋内となるとコースの経営コストも上がる一方、しかもユーザーが離れていってしまう状況では、コースも減少の傾向にある。
自分が9年ほど前から再開した、埼玉のチャンスサーキット、続いて群馬のクレスト・スピードウェイが無くなってしまった。

悲しい、とても悲しい。

しかしながら関東近郊では(自宅からは若干遠いが)埼玉県川越市にスピードウェイ・パルという室内サーキットがあることが唯一の救い。

昔は1/12レーシングといえば、1カテゴリしかなかったが、現在はJMRCAでも「スポーツクラス」が新設され、自分が参加しているショップレースでは、更にスピードを抑えた2クラスが加えてレースとして行われている。
これを多くの方々に知ってもらい、1/12RCのユーザー数の増加が見込めたらいいなと考えている。
#rccar #ラジコン #ラジコンカー #rcracingcar#12thrccar#rcpractice#morotech #schumacherrc#趣味のラジコン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?