【ポケモン剣盾】ビート君の優秀さを語る

+++++この記事は、ポケモン剣盾のネタバレが前提です+++++

*未プレイの方は、ぜひ先にポケモン剣/盾本編をお楽しみください

みなさんこんばんは。
今日はポケモン剣盾の“ライバル“の1人、ビートについて、個人的に思うことを語りたいと思います。

彼の第一印象としては、「生意気でイヤミな、気取ったやつ」でした。(それはそれで嫌いではない)
しかし、彼のリーグカードや言動、姿勢を観察してみると、非常に魅力的で優秀な人物であると感じます。

彼の優秀さを示す根拠は、以下3つです
①「辛い立場から這い上がる」という強い意思
②言動に反さない実力(と、その裏にある努力)
③経験から学び、自分を変えられる成長能力

ひとつずつ語っていっちゃいます!

①チャンスに食らいつき、這い上がる強い意思

ビートのリーグカードには、孤児院で暮らす中でローズ(偉い人)に拾われ、ジムチャレンジに参加したことが書いてあります。
*リーグカード:ポケモントレーナーの、写真付き名刺のようなカード。ビートのリーグカードは、ドヤ顔写真にサインまで入っていて、気合いがすごい

しかし、ローズのビートに対する態度は冷淡で、顔すらはっきり覚えていません。問題が起こると、ローズはビートを、あっさり切り捨ててしまいます。
これは、相当ショッキングな出来事のはずです。孤児院で暮らす自分を見つけ、手を差し伸べてくれた人物に、簡単に捨てられるのです。

さらに、「ローズの支援を受けチャンピオンになる」ことは、ビートにとっての「やっと掴んだ生きる道」だったと、私は思います。不幸と寂しさから逃れ、幸福になる道を、一瞬で取り上げられる衝撃と悲しみなど…想像するだけでも胸が痛いです。
*主人公とのバトル中に、「僕の生きる道を潰させるか!」というようなセリフがある

しかし、ビートは負けない、諦めないのです。
ローズに捨てられ、ジムへの挑戦権を失っても、「どうにかしてもう一度ジムチャレンジを受ける(ジム挑戦権をもう一度手に入れる)」と宣言します。
絶望に身を任せる事もできたはずです。それ相応の体験をしたはずです。
それでも、「自分は辛い立場から抜け出し、這い上がる」という意志を、ビートは捨てませんでした。
なんと強靭な精神力でしょう…。彼は、本当に強い男の子です。

②言動に反さない実力(と、その裏にある努力)

ビートは、自身のことを「エリート」と呼びます。かなりのビックマウスですが、その言動に違わぬ実力を持っていると、私は思います。
ビートとホップが戦い、ホップが敗れるというイベントがあるからです。
*ホップは、最終的にジムリーダーをすべて倒し、決勝に進んだ人物。いわば、プロの舞台に立つほどの実力者

そして、実力の裏には努力があります。
「天才」という言葉もありますが、それは、あくまで素質の域を出ません。努力によって才能を磨きあげなければ、実際の力(実力)まで育つことは無いと、私は考えます。

ビートが泥臭い努力をアピールすることはありません。(ポプラの奇行を愚痴ることはある)
しかし陰では、胸を張って「自分は強者である」と言えるだけの、相応の努力を積んでいると思われます。

他人にひけらかすことなく陰で努力し、実力を自負し、本番で発揮出来る。これは、間違いなく強い人間のやることだと、私は思います。素敵だ…

③経験から学び、自分を変えられる成長能力

ローズに捨てられたビートですが、フェアリータイプのジムリーダー、ポプラさんに拾われます

*捨てる神あれば拾う神あり

その後彼は、ポプラの教育を受け「フェアリータイプのジムリーダー」の道を歩む(歩まさせられる)ことになります。

ローズのもとにいた頃、彼のポケモン達は、エスパータイプが中心でした。目指していたものも、ジムリーダーではありません。また、ローズとポプラは、明らかに違う思想を持っています。
*詳細はポケモン剣盾本編を参照

ポプラの跡を継いでジムリーダーになるなら、自分の気持ちや考えを、変えていかねばなりません。
これは容易ではないと、私は思います。成長すべきことから目を逸らし、変化せずにいる方が、ずっと楽が出来るでしょう。

それでも、主人公とのバトルを経て、ビートはジムリーダーを継ぎます。衣装と目の輝きを明るいピンクに変えて、相棒のブリムオンと共に、新たな道に歩み出すのです。

*目に光が宿っている

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以上、【ポケモン剣盾】ビート君の優秀さを語る でした。

強い心と伸び代を持った彼が、どんなジムリーダーになっていくのでしょう…。私も、負けてられないなあと思います。

言いたいことを言っただけの記事ですが、誰か一人にでも、彼のいいところがアピール出来ていたら、とても嬉しいです( ⸝⸝ • ̫ • ⸝⸝ )