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うたとことば3

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うたや物語はできごとのアングルを変えることができる。

うたや物語はできごとのアングルを変えることができる。

‪ロルカといううたをつくった。祖母の最期、手が冷たくてマッサージしたりして、亡くなったときは手が冷え過ぎていたので、指先が冷えたけどもう大丈夫、と歌詞にした。祖母は雨の音が好きだったから、物語めくるよな甘い雨の音、と歌詞にした。うたや物語はできごとのアングルを変えることができる。‬

写真展、はじまりました。

写真展、はじまりました。



‪〝ねぇ、死ぬまでにどんな風景が見たい?〟‬

‪はじまりました。写真展「魔女の帰郷」。薫り「魔女の記憶」、2冊目の本の試作品、と共にお楽しみください。詳しくはこちらをご覧ください。→ https://melancoliastorytelling.amebaownd.com/pages/1414737/page_201711101759

‪#魔女の帰郷‬

言葉で終わらせようとしても終わらないすべて。

言葉で終わらせようとしても終わらないすべて。

子ぐまが聞いた。うたも写真もなにを表現してるの?クマが答えた。胸の奥で抑えられない焦燥。悲しいとき笑ってしまう哀しさ。あきらめるときの無力感。法律の外の守る気持ち。衝動的で永遠の好きの気持ち。美しいもの見てただおちる涙。言葉をあてはめて終わらせようとした終わらないすべて。

わからなくて美しいものをつくりたい。

わからなくて美しいものをつくりたい。

写真もうたも、わからなくて美しいものをつくりたい。わかってしまったらつまらない。そんな淡い闇の中で偶然か必然か舟に乗り合わせるひとがいる。一緒につくるひと。共感してくださるひと。刹那のシンクロかもしれない。だから今を大事にではなく、そういうシンクロは過去も未来も塗り替える。

誰でも。


#魔女の帰郷 「私の森と私のことで、写真展とライブをやりたい?いいわよ。でも、めずらしいことなのかしら。誰でも自分の森と魔力くらいもっているでしょ。」

youtu.be/1aOM-tMvZ-s

魔女の帰郷 pv 公開

‪魔女の帰郷 pv 公開。‬

‪大丈夫。‬
‪森と呪文に守られているから。‬

芸術が言ってくれたこと。

芸術が言ってくれたこと。

自分がバルテュスやゲンズブールや大森靖子から言われたことはひとつ。「こんなのもありやで。」だから、ライブに来てもらったひとに、こんなのもありか、私も好きにしよ。と思ってもらえたらいい。そしていろいろな好きにした表現に触れられたら面白い。人ごみが苦手でも大丈夫です。私も苦手なので。

終わってる、恥ずかしいという方へ。

終わってる、恥ずかしいという方へ。

あの、こんな歳とってなにかはじめるなんてとか、こんな私が何かやるなんて恥ずかしいとか、人生終わったとか、そういう方、17日のライブに来てみてくださいな。終わっててなんの取り柄もない恥ずかしい男が慣れない写真とギターとふるえる声で全力で幻想をつくります。たぶんなんか笑えて元気でますよ。

2冊目の本の試作品を展示します。



‪月曜日からの写真展。2冊目の本「魔女の帰郷」の超試作品も展示いたします。‬

写真展に「魔女の記憶」という薫りもご用意いたします。



来週月曜日からの写真展。薫りもご用意します。アロマサロン @aroma_kyozon のなほさんに「魔女の記憶」という名前の薫りをつくっていただきます。ぜひ、記憶の奥とその先へ。お出かけくださいませ。

https://melancoliastorytelling.amebaownd.com/pages/1414737/page_201711101759

まだ開けてない森と海。

まだ開けてない森と海。



‪ライブでやる48曲、タブ譜にできた。楽しくてつい一気に弾いてしまい疲れ果てる。ギターは森とか海を抱えているみたい。押さえる指の位置ひとつでまったく別の風景や物語になる。はじめて使うコードやコード進行で新しいうたを弾く。まだまだ開けてない森と海があることだけははっきり感じる。‬

すうっとそれはあらわれる。



なので、こんどのライブでは、すうっと歌い出して、すうっと魔女の森があらわれるライブにしたい。ろうそくの芯に、ジリジリっと火がついて、見渡すとあたりは、もうその森、というような。湖をすべり、月を旋回し、暖炉に照らされ、冬の神話に包まれるような。 #魔女の帰郷

ひとつだけ自信があること。



‪ひとつだけ自信を持って信じてることがあって。うたをすうっとうたい出す時、すうっと世界があらわれる。大森さんの、とーきどき歌舞伎町に行かないと、の時、直枝さんの、たいてえのことはあ、の時、エデットピアフの、ビングクロスビーの、ディランの、ディズニー音楽の、あのすうっとを信じてる。‬

私のこと。



私は49歳の男性で48歳の時、歌い始め、本をつくり、私の写真と詩、見ていただけますか、と各地の書店様を訪ねました。今回人物撮影ははじめて。撮影期間は一日。カメラはiPhoneです。うたも写真も勉強はしていません。情念と冷たい美しさを湛えた最高の世界ができました。ぜひいらしてください。